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スーパーテネレはアドベンチャー系でツーリングへ誘う新たなカテゴリーを確立!【このバイクに注目】

いわゆるアドベンチャー系バイクが、ツーリング用カテゴリーへと拡がって以来、どのメーカーもラインナップに加えるのが常套化している。 1978年にパリダカール・ラリーがはじまった頃は、ビッグシングルを中心としたピュアなオフロードモデルばかりだったが、BMWのGSが参戦すると砂漠を3ケタ速度で疾駆するようになり、2気筒エンジン搭載へとエスカレート。 そのイメージと実際にあらゆる路面で走れるタフさから、非舗装路を走らずともツーリング用としてのニーズが急上昇したのだ。 これを加速させたのがヤマハXTZ750と同じくパリダカールに参戦していたホンダのアフリカツインだった。

ヤマハはフランスの販売委託先のソノート社で陣頭指揮をとるオリビエ氏が大のモータースポーツ愛好家で、アフリカの砂漠を疾走するパリ・ダカール・ラリーで自ら走る熱の入れようだった。 このソノートチーム、当初はパリダカに単気筒のXT500で優勝、ヤマハも触発されXT600テネレを開発、ところが砂漠を超高速で突っ走るため2気筒が必要になり、新たにXTZ750スーパーテネレを投入、このアドベンチャー・ラリーからインスパイアされ、オンロードのタフな万能バイクを製品化するまでになった。 因みに車名の「テネレ」は、サハラ砂漠にある高速で駆け抜けるエリアが「テネレ砂漠」であることから由来している。

エンジンは気筒あたり吸気3バルブと排気2バルブのDOHC5バルブ燃焼室に、ボア×ストロークが87.0mm×63.0mmの並列2気筒749cc。 最高出力は7PS/7,500rpm、最大トルクが6.8kgf・m/6,750rpmと明確な中速域重視に設定されていた。 このエンジン、後にTRX850へ搭載されクランク位相を270°の路面を刻むグリップでトラクション効率を高める、いわば後々の流行りの原点だったが、このリリースされた段階では一般的な360°クランク。 またバランサーを前後で2軸駆動、パリダカで求められる連続高回転でのクルージングを可能にしていた。 それと忘れてならないのが、ベースがオフロード用途であることから潤滑をウェットサンプではなく、オイルタンクを持つドライサンプ方式としていること。 ミッション軸を上下に配列し、エンジン全長を縮め全体に低重心化を優先する構成となっている。

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