ユカタン風チキンとライムのスープ~ Sopa de Lima~
残ったライムはあまさず持ち帰ってきた。実はもう一品作りたかったのだ。 「ユカタン風チキンとライムのスープ」だ。 孤独のグルメSeason7 第3話、「東京都港区南麻布のサルシータ (SALSITA)」で井之頭五郎が啜っていた Sopa de Lima。Limaとはライムのことなので、直訳すればライムのスープとなる。酸味よりも甘みと香りが立つ独自のライム(lima ágria)が育つユカタン半島の名物だ。
東京都港区南麻布サルシータ(SALSITA)のユカタン風チキンとライムのスープへぇ、これがユカタン おぉ、下にお宝ザックザク アボカド、トマト、あっ、チップスまで ほうほう、食感が陽気。口の中が小躍りしてる 熱いがスプーンが止まらない 具だくさんなのに味はすっきり なんだかクセになりそうな チップスがナイスだ うーん、ユカターン。お茶目なユカタン きっと人気者だ
by 井之頭五郎 【孤独のグルメSeason7 第3話サルシータにて】酸っぱ辛いスープといえば、酸辣湯とかトムヤムクンとかラッサムが王道だけど、ユカタン風スープはさらにあっさり野菜たっぷり夏向きのチキンスープだと思う。 ググってみると、澄んだ液体にライムと鶏肉のみというプリミティブなものもあれば、アボカドや揚げたトルティーヤなどゴロゴロと具がはいった観光客むけっぽいものまでレシピはさまざま、ラテン気質の大らかさがみてとれる。 となれば、友人が送ってくれた福耳唐辛子を登板させよう。ハバネロの代打だ。トッピングはトウモロコシにした。酸味のなかにコーンの甘味がダイレクトに浮かび上がってくる。
ユカタン風チキンとライムのスープ~ Sopa de Lima~ Sopa de Lima 材料 鶏肉(ドラムスティック) 8本 お好きな部位で 水 1リットル スパイス(出汁用) ベイリーフ1枚 タマネギ 1個 出汁用に半割、もう半分は大きめの賽の目切り トマト 1個 ざく切り 福耳唐辛子 1本 種は取り除いてざく切り。ハバネロを使うならみじん切り ニンニク 2片 ひとつは出汁用に半割、もうひとつはみじん切り スパイス(スープ用) シナモン3cm、オレガノ小さじ1、クローブ4個、胡椒 ライム 1個 蒸したトウモロコシ 1本 芯から外すと食べやすい トッピング 揚げたトルティーヤ、パクチー、アボカド、ライム薄切りなど つくりかた- 鍋にドラムスティック、水、半割のタマネギ、ニンニク1片をいれて、沸騰させたら弱火にする。灰汁は適宜取り除く。肉が骨から箸で外せるくらいまで、ゆっくり火を通す。今回は深い土鍋を使ったので、1時間弱火で煮たのち、火を切ってそのまま冷ましておいた。
- 冷えた肉は骨から取り外し、割いておく。スープはザルで漉しておく。
- 新たな鍋に油少々を加え、シナモン、クローブ、賽の目のタマネギ、ニンニク、福耳唐辛子を炒める。
- タマネギがごく軽く色づいたら、トマトを加え、軽く炒める。トマトの原形は残しておきたいので、潰さない。
- スープを加えたらオレガノを加えて沸騰させ、鶏肉をもどして弱火で10分ほど煮る。
- 塩、胡椒で味を調え、最後にライムを搾る。ライムを1個入れると酸っぱくなりすぎる場合があるので、8つ割りくらいにして様子をみながら加えるといい。もしくはライムを別盛りにして各自で酸味を調えるのもあり。
電機メーカー、出版社をへてフリーの編集者に。 2023年熱海に移住。 家飯こそ最高の美食と宣言し、家庭内美食倶楽部を主宰。 好きなものは、玉子。嫌いなものはキュウリ、ミツバ、春菊。