カメラで撮った写真をスマホに取り込む方法 パソコンなしでOK【iPhone/Android】
LightningコネクタつきのiPhone(iPhone14シリーズ以前のiPhone)では、SDカードリーダーを使ったほうが確実性が高いのが現状。Appleが公式ヘルプで案内しているApple純正の「Lightning - USB 3カメラアダプタ」や「Lightning - USBカメラアダプタ」(2024年11月終売)を利用した方法であっても、エラーが起きて転送できないパターンがあるからです。
筆者は「ケーブル1本で何とかならないか」と考えて、ソニー製カメラ「α7 III ILCE-7M3」側のUSB端子とiPhone側のLightning端子をOTG対応のUSB C to Lightningケーブル1本でつないだところ、「電力使用量が大きすぎます」エラーで転送できませんでした(OTGはOn The Goの略。パソコンを介さずUSB機器同士を直接接続できるようにする規格)。 なお、給電できるドッキングステーションを噛ませてもエラーは解消しませんでした。
iPhone向けのやり方 カメラの写真をiPhoneに転送するために必要なケーブル USB-Cコネクタ付きのカメラ その他コネクタ付きのカメラ iPhone15シリーズ以降(USB-C) USB-C to USB-Cのケーブル カメラ側のコネクタ形状 to USB-Cのケーブル iPhone14シリーズ以前(Lightning) 「カメラ側のコネクタ形状 to Type-Aのケーブル」と「Lightning対応のUSBカメラアダプタ」 ケーブルの準備:iPhone15シリーズ以降(USB-C)の場合カメラ側のコネクタも同じくUSB-Cであれば、iPhone購入時に同梱されていた充電ケーブルなどの「USB-C to USB-C」のケーブルを使えます。ケーブルを新規購入するなら、通信に対応しているかどうかを必ず確認してください。「充電専用」と記載された商品は、カメラと接続しても認識されません。
カメラ側のコネクタがmini USB Type-BやMicro USB Type-B(2.0)などのときは、片方がそれらの規格、もう片方がUSB-Cのケーブルを使うのが理想です。手元になければ、カメラを購入すると同梱されていることの多い「mini USB Type-B to USB-A」や「Micro USB Type-B(2.0) to USB-A」と、別売りの「USB-A to USB-C」の変換アダプタを組み合わせて使用してください。
「USB-A to USB-C」変換アダプタのおすすめは、Anker(アンカー)製の「USB-C & USB 3.0 変換アダプタ」。コンパクトでかさばらず、常時スマホに接続していても邪魔になりません。Amazonで2個1000円程度で販売されており、値段も手頃です。
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セットカメラとUSB-Cのスマホを直接つなげる「mini USB Type-B to USB-C」や「Micro USB Type-B(2.0) to USB-C」のケーブルも市販されています。カメラからスマホに写真を送る機会が多ければ、購入すると便利です。
ケーブルの準備:iPhone14シリーズ以前(Lightning)の場合 LightningコネクタつきのiPhoneではエラーが起きて転送できないことがあるため注意本記事の執筆にあたり、ソニー「α7 III ILCE-7M3」(USB-Cコネクタつき)とiPhone11(Lightningコネクタつき)を使って検証したところ、ケーブルを繋いでも反応しなかったり、「このアクセサリは電力使用量が大きすぎます。」というエラーが発生したりして、写真を転送できないという事象が発生しました。
USB-C to Lightningのケーブルで
いずれにせよソニー「α7 III ILCE-7M3」からLightningコネクタのiPhoneへの転送はできず、はっきりとした原因も不明という結果になりました。
その他の機種のカメラで同様の検証を実施したところ、ケーブル接続で転送できる機種もありました。とはいえ、カメラによってはLightningコネクタつきのiPhoneに写真を転送できないということには注意が必要です。
Apple純正の「Lightning - USB 3カメラアダプタ」や「Lightning - USBカメラアダプタ」を所有しているのであれば試してみる価値はありますが、いま所有していないのであればSDカードリーダーによる転送方法をおすすめします。
MFi(Made For iPhone/iPad/iPod)認証とは、Apple社が公式にiPhoneなどに利用できる商品であると認証すること。Apple独自の規格であるLightningケーブルを使った商品は、この認証を受けている製品を選ぶと、使えなくなる可能性が低く安心です。
Apple Lightning - USB 3カメラアダプタUSBケーブルは、カメラ購入時に同梱されていたものを使えば問題ありません。もし手元にない場合は、必ず片方の端子が「USB-A」のものを用意してください。USBカメラアダプタにUSB-Aで接続するためです。
なお、カメラは「USB-miniB」など特殊な形状の挿し込み口を採用していることも多いです。必ず手持ちのカメラの説明書や公式サイトなどで挿し込み口の仕様を確認してから購入してください。
BUFFALO USB2.0ケーブル (A to miniB) 写真を送る手順(iPhone共通) iPhoneとデジカメを接続する カメラとiPhoneをUSBケーブルで接続する(この写真ではUSB-CのiPhoneとUSB-CのカメラをUSB-Cケーブルでつないでいる) カメラとiPhoneをケーブルで接続します。手持ちの機器に応じたケーブルを使ってください。カメラの電源を入れ、iPhoneの画面ロックを解除すれば準備完了です。 「写真」アプリを起動する 写真アプリで「デバイス」欄を選択 カメラに保存されている写真をiPhoneに転送する 画像を選択して[読み込む]をタップ 「選択項目を読み込む」をタップ 読み込んだ画像をカメラに残すか選択 最後に、読み込んだ画像をカメラに残すか、削除するかを選択すれば完了です。読み込んだ写真はiPhoneのストレージに保存され、「写真」アプリからいつでも閲覧できるようになります。 Apple Lightning - USB 3カメラアダプタ Androidスマホ向けのやり方カメラ側のコネクタがUSB-C以外だった場合、カメラ側のコネクタ形状(mini USB Type-BやMicro USB Type-B(2.0)など)とUSB-Cをつなぐケーブルを使います。しかし、これらはあまり広く使われていないため、上図のように対応ケーブルと変換アダプタを経由するほうが手軽です。
準備するもの上の画像のような「USB Type-C」の挿し込み口をカメラが備えている場合、用意するのは「USBケーブル(USB-C to USB-C)」だけでOKです。
Androidスマホも同じUSB Type-Cの挿し込み口が搭載されているケースがほとんどなので、USB Type-Cケーブルで接続できます。スマホやカメラの購入時に同梱されていたケーブルがあれば、それを使ってみてください。
もし新たにケーブルを購入するなら、必ず通信に対応したケーブルを買いましょう。たとえば、100円均一などで販売されている「充電専用」と記載された商品は、カメラやパソコンと接続しても認識されません。
一方、カメラ側のコネクタが「USB Type-C」以外の形状(USB-miniBやmicroUSBなど)だった場合、USBケーブルと変換アダプタを使うと便利です。
おすすめは、Anker(アンカー)製の「USB-C & USB 3.0 変換アダプタ」。高速かつ安定した充電やデータ転送ができ、コンパクトで使いやすいモデルです。値段も2個1000円程度(Amazon)と手頃です。
Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セット 写真を送る手順 カメラとAndroidスマホを接続する USB-CのカメラとAndroidスマホを接続 まずは、カメラとAndroidスマホをケーブルで接続します。カメラ側のコネクタが「USB-C」だった場合は上図のように「USB-C to USB-C」でお互いをつなぎましょう。 カメラ側のコネクタが「USB-C」以外だった場合は、変換アダプタを経由してケーブルをつなぐと手軽です。その上でカメラの電源を入れ、スマホの画面ロックを解除します。 スマホの「ファイル」アプリでカメラの写真データを読み込む 画面を上から下にスワイプし、通知を表示 「外部メディア」をタップ スマホの画面を上から下にスワイプし、通知領域を表示させます。通知領域には「〇〇製USBドライブ」という通知が届いているはずです。[外部メディア]を押すと「Files」アプリに移動します。 撮影データをスマホの内部ストレージにコピーする 「Files」アプリに移動した先の画面 カメラで撮影した写真が表示される 「DCIM」などに進むとカメラで撮影した写真が読み込まれ、一覧で表示されます。 長押しで画像を選択し、[ ⋮ ]をタップ スマホに取り込みたい写真を長押しで選択したら、メニューボタン をタップ。展開したメニューで コピー を選択しましょう。 [内部ストレージ]を選択 「DCIM」などにコピー コピー先に[内部ストレージ]を選択し、格納フォルダを選んで ここにコピー を押します。保存先は任意ですが、一般的に画像データが格納されている「DCIM」や「Pictures」を選べば安全です。 Anker USB-C & USB 3.0 変換アダプタ 2個セット方法3:カメラが搭載するWi-Fi機能やBluetooth機能で転送する
無線で転送するメリット- ケーブルやSDカードリーダーなどの周辺機器が必要ない
- 事前設定さえ終われば手軽に転送できる
- 転送だけでなく、便利な連携ができるアプリもある
- スマホからカメラ内の写真を削除
- スマホでカメラを遠隔操作してシャッターを押す
- クラウドストレージに自動転送 など
- アプリのダウンロードなどの事前設定が必要
- 転送スピードが遅い
- Wi-FiやBluetoothに対応したカメラでしか使えない
本記事では、ソニーの「Imaging Edge Mobile」を利用した転送方法を紹介します。なお、カメラの機種によって手順が異なる場合があるので、事前にソニーのサポートページで確認しておきましょう(今回の検証では「α7 III ILCE-7M3」を使用)。
スマホに「Imaging Edge Mobile」アプリをインストールする まずはカメラから写真を転送したいスマホに「Imaging Edge Mobile」アプリをインストールします。 アプリ「Imaging Edge Mobile」をダウンロード カメラで「スマートフォン転送機能」を選択する MENUボタンを押し、[スマートフォン転送機能]を選択 次は、カメラのメニュー画面から「ネットワーク」タブを開き、[スマートフォン転送機能]を選択します。 [スマートフォン転送]を選択 続いて[スマートフォン転送]を選択してください。 転送する写真を選択する [カメラから選ぶ]を選択 カメラのスマートフォン転送機能を起動したら、カメラからスマホに転送したい画像を選択します。 まずは、転送する写真をカメラとスマホのどちらから選ぶかを尋ねられるので、[カメラから選ぶ]で決定します。 任意のオプションを選択どのように画像を選ぶかのオプションが表示されたら、任意のオプションを選択して次に進みます。 「この画像」ではカメラ内の最新の写真が1枚、「この日付の全画像」では当日に撮影したすべての写真が自動的に選択され、「画像選択」ではカメラ内の画像を任意で選択可能です。 今回は「画像選択」で任意の画像を選ぶ方法を利用しました。
チェックで指定したらMENUボタンで実行 カメラからスマホに転送したい写真にチェックマークをつけたら、カメラ本体の「MENU」ボタンを押して実行します。 最後に[実行]ボタンを選択すると転送用のQRコードが表示され、カメラ側での操作は終了です。 転送用のQRコードを「Imaging Edge Mobile」アプリで読み込む スマホの「Imaging Edge Mobile」アプリでQRコードを読み込む ここまでの手順を完了すると、カメラの画面に転送用のQRコードが表示されます。ここからは、スマホの「Imaging Edge Mobile」アプリを操作して写真の転送をおこないます。 [カメラ接続/登録]をタップ [QRコード読取り]をタップ「Imaging Edge Mobile」アプリを起動し、[カメラ接続/登録]をタップします。続いて画面の指示に従い、画像の転送に利用するカメラの登録をおこないます。 カメラの登録が終わったら、[QRコード読取り]からスマホのカメラを起動してください。