. 2021年) ~ハンドル形状や変速仕様の選び方~ | すくみずログ
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ブロンプトンのラインナップ(2021年) ~ハンドル形状や変速仕様の選び方~

2019年 ブロンプトン世界選手権(BWC LONDON FINAL)参戦記 その1 2020年大会はコロナ禍で中止になってしまったが、2018,2019年と2年連続で、ロンドンで開催されているブロンプトンの世界選手権、BROMPTON WORLD CHAMPIONSHIP LONDON FI.

80年前の変速機

80年の伝統と歴史を持つスターメーアーチャー製 AW-3内装変速機(1939年発売)は、ペダリングしながら変速すると引っかかるので、足を緩めて、トルクを抜いてシフトレバーを操作しなければならない。シマノと比べてはいけない。

スターメーアーチャーに限らないが、多数のギヤが噛み合う内装変速機は駆動抵抗が大きく、ペダリングが重くなるのが欠点。「走り」向きではないが、ブニブニのMハンドルと古臭い3段変速のブロンプトンで流すのは他の自転車では味わえない感覚で、これはこれで結構楽しい。

外装2段変速

外装2段変速は軽量で駆動抵抗も少ないため、軽快な走りが楽しめる。

欠点は、ギヤレンジの狭さ。ロードバイクやMTBの多段化が進みリヤ12速の時代に、16T or 12Tの二択。

6段変速

最もワイドなギヤ比を持つ6段変速は、内装3速×外装2速の組み合わせ。内装ハブは3速モデルと異なるワイドレンジ仕様で、

外装2速のギヤは13Tと16T

これらの組み合わせでヒルクライムから下り坂まで対応する。ただし、変速操作は複雑で、順番にシフトアップするには左右の変速レバー(右が内装3段・左が外装2段)を同時に操作する必要がある。

順番にシフト操作をするのは疲れるので、外装3段で大雑把にギヤ比を決めて、Lo-Hiで微調整する乗り方になるが、巡航時は2Hi-3Loの行き来が多くて変速が煩わしい

シングルスピード

オーダー限定だが、シングルスピードも存在する。ギヤ比は2速モデルの重い方と同じ54×12T。最軽量で最安値。シンプル・イズ・ベストと割り切れる人はぜひ。

各モデルのギヤ比と選び方

各モデルの標準ギヤ比※をまとめると次の通り。内装変速を1-2-3外装変速をLo-Hiで表記し、ペダル一回転で進む距離をグラフにプロットしている。

参考までに、700cのロードバイクでは、50×27Tが3.9m、50×15Tが7.0m。内装3段変速がカバーする範囲はこのあたり。6速モデルでは、ロードバイク換算で34×27T~50×13Tあたりのギヤ比をカバーできる。

平坦な都市移動に使うなら、軽量な外装2速 アップダウンがあるなら内装3速 山を越えるなら6速

市街地を離れて、山を越えてツーリングするなら、ギヤ比がワイドな6速モデルがベスト。変速操作は面倒だし重量もあるが、2速や3速だと本格的なヒルクライムは厳しいので他に選択肢は無い。

③泥除け・リヤキャリア

L…泥除けつき

小径車だから泥跳ねしないと侮るなかれ。遠心力の公式は

つまり周速が同じ場合、回転半径が小さいほど遠心力は大きくなる。たいして速度を出してなくても、めっちゃ濡れる。

R…リヤキャリアつき

本来の用途として、サドルとリヤキャリアを利用して登山用バックパックを載せる方法がある。長期ツーリングに出かけるなら覚えておいて損はない。

なおブロンプトン購入後にL仕様とR仕様を行き来する場合、フェンダーごと交換が必要になる。

E…泥除けなし

④スーパーライトモデル ーX

フォークなどをチタンに置き換え、軽量化を追求したスペシャルモデル。スーパーライトモデルは、M6L-Xなど、末尾にXがつく。通常モデルとは以下に示すような差異があり、800gの軽量化を実現する一方、およそ10万円のアップチャージとなる。

チタン製のフロントフォークとスイングアーム 乗り心地の向上

軽量化に加え、ホイールからの衝撃を最初に受け止めるフォークとスイングアームが鉄からチタンになることで、乗り心地が向上する。

スーパーライトホイール シールドベアリングハブ

ブロンプトンのハブの回転はお世辞にも良くないが、スーパーライトホイールはシールドベアリング採用のハブでよく回る。小径車はホイールの回転数も高いので、ロードバイクよりよほど効果があるはず。

また、ホイール固定方法もハブナットからスキュワーに変更されている。

バテッドスポーク フレームポンプ非搭載

カラーリング

ブロンプトンの機能的な仕様は以上だが、最後はカラーリングについて。ブロンプトンの塗装品質は高く、丈夫で剥がれにくい。以前は外注していたらしいが、現在は塗装工程も自社内で行っている。

フレームの塗装 標準色 特別色 ラッカー

透明、あるいは半透明の塗装で、スチールの下地やロー付けされた部分が透けて見える仕上げ。ロー付け職人の仕事が見えてかっこいい。ブラックラッカー(スモーク)やフレイムラッカー(オレンジ)といった、色付きのものも販売されている。

ブラックエディション

2021年モデルのラインナップと価格

以上のように数多くの組み合わせが存在するが、市販車では残念ながら全てが網羅されているわけではない。2021年モデルのラインナップと価格(税込 2021年4月現在)は以下の通り。

M2LM3LM6LM6RS2LS6Lレギュラー–\209,000\220,000\236,500\214,500\225,500スーパーライト -X–\319,000\330,000–\324,500\335,500ブラック\225,500–\236,500\247,500\231,000\242,000ブラック スーパーライト -X\305,000–\315,000–\310,000\320,000 2021/4/13現在のラインナップと価格 2021年モデルのカラーリング レギュラーモデル

■ ブラック ■ レーシンググリーン / ブラック ■ ハウスレッド / ブラック ■ レーシンググリーン ■ ハウスレッド ■ テンペストブルー ■ オレンジ ■ クラウドブルー ■ ブラックラッカー※

スーパーライトモデル

■ ブラック ■ レーシンググリーン ■ ハウスレッド ■ テンペストブルー ■ オレンジ ■ クラウドブルー ■ ブラックラッカー※

ブラックエディション・ブラック+スーパーライト

■ フレイムラッカー※ ■ ターキッシュグリーン ■ ロケットレッド ■ ブラック

バイクビルダーで好みの仕様をオーダー(21/04 休止中)

既製品の仕様で満足できない場合、購入後にパーツ交換する方法もあるが、バイクビルダーというサービスを利用すれば、ほぼ全ての組み合わせを選んで注文することができる。

ハンドルや変速段数はもちろん、フレームやフォークの色も部位ごとに選択できるので、オリジナリティを主張した1台を手に入れる事が可能。注文後ロンドンで組み立てが行われ、通常納期は2~3ヶ月とのこと。

ただし、 2021年4月現在は休止中 となっている。

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