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朝ドラ「ばけばけ」のモデル、セツの家はなぜ貧しかったのか…名門松江藩が明治の文明開化に乗り遅れたワケ 髙石あかりが演じるトキのモデル「小泉セツ」は王政復古の年に生まれた

小泉家は代々300石を 食 は み、50人の組士の侍を統率する 番頭 ばんかしら を務めてきた家柄であった。松平 出羽守 でわのかみ に仕えて出雲・隠岐の民30数万人を支配した、およそ3千人の侍の中で、足軽などを除くいわゆる士分の侍(本士)は、ほぼ千人を数えたものである。その中でも、家老・中老・番頭の3職を務める家は、約50家あって 上士 じょうし と呼ばれ、藩公への 御目見 おめみ えが許され、また、広く敬意の目で仰ぎ見られたもので、小泉家も、そうした由緒ある家の一つであった。

セツの父親の小泉 弥右衛門湊 やえもんみなと は、当時満31歳で、前の年の9月に、父7代弥右衛門 岩苔 がんたい の病気引退の後を受けて、家督を相続したばかりである。彼は小柄ながらも意志強固で、しかも覇気に富んだ侍であった。青年時代から武芸に秀でていた彼は、当時、藩の習兵所の取締役を務めていたし、幕末の激動期にあって、あるいは京都の守衛に、あるいは長州戦争での1隊の指揮に、その力量を発揮してきた。

一方、セツの母親のチエは、当時満30歳になっていたが、「 御家中 ごかちゅう 一番の 御器量 ごきりょう 」と褒めそやされた美人であった。また、彼女は14歳で花嫁として小泉家に迎えられるまで、松江城三の丸御殿を真向かいにした塩見家の広壮な屋敷で、名家老増右衛門の一人娘として、30人近くの奉公人にかしずかれて生い育った女である。

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