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射出成形工場 フォークリフトとクレーン操作の安全管理と注意ポイント

クレーンに関しても、荷重や作業によって免許や技能講習、特別教育などを取得・修了することによって、はじめて運転ができるようになります。 射出成形工場で使用するクレーンは、 床上操作式クレーン運転技術講習(5t以上) です。安全衛生技術センターにおいて、学科試験と実技試験に合格する必要があります。 または、荷の重量が5t未満である場合は、 クレーンの運転のための特別教育(5t未満) を受講する必要があります。

さらに、クレーンの資格にあわせて、荷を吊る方法を習得するひつようがあり、「 玉掛け技能講習 」を受講合格しなければなりません。

荷重5t未満 特別教育 荷重5t以上 運転技術講習 荷の重量に関係なく 玉掛け技能講習が必要

2.搬送時の注意ポイント

①3禁運転の禁止

フォークリフトやクレーンの操作では、「3急運転」の禁止が必須です。 「 3急運転 」とは、 急発進・急ブレーキ・急ハンドル のことです。 これらは通常の車の運転でも危険であり、例えば急ブレーキは道路交通法でも違反となる運転方法です。 フォークリフトなどの荷物を載せた状態の重機では、急発進・急ブレーキをすると、荷物に 慣性の法則 が働くため、車両自体は止まったとしても、荷崩れが起こります。 また、急ハンドルをした場合は、 遠心力 が働き、こちらも同様に 荷崩れ が起こり、重大な事故につながります。

②視界が狭く、死角が生まれる➡周囲確認と2人作業

また、フォークリフトやクレーンでは、荷物によって運転者の 視界が遮られている ことがあります。 さらにフォークリフトやクレーンは、フォーク(ツメ)やアームの部分が突出しているため、運転者の感覚では安全と思っていても、周りの作業者などと接触して事故を起こすことがあります。

周囲を確認 してから、始動し、 指差し確認の徹底 します。 また、荷が大きく死角が多い時は、 必要に応じて2人作業 で安全に作業を行いましょう。

③荷崩れ防止の配慮 ○荷の積み方の工夫

フォークリフトの荷物の積み方については、 運転席側から隙間がないよう に、荷物を積んでいきます。 これによって、重心がフォークリフトなどの重機の中心になるように、荷物を配置するのが望ましいとされています。

○荷崩れ防止の便利ツールを使用

荷崩れ防止用の専用器具を使うことも重要です。 荷物が滑らないための 荷崩れ防止マット や、 荷崩れ防止ネットやベルト 、固定用の専用金具などもあります。

3.金型のトラック運搬も同様に注意が必要

これらの荷崩れ防止は、フォークリフトやクレーンだけでなく、 金型を運ぶためのトラックでも重要 です。 金型をトラックで運ぶためには、パレットと呼ばれる板の上に金型を固定して運びます。 金型などの比重の重たい荷物の場合には、プラスチックではなく、 木製パレットを用います 。 プラスチックパレットは固定しにくく、荷物が滑るとともに、壊れやすい ので使用しません。 また、木製パレットについても、 割れや欠けがないかを確かめる とともに、金属固定に釘を使用した場合には、輸送後に釘を処理しているかを確認することも必要です。

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