Official髭男dism、Fujii Kaze、ONE OK ROCK、米津玄師……“パフォーマンスシーン”中心のMVが届ける生々しい迫力
同じようにして、アーティストのパフォーマンスシーンを中心にして構成されたMVとしては、直近ではOfficial髭男dismの「Make Me Wonder」も挙げられる。全面LEDのボックスのなかで演奏する4人を撮影したもので、個々の音をフィーチャーするようなソロカットもあれば、目まぐるしく変化する映像との融合を見せるシーンもあり、遊び心が感じられる映像だ。一度転んだら最後、とも言えるような矢継ぎ早に吐き出される言葉、じりじりと迫りくるような演奏が印象的な楽曲だが、ブレない正方形を描き続ける4人の闘志のようなものも、パフォーマンスシーンが軸にあるからこそ存分に味わえる。楽曲に宿る衝動や躍動感が視覚的に表現され、観る者を未知の世界に引き込んでいくような作品だ。
Official髭男dism - Make Me Wonder [Official Video]「Make Me Wonder」と同じく映像クリエイターのmasaki watanabeが監督したMVがONE OK ROCKの「C.U.R.I.O.S.I.T.Y. feat. Paledusk and CHICO CARLITO」で、こちらは完全にパフォーマンスシーンのみで構成されている。本楽曲は昨年リリースのアルバム『DETOX』に収録されており、フィーチャリングゲストにPaleduskとCHICO CARLITOを迎えたナンバー。彼らの演奏と歌唱を追い続けることで、3組がぶつかり合い生まれる熱がダイレクトに伝わり、楽曲が持つ爆発的な勢いを高まらせている。3組の共闘を映像で表現するかのような、生々しさと迫力を最大限に引き出したMVだ。