でんきメモ
一度の落雷による雷電流は30~40kA程度と言われているが、まれに200kA以上の雷電流が発生することがある。 度重なる雷サージや過度の雷サージにより、SPDは劣化することがある。 SPDは、想定以上の雷サージが侵入した場合、自身を犠牲にして、機器を保護する。 この時、SPDは故障状態になり、安全に回路から切り離されるが、SPDが設置されていない状態となる。 なので、雷サージが再度侵入した場合、機器は保護することができない。
劣化接点出力端子(Sタイプに標準装備)
劣化接点出力端子に信号線を配線すると、警報や遠隔監視が可能。 ただし、遠隔監視装置を信号線から侵入する雷サージから保護するため、監視装置直近に信号線の電圧に応じた信号回専用のSPDを設置しなければならない。 受電状態にも関わらず機能表示ランプが消灯していた場合、SPDの劣化が目視によって確認できる。 劣化確認機能のあるSPDの場合には、受電状態の時にランプ点灯を確認する。 劣化確認方法として、テスターを使用した確認方法もある(メーカーによる)
SPD分離器とは?
SPDが短絡故障したとき、短絡電流を安全に遮断すること。 万が一、SPDが短絡故障を起こしても、安全に回路から切り離すことができる。 また、SPDの点検時には、SPDを回路から開放し、無電圧での作業が必要となる。 しかし、SPDに点検用断路機能がある場合、主幹の配線用遮断器を切らず、負荷機器に通電したままSPDの点検ができる。
SPDの絶縁抵抗測定
SPD(避雷器)は内部に電子部品を使用していて、一般的な耐電圧試験(商用周波耐電圧試験)をすると内部回路が損傷する。 また、秒単位の高い電圧には耐えられないので、絶縁抵抗試験をする場合にはSPDを回路から切り離す。 対策として、SPD(避雷器)の電源側に栓形ヒューズを設置することが推奨される。 この栓形ヒューズは、SPDの過電流保護と試験時・取替え時の断路器の役目を果たす。
分電盤SPD
接続順 MCCB⇒ヒューズホルダ⇒SPD⇒接地 ヒューズホルダやSPDはDINレールに取り付ける。関連ページ
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