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Real Sound|リアルサウンド テック
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人の助けが必要な“弱いロボット”とは? 相手に弱さを見せることで生まれる関係づくり

岡田:最初に開発したのはゴミ箱ロボットの『Sociable Trash Box』です。2005年に開催された『愛・地球博』での展示を目標に開発しました。このロボットは自分でゴミを拾うことができません。周りの人たちに助けてもらうことで、結果的にゴミを拾い集めることができます。ただ、当時はもう少し未来志向のロボットを求められていたというのもあり、展示は叶いませんでした。でも、人の手を借りることで問題解決ができ、私たちも嬉しい気持ちになるという現象がおもしろいなと感じて、弱いロボットの研究を進めてきたんです。

岡田:このロボットは『PoKeBo Cube』と言います。『PoKeBo Cube』の開発は、『i-Bones』という、ティッシュを配ろうとするロボットから派生的に生まれたものです。『i-Bones』は一生懸命ティッシュを配ろうとするのですが、そこを通り過ぎる人に合わせてティッシュを配る動きは意外にも難しくて、その仕草がもじもじしているように見えたんです。このもじもじしながらも一生懸命やろうとする姿から、つくられたものではない“自然な弱さ”を見つけることができたんです。

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