久しぶりのフォーサーズがすごく良くなっていて驚いた!OM SYSTEM OM-1レビュー
しかしその頃になると デジカメの世はまさに大フルサイズ時代。 「フォーサーズなんてだせーよな」「フルサイズのほうがおもしれーよなー」という世間の声に流され、Canon 6Dを購入。そこからはSONY α7III → LUMIX S5IIと、メイン機はフルサイズをリプレイスしていき現在に至ります。一応GX7 mark2は残していたのでm/3/4は完全に切っていませんでしたが、 今後メイン機としてフルサイズ以外を候補にすると いう考えはなかった です。
そう、これまでは…
なぜ今OM-1を購入したか「中古価格がこなれていたから」 ということ、この1年であれこれフルサイズを買ってみたけど出力結果はどれも同じようなものだったので 「変わった選択肢を試してみたい」 という理由からです。中古で買えば手放す時も差額は小さいし、長期レンタル代だと思えば安いもの、という 少々イカれた理論 です。(だからこんなに増えた)
つまるところそこまで期待していなかったし、丁度mark2が販売されて気が向いていたという程度。今更フォーサーズに戻ることを真剣に考えることなんてないだろう…そう思った時期もありました。
使ってみてどうだったかまさに 目からウロコ とはこのこと。ちょっと触っただけでべた惚れしてしまいました。 なにこれすげー良いカメラ じゃん、と。
ただ第一印象で決めてしまうのはよくない。そもそも元フォーサーズですから、スモールフォーマットのデメリットは身にしみて理解しています。そして 幸いにも(不幸にも)手元にはキャラクターの違う3種のフルサイズカメラ があります。しかも1200万画素、2000万画素、6000万画素とセンサー違いも揃っていますので、使い比べてみました。
その結果 「やっぱすげー良いカメラじゃん!」 という結論に至りました。少なくとも自分の用途にはこれ以上になくマッチしていると思います。
それでは私が OM-1のどういう面に惚れ込んだか を書いていきます。(フルサイズとの比較については別の機会にまとめます)
OM-1の良い点
専業カメラメーカーの造ったボディα7III以降、ソニーとパナソニックしか使っていなかったので久しぶりのカメラ屋のボディです。 やっぱり専業メーカーのボディはしっくりきますね 。
しっかり握り込めるグリップ小ぶりなボディながらしっかりしたグリップ。ソニーもα7R4以降グリップ形状が改善しましたが、やっぱりこの辺は 長年カメラを作っていた専業メーカーに一日の長 があります。結局ものづくりというのはUXとかエルゴノミクスとかデータとか最大公約数とかではなく、 継承された職人の感覚 とかの領域なんですかね。とてもしっくりくるんです。
しっかり堅いボタン・ダイヤル今どきのソニー筆頭のガジェット系(?)カメラと比べるとボタンと、 特にダイヤル系がしっかり堅い です。これは賛否あるかもしれませんが、自分は好みの感触です。LUMIX S5IIなんかはフワフワですから、そこから乗り換えたら堅焼きせんべいのようにカチカチです。
ちなみに最悪なのはソニーの小型機。 完全にデザインありきで作られていて使う側のことを一向に考えていないそのインターフェイスはひどいものです。
ただ電源スイッチだけはいただけないOM系でお馴染みですが、なんとかしてほしいのは左肩の電源スイッチ。おそらく フィルム巻き上げレバーの意匠をデザインに昇華した ということなんでしょうが、これはやり過ぎ感がありますね。一応AFレバーに置き換えるという回避手段も用意されていますが、 ちょっとなぁ…という感じ です。
ニュートラルな色が良いLightroomでRAWを開いた瞬間に感じたのは 偏りのないバランスの良い色 だなぁという感想。ソニーだと寒色より、パナソニックだと暖色よりに偏る傾向にあるのですが、OM-1は非常にニュートラルという印象です。
OM SYSTEM(オリンパス)の色は変わった?なぜ他社が偏るのかはホワイトバランスの精度なのか、各社のカラーサイエンスの傾向なのかは分かりませんが、文字通り 「メーカーの色」 という認識で使ってきました。でも OM-1のニュートラルは本当にニュートラル なんですよね。
まず色を見ただけで 「今のOM SYSTEM(オリンパス)は変わったんだな」 と感銘を受けました。
各社の色についての個人的な印象色について語ると個人差が強く出るし、オカルトじみてくるので話半分・個人の心象という感じで読んでいただきたい。(そもそもレンズによって色も変わるし、あくまで自分が使用した構成での印象ということで。)
G9以降のパナの「色が良い」という評判も使ってみるとちょっと違う。「記憶色」というより印象に寄った「印象色」というイメージ。
それでOM SYSTEM、というより旧オリンパスのこれまでの印象なのですが、ビビット寄りのイメージでした。おそらく「オリンパスブルー」という旗を振ったメーカーの方向性によるものだったのかなと。(そもそもオリンパスブルーの由来は初期の旧フォーサーズ機に搭載されたコダックCCDが青空をより青く描画する特徴からユーザーが「コダックブルー」と読んでいたものを「オリンパスブルー」と読み替えて立てたコンセプトだったと記憶しています。)
まぁいずれにしても当時の「オリンパスブルー」は副産物的に発生した特性がコンセプトに入れ替わってしまって、それにメーカーもユーザーも乗っかってしまった、イデオロギーに乏しいカラーサイエンスだったんじゃないかと思ってます。
あ、ちなみに自分は旧フォーサーズユーザーで、初めてのデジイチはE-500でした。それ故にマイノリティーだったフォーサーズユーザーの歯がゆさと、「オリンパスブルー」というアイデンティティにすがっていた当時のユーザーの気持ちが痛いほどよく分かるのです。
強力なダストリダクション(SSWF)
ゴミ知らずのスーパーソニックウェーブフィルタオリンパス・パナソニック機を使ったことがない人で意外と知られていないのが SSWF(スーパーソニックウェーブフィルタ) 。いわゆるセンサーのゴミ除去機能です。
他社でよくあるのがセンサー自体をブルブル震わせて除去する機構ですが、ご存知の通りあんまり効果がありません。しかし SSWFは別格 で、 オリンパス機でセンサーにゴミが映り込んだ憶えはない くらい強力です。全ての機種に搭載していたかは調べていませんが、オリンパスではフラッグシップだけでなくE-300やE-PM2などエントリー機にも搭載されています。
ハイレゾショットではフルサイズを超えるノイズ除去
通常撮影時はセンサーサイズなりのノイズまぁ物理的に不利なんですから、 フルサイズ比だとやっぱりノイズは気になります ね。同じ2000万画素クラスのフルサイズ機 LUMIX S5IIと比べてその差はおおよそ2段分 、 m3/4のISO200がフルサイズのISO800相当 。以前から言われ続けている 「2世代前のフルサイズ相当」という差はやっぱり埋まらないというのが正直なところ でしょう。
しかしハイレゾショットで大化けするただ、これが ハイレゾショット になると話が変わります。どうやら ライブコンプ機能も含めカメラ内の合成処理にあわせてノイズ処理が実行されている ようで、手持ちハイレゾで5000万画素と高画素データになるにも関わらず 驚くほどノイズが消え ます。
高画素機との比較以下 6000万画素機のα 7R4と 5000万画素のOM-1ハイレゾショット の比較してみました。条件はISO3200/F4です。
まずは原寸。どちらもクリックで拡大できます。
左がα7R4で右がOM-1(ハイレゾ)です。どちらもF4 ISO3200で撮影。 縮小表示だとどちらもあまりノイズ感がない かも知れないです。
等倍付近でのノイズ比較。左がα7R4で右がOM-1です。
ズルいくらいノイズが消えてます。 これだけ激しくノイズ除去したら塗り絵になるんじゃないの?と疑いたくもなるもの。
なので次は ノイズが近い感度の比較 です。
左がα7R4のISO1600で、右がOM-1のISO6400。横着して払わなかった腰のスカートあたりのホコリが、 ハイレゾ合成後もきっちり残しながらノイズ除去されたのが確認できます。 また太ももまわりの暗部を見ると、 不自然な塗りつぶしにならないようノイズが残っている ことも分かります。この結果から α7R4比で2段分のノイズは有利 と考えて良いでしょう。
中・低画素機との比較以下、LUMIX S5II(2000万画素)とZV-E1(1200万画素)で ノイズ量の近いもの を並べてみました。
左がLUMIX S5IIのISO3200で、右がOM-1のISO6400。
左がZV-E1のISO3200で、右がOM-1のISO6400。
どちらも ISO3200がOM-1のISO6400相当 となりました。ZV-E1のほうは1段変わると思ったんですが、ベースISOのステップに上がらないとアドバンテージがないんですかね?
ちなみに今回はどちらも実絞りF4で比較しましたが、 フルサイズ側で同じ深度を求めるならばF8まで絞るので、当然差は開きます。
ノイズ処理は適切改めて合成処理ですからどっかに無理が出るだろうと粗探ししてみたんですが、気になるような破綻は見られません。頭いいなー
ともあれ条件付きではありますが、 ノイズ問題についてはフルサイズと肩を並べるところか超えてしまってた 、という考えで間違いないでしょう。
普段遣いできるレベルのハイレゾショット
ノイズの話でも触れましたが、OM SYSTEM激推しのハイレゾショットについて。OM-1からスチル撮影時には RECボタンをデフォルトで設置するほど自信 のある機能のようです。
「またオリンパスのビックリドッキリメカか」と高を括っていましたが、いざ使ってみると 実用的な機能で驚き ました。
この手の小手先の機能(失礼)は全く期待していなかったのですが、なんですかこれ。 単純に高画素化するだけでなくノイズ除去の特典までついてくるチート機能です!
画像合成による破綻なし合成だからと言って画としての破綻は感じられない。トリッキーな機能ではなく、 しっかり実用レベルで完成された機能 だと感じました。
条件を選ぶ機能ではある- 強力な手ぶれ補正があるものの、片手持ちで極端にボディを振るとさすがにブレてしまう可能性があること
- ハイレゾショットの撮影時間(公式発表はないようですが1/20秒か1/60秒らしい)の間動かない被写体
くらいでしょうか。つまり 風景や静物の撮影は全然イケる ということです。
合成時間は約5秒合成時間には5秒程度かかります。α7R4でもロスレスRAWだと1,2秒かかりますし、そこは少し寛容な心が必要です。それでもEM-1 mk3では10秒くらいかかったという話なので大きな進化です。
高画素フルサイズ殺しの機能あと 6000万画素のα7R4のRAWデータが120MB程度 なのに対し、 5000万画素のハイレゾRAWが40MB程度 に収まっているのもステキポイントです。
旧フォーサーズレンズでもAFが速い
旧ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
OM-D EM-1が発売された当時、カメラ店で行われたメーカーの説明会に参加する機会がたまたまありました。その時に 「旧フォーサーズレンズでもフォーサーズ機並みにAFが速い」 という話を聞いていたので、OM-1ではどうかなと思っていたのですが、その機能は切り捨てられず しっかり動きます。
マウントアダプターはMMF-2を使用しましたが、どれも問題なくAF動作しました。モーターの限界はありますが十分速く、しかも意外なことに スチル限定ですがAF-Cも追従も効きます! ただ50mmマクロは 「ジーコージーコー」 するのでやっぱり遅いは遅いですが、思い入れがあって残していたレンズがまともに使えるのは嬉しいものです。
純正PROレンズ、特にPRO単焦点のクオリティが高い
OM-1が、というよりはOM SYSTEMの良い点ですが、純正PROレンズのクオリティが高いです。パナソニックのレンズも良いのですが、やはりOM SYSEM純正の組み合わせの方がメーカーのキャラクターを引き出せていると感じます。
OM SYSTEM OM-1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
OM-1の悪い点
正直個人的に悪い点はほぼないと言って良いくらい良くできたカメラだと思うんですが、期待するものが違えばデメリットになります。OM-1自体はソツなく仕上がっているプロダクトなので、 良くも悪くもm3/4という規格自体の特性によるもの です。
(サブ機にするには)重く大きいフルサイズ機の小型化が進んでいる昨今、OM-1は本体のみ511gとソニーαシリーズとほぼ変わりません。
レンズ込みのシステムと考えれば当然軽くはなるんですが、小フォーマットのメリットがスポイルされているのは事実です。ただその 分質実剛健なビルドクオリティと操作レスポンスも良い ので 納得感のあるサイズでもある ので、それが許容できなければ下位モデルという選択肢もアリだと思います。
オールマイティではないハイレゾショットを絶賛しましたが、 フルサイズのようにオールマイティではない です。デジタル技術でも小フォーマットという物理的な制約の解消は難しいところがあります。
被写界深度が深い(ボケない)被写界深度については物撮りやマクロなど、ボケさせたくない場合にはメリットにはなるんですが、 使用者側に選択肢がないという意味ではデメリット です。
m.zuiko 12-40 F2.8 PRO II。F2.8あれば、撮り方次第でそれなりにボケます。
ダイナミックレンジが狭いただダイナミックレンジについてはRAW現像時に失敗を取り戻したり、意図的に印象を変えたりという自由度の幅が狭いという点で不利ということだけなので、 適正露出で(若しくは意図的に)撮影すれば全く問題ない です。
m.zuiko 12-40 F2.8 PRO II
どちらにしても 写真のクオリティに影響するということではない ので、捉え方次第ではデメリットになるという認識ですが、フルサイズ・APS-Cしか知らないと「聞いてはいたけどこんなにも!」となりかねないので注意すべき点ではあります。
AF設定と動作が独特(ver1.7で改善)まずC-AFについて、 AFスピードは速いほう だと思います。また精度も良く、追従もしっかりしてくれます。ただソニー機では画面内から撮影者の意図してると思われる被写体・部位に自動的に合わせてくれるのに対し、OM-1は 「惜しいけどそこじゃないんだよね」みたいなところに合うことが多い 気がします。
あと画面タッチ操作でフォーカスポイントを合わせて同じ構図で露出を変えた撮影する時、 ソニー・パナ機ではフォーカスポイントを維持してくれるのですが、OM-1だとシャッターを切る度にリセット されます。 ※ファームウェアver1.7でフォーカスポイントが維持されるようになりました
鳥撮影されてる方の口コミを見ると、 被写体認識の設定をしていても手前にあるものにAFが合焦してしまうとか少し難がある ように感じます。
追記:2024/08/30ファームウェアver.1.7でAFの挙動が改善されました!・意図した被写体へのフォーカスの打率が上がった。・タッチフォーカスの維持されるようになった。・C-AF時にピントが抜けたら戻ってこなくなるような現象がかなり改善された。
OM SYSTEMさんありがとう!
物撮り・風景撮りの最適解になりうる素晴らしいカメラ
まだ使用して1週間程度、所持しているカメラと比較・検証した上でのファーストインプレッションではありますが、AFなどまだ荒削りな点はあるものの 完成度が高くとても良いカメラという感想 です。少なくとも偏見を持っていたセンサーサイズの差がデメリットであるという考えを払拭し、 スモールフォーマットは個性として認知しても良いレベルには仕上がっているカメラ だと思います。
このレビュー執筆時点で既に2年が経過して先日mark2が発売されましたが、 正直こんなに良いカメラだとは思いもよりませんでした。 まぁオリンパスは新製品が出る度に「もう撮れない世界はない」みたいな大風呂敷を広げるようなキャッチコピーをつけてたりしたんで、ユーザーから見放されていた気もしなくはないですが…自分はそうでした。
中古相場150,000円前後(2024年4月現在)はかなり「買い」なカメラ発売から2年経過とマーク2発売の影響もあって、 中古相場は150,000円前後 とかなり安くなっています。 マイクロフォーサーズはレンズも安い ですし、 12-40mm F2.8も中古で揃えれば20万でお釣り が来ます。2型も出ましたが防水性能の向上程度のようなので、 1型でも十分だと思います。
フルサイズに拘りがない、 用途がマッチしているならかなり「買い」 だと思いますよ!
ユーザーに配慮した「手触り」が一番の評価ポイントかもあとふわっとした印象になるのですが、 OM-1が届いて最初に触って、ファインダーを覗いて、シャッターを押して、現像までの過程で全然違和感というかひっかかりみたいなものを感じなかった んですよね。まるでこれまで使い込んできたような、当たり前のような作業というのでしょうか。
この1年間で合計6機種を使ってきましたが、必ずなにかしらの引っかかりがありました。操作系で言えば ソニーは背面のサブダイヤルが回しづらい とか、 S5IIは撮影プレビューが遅い とか、 ZV-E1は操作系が全部クソ だとか…
色がニュートラルだというのは先述しましたが、OM-1は撮影体験もニュートラルなイメージで、 「カメラとはまずこうあるべきだ」 という前提から設計されてるのではないかと思います。開発者のインタビューでEVF についても単純に明るく・精細にというだけでなく、ヒューマンテストを繰り返し 「使っていて疲れないファインダー」 に調整したと話していました。
そういう 道具として様々な面でユーザーに配慮した「手触り」 が、 OM-1で一番評価されるべきポイント なのかも知れないです。
ようやく時代が追いついた理想のフォーサーズ機
フィルム時代にハーフカメラを造っていたオリンパスですから、そのノウハウが活かせるというのがスタートだったのかも知れません。ただ レンズのパフォーマンス以外は他社との優位性を見出すことができず、 格下のカメラというレッテルを払拭することができないままでした。
しかしマイクロフォーサーズに舵取りした後は フォーサーズ時代の理念に立ち返り 、小フォーマットの物理制約を手ブレ補正と読み込みスピードというメリットに転化し、デジタル処理を特化させることで フォーマットサイズに依存しない、ユニーク(一意)なカメラというポジション に仕上げていったかも知れません。
残念ながらカメラメーカーとしてのオリンパスは幕を引いてしまいましたが、最後に設計しOMDSが発表した OM-1で、ようやくフォーサーズの理想が結実したのではないか と思います。(自分が知らないだけでもう少し前の段階で仕上がっていたのかも知れませんが)
Olympus E-1発売から約20年、ようやく「フォーサーズ機」が完成した 、そう考えると元フォーサーズユーザーとして感慨深いものがあります。
「コンピュテーショナルフォトグラフィー」についてあとオリンパス時代からの悪い癖で 「コンピュテーショナルフォトグラフィー」 とか言う胡散臭いスローガンはどうかとは思いますが、 デジタル処理のウエイトを上げていくことは未来のカメラのカタチ だと思っています。
自分的にはスマホでボケを描写するとか過度な介入は正直どうかと思わなくもないですが、きっとそれは老害の戯言です。そもそも カメラがデジタル化した時点でカメラはコンピュータに入力するデバイスになった んです。デジタル処理の介入が進むのは当然の道筋でしょう。そんな進化・多彩化したデジタル処理や高速化した電子シャッターなど、 OM-1はカメラのデジタルデバイス化を比較的お手軽に肌で感じることができる と思います。
そもそも実用的なボディ内手ぶれ補正とかライブビューとかピクチャーコントロールなど、 今のデジタル一眼に搭載されている基本機能のさきがけはオリンパス だったりします。実は昔からオリンパス時代から体質は変わっていないのかも知れません。
今度デジカメをどんな デバイスに昇華させていくのかの鍵 を握っているのは、案外 ハードウェア面で業界を席巻しているソニーではなくOM SYSTEMかも知れない ですね。
OM-1レビューまとめ(総評)
これまでに挙げたものも含めて、 OM-1の感想をまとめ ました。(一部集めた情報から推測したものも含めていますが、おそらく正しいと思います。)
良いところ- グリップ・操作系がしっかりしていて使いやすい
- 色がニュートラル(ホワイトバランスが良いのか?)
- 積層センサー搭載で読み込みが速く、ほぼ電子シャッターでいける
- 電子シャッターでもストロボ同調1/100秒までいける
- ハイレゾショットがフルサイズ高画素機キラー
- ハイレゾショットのノイズ感がフルサイズ同等(以上)
- これまでのm3/4のような線の太さを感じない(フルサイズ比較で画に差を感じない)
- AFが速い(問題もあるが)
- もちろん強力な手ぶれ補正
- ライブND/震度合成.ライブコンプなど機能満載
- 物撮りに小フォーマットはメリットになる(F値が小さくても被写界深度が稼げる)
- 旧フォーサーズレンズがまともに動く
- 中古がこなれてきてお買い得
- マイクロフォーサーズ機にしては大きく重い
- 小フォーマット故にボケにくい
- 通常撮影時のノイズはフォーマットサイズなりに出る(フルサイズ比2段分くらい)
- AFの挙動に疑問あり ※ファームver1.7で改善
- フルサイズに比べて柔らかい表現には不向き(エモいのは苦手)
- カメラの使用経験がありマニュアル撮影を理解している人
- 風景・物撮りメインでボケをあまり必要としない人
- レンズ含めてシステムをコンパクトにしたい人
フルサイズのようにオールマイティではないけど アマチュアおいては80%くらいはカバーできるし、用途がマッチすれば150%楽しめる 、そんなカメラだと思います。ただ 初心者の方は型落ちでも良いので最初はフルサイズをオススメ します。
価格的・サイズ的には初めてのデジイチがフォーサーズというのは入りやすいかとは思いますが、まずは制約のない環境でマニュアル露出や現像を理解して、それから自分の 用途が合えばマイクロフォーサーズを選択肢に入れる ほうが、長く趣味としてカメラと付き合えるのではないかと思います。
ボディはやや大きく重いが、レンズ込みのシステムとしてはフルサイズ比で小型軽量なので 持ち運びの負担は軽減 。もう 「そこそこ」とは呼ばせない画質の良さ。 もうボケにくいくらいしかケチをつけところがないくらい、 フォーサーズ規格が成熟したと思わせてくれる名機 です。
私もそうでしたがOM-1は フルサイズ信仰の強い人、小フォーマットに偏見を持っている人ほど是非一度使って欲しいカメラ です!
OM SYSTEM/オリンパス 今回比較したカメラ 関連記事 パナソニックもいいぞー!LUMIX S5II 1年使用レビュー 2024.04.05 2025.08.13 関連記事 現時点で最も正解に近いスチル機!α7RIV[ILCE-7RM4]レビュー 2024.04.08 2025.08.13 関連記事 良くも悪くもソニーの問題作!SONY ZV-E1レビュー 2024.04.12 2025.08.13 コメントを残す コメントをキャンセル GX7mark2用ボディケースでドレスアップ! 現時点で最も正解に近いスチル機!α7RIV[ILCE-7RM4]レビュー 一眼レフ?ミラーレス?買う前に知っておきたいデジタル一眼カメラ選びの基礎知識[初心者向け] マグネットフィルターに待望の新ラインアップ登場!K&F Concept マグネットNDフィルター(商品提供) 1万円以下でカーボン製でコンパクト!「amazonベーシック トラベル三脚」レビュー オリンパスOMD EM-1 MarkII&パナソニックGH5!マイクロフォーサーズ両陣営ついにフラッグシップ刷新を発表! 結婚式の撮影を任された!ブライダル撮影のカメラ設定とカメラマンが式場でやるべきこと プラモデル・小物撮影に効く!LEDライトセーバー撮影再び 検索 人気記事 最近の投稿 メカニカルのトレンドをおさえた良キーボード!「Furycube f75 jis」レビュー(商品提供) 定番にして至高!いつの間にか進化していたWOBKEY Rainy75 Pro JIS[日本語配列版]レビュー(商品提供) 高コスパキーボードにJIS配列が登場!Smackape impact80 jisレビュー(商品提供) プラモデル・小物撮影に効く!LEDライトセーバー撮影再び 待望のWOBKEY65%レイアウト!Zen65先行レビュー[商品提供] カテゴリーアーカイブ
カテゴリー
- HOME
- CAMERA
- 久しぶりのフォーサーズがすごく良くなっていて驚いた!OM SYSTEM OM-1レビュー
© 2026 XTRA-BLOG All Rights Reserved.