Windows10、mbr2gptディスク変換。おもなエラー3+1対策法まとめ。
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jp.minitool.com 公式情報のページMBR2GPT.EXE を使用して、ディスク上のデータを変更または削除せずに、ディスクをマスター ブート レコード (MBR) から GUID パーティション テーブル (GPT) パーティション スタイルに変換します。
learn.microsoft.com この記事で解説しているエラー4つ- Disk layout validation failed for disk 0
- Cannot create EFI system partition. Error 0x000036B7
- mbr2gpt Cannot find room for the EFI system partition.
- Failed to update ReAgent.xml. please try to manually disable and enable WinRE.
MBR から UEFI にディスク変換する前に、やっておきたいこと。
- PCがUEFI対応かどうかを確認すること。
- パーティション操作ソフトやクローン作成ソフトの導入。
- コマンドプロンプトを [管理者として実行] で起動し、sfc /scannow を実行しておく。(システムファイルのチェックと修復をおこないます。)
- システムのクローンディスクを作って(換装して)おく(作業速度の向上とリスク対策)。旧ディスクは切り替え作業が終わるまで、そのまま保存。作業終了後はバックアップとしての使用がおススメ。
- 対象ドライブのパーティション構成をチェックしておく。※特に、Windows7/8/8.1 からのアップグレードを行った場合、複数の [回復パーティション] が存在する可能性が高い。事前の対処がエラー回避につながるので、削除対応がおススメ。
- Windows10インストールUSBメディアがあれば準備しておく。
ちょっと めんどうですけど、やっておくと あとがラクですよ。
知っておきたい基礎知識
UEFI用のパーティションを前もって作る必要はない・mbr2gptコマンドを実行した場合、UEFI 用のパーティション [ 正常( EFIシステム)] は、(一般的には) Cドライブパーティションの後ろの位置に 、(Cドライブの分から勝手にぶんどって)自動的に作成される。
既存のパーティションがUEFI 用 のパーティションとして再利用されるための条件(抜粋)
- mbr2gptコマンドが Windows PE 環境下で実行されていること。
- 当該パーティションのサイズが100 MB 以上 1 GB 以下であること。
- OS パーティションまたは 回復パーティションでないこと。
- ディスクの先頭と最後に、それぞれ [16 KB + 1セクター] の パーティション外領域があること。
・Windows7などからのアップグレードの際に、[回復パーティション]が複数個になってしまうことがある。 MBRスロットが消費され、新たな(UEFI 用の)パーティションが作成できなくなるため、これが原因となってmbr2gptコマンド実行時に、エラーとなる例が多くみられる。
不要な回復パーティションはこれ
a. 古い [回復パーティション] :(通常は)パーティション配置的に右側の容量の小さいほう
b. (主にメーカー製のPCの場合)20GBとかの巨大な [回復パーティション]
※ a の回復パーティションについては念のためバックアップの作成をおすすめします。b の回復パーティションについてはPC購入時の状態に戻すためのもので、既に使用不能になっているはずですから、バックアップ不要かと思います。(バックアップといっても復元作業が大変なので、 結局はクローン・ディスク作成がおススメ。)
ムダな 回復パーティション の処理です。
mbr2gptコマンド操作の流れ
ここで mbr2gptコマンド 操作手順を、簡単にまとめておきます。ご存知の方はとばしてください。
コマンド操作環境の立ち上げ- Windows10上でコマンドプロンプトまたはPowerShellを管理者権限で開く。
- Windows10 インストールUSBを使って起動し、修復メニューを開き、コマンドプロンプトを実行。
- WindowsPEブータブルメディアで起動しコマンドプロンプトを実行。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowfullosmbr2gpt /validate /allowfullos
※ディスク番号を指定しないと、自動的にシステムドライブを選択する仕様。各パラメータうしろの、半角スペースを漏らさないこと。
変換コマンド [convert] を実行 convertコマンドmbr2gpt /convert /disk:0 /allowfullosmbr2gpt /convert /allowfullos
※ディスク番号を指定しないと、自動的にシステムドライブを選択する仕様。各パラメータうしろの、半角スペースを漏らさないこと。
実際に起きたエラーとその対策法
検証段階で起きたエラー Disk layout validation failed for disk 0対策a:ダブった [回復パーティション] などを削除して、MBRスロットの空きを1個作る。
解 説:パーティションが多すぎて、新たな(EFI 用)パーティション作成ができないときの対処法。MBRドライブに作成できるプライマリー・パーティションは4つだけなので、 [回復パーティション] のダブりなどを解消して(全部で3個にして)、EFI システムパーティションを作成できるようにする。
注意点:パーティションの削除は、バックアップを取るなどして、慎重に実行する。
対策b:拡張パーティション(及び論理ドライブ)を削除する。
解 説:拡張パーティション(及び論理ドライブ)はmbr2gptコマンドの対応対象外。
変換時に起きたエラー Cannot create EFI system partition. Error 0x000036B7対策a:Windows10のインストールメディアなどからWindowsPE環境を立ち上げ、mbr2gptコマンドを実行する。
解 説:アプリケーション間の競合などにより、EFI システムパーティションの作成が妨げられているので、Cドライブのシステムをオフにして、作業を実行する。
対策b:コマンドプロンプトを [管理者として実行] で起動し、コマンド sfc /scannow を実行。
解 説:システムファイル・エラーの可能性があるので修復を試みる。
scannowコマンド mbr2gpt Cannot find room for the EFI system partition.対策a:[未割当て] の併合などにより、Cドライブ(システムドライブ)の容量を増やす。
解 説:MBRスロットの空きはあるが容量不足で、Cドライブから、EFI用パーティションを作るスペースを確保できていない場合の対処法。(※EFI用パーティションとして100MB~200MB使用。) 注意点:パーティション操作は慎重に実行する。
対策b:ダブった [回復パーティション] などを削除して、MBRスロットの空きを1個作る。
解 説:パーティションが多すぎる場合の対処法。変換するMBRドライブ上のプライマリー・パーティションを、全部で3個にして、EFI システムパーティション用スロットを確保する。
注意点:パーティションの削除は、バックアップを取るなどして、慎重に実行する。
変換終了後に起きたエラー Failed to update ReAgent.xml. please try to manually disable and enable WinRE.対 策:コマンドプロンプトを管理者権限で開き、次のコマンド2つを実行する。
reagentc /disablereagentc /enable
reagentcコマンド(対策続き):最後に次のコマンドを実行。(状況確認)
reagentcコマンド2 reagentcコマンド適用時の流れ「Windows RE の状態: Enabled」で無事作業完了です。おつかれさまでした。
【参考】 変換OKなドライブのパーティション構成
模範的パーティション構成- [システムで予約済み] ←基本、トップ位置(一番左)。(あるいは先頭に [未割当て] スペース。)
- [正常(ブート、ページファイル・・・・)]
- [正常(回復パーティション)]
※[未割当て] は あっても大丈夫。[空き領域] は 拡張パーティションなので不可。
最後に
蛇足:実はもうひとつエラーが ^^;)
[システムで予約済み] パーティションに勝手にドライブレター(E:)がついて、エクスプローラーで表示されるようになってしまいました。ここまでまとめて力尽きてしまった(ほんとはメンドくさいだけ)ので、余裕が出来たら、修正法を追記したいと思います。すみません。