. 19話〜最終話): 枝葉記
19話〜最終話): 枝葉記
19話〜最終話): 枝葉記

Без кейворда

気になることをただひたすら語る日々 by 一般市民

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2012年ブログをお引越し♪

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沈まぬ太陽‐第二部‐(19話〜最終話)

「会社」とは何か?

その中で生きた二人の男の人生から見えたものとは?

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5年先ですら危うい取引を、「国民航空」は10年ドル先物予約を進めた結果……

このままの状況が続けば、想像を絶する膨大な赤字損失となる。。

思いあぐねた国見は、政治家の永田に相談するのだが……

そこから、その問題は政治家たちの戦いの場へ舞台を移すことに。。

「国民航空」は内から外から、もはや瓦解寸前の”泥船”のような実体となっていた。。

→こんなに「利権」が恐ろしいモノだと思ったことないわ。。

本人たちは自分の損得勘定しかしてないから、「国民航空」という”泥船”からいくらでも搾り取るっていう。。

内だけでなく、大きな外からの力でもむしり取られ……

いたぶられている「国民航空」という”会社”自体が可哀想だわ。。

10年ドル先物予約の裏には、それを「国民航空」に売りつけた人物と、”影の総理”と呼ばれる大物政治家の存在がある。

だが、そのからくりは誰にも気づかれないよう細工がされており……。。

もはや、この問題は国見一人の手に及ばないところまでいってしまう。

そんな「国民航空」の姿に事故で家族を失った遺族は憤りを隠せず、恩地にその旨を伝える。。

→もう、申し訳ないですよね、遺族の方々を思うと。。

このときの恩地の思いを思うとまたな。。

「特別販促費」の金を作り出していた細井は、精神的に限界にきていた。

行天もその”金”を必要とし、細井は彼の顔を覚える。

ようやっと会社を辞めても、細井の心は晴れることなく……

10年ドル先物予約の問題は閣議決定で、それ以上、追及されることなく終止符を打たれる。

「運輸委員会」で人々の知るところとなったこの問題が、こうもあっさりと解決した背景には、これ以上「国民航空」の”闇”を暴きたくない首相の考えが反映していた。

このことで、国見は「会長辞任」を龍崎に申し出るのだが……

国見が口にした ”司直の手” という言葉に龍崎は慎重を期し、

その一方で首相の体面を守るため布石を打ってから、

国見を”更迭”という形で会長職から降ろした。

→そもそも龍崎の既成事実を作ってからの国見会長就任劇は鮮やかでしたからね。。

”更迭”というやり方なんて朝飯前だったでしょうね。。

あのときの「もしや国見さんは恐ろしい魔の手に落ちたのでは?」というような不穏な始まりが、この”終わり”に繋がっていたとは……

でも、「政治家」のやっかいさはよくわかるだけに、その中で”清廉”な人が太刀打ちできるはずがないんだよな。。

真面目であればあるほど。。

ってか、「国民航空」のような"国"に後押しされ、そのために引き起こされる「腐敗」っぷりが……

これ以上、何ができるってんだよ!!とも思うわ。。

だから、どいつもこいつも”利権”をむさぼってしまうよな。。

あえていうなら、国見さんにとっては最初から”畑違い”だったとしかいいようが。。

(たぶん、それぐらい人選(関東では断る人続出だったらしい)に苦労した結果なのだろう。。)

国見会長の”更迭”により、「会長室」も解散する。

国見との最後の約束として、恩地はこのまま会社に残り、改めて「御遺族係」に転属するはずが……

行天は恩地が「ナイロビの支店長」に決まったことを知らせる。

→それも、「君も鈍いな」とかいってくれる行天は”広報”→”人事”に異動って。。

思わず、笑っちったよ、こーも、事の運びが……だと。。

恩地が行天に向かって 「君なら”改革"できるのか?」 というストレートな言葉が、前回とまたここで繰り返されることで、とても心に響くな。。

そのあとの恩地の表情が、行天に対して哀れさ&悲しみを湛えていて……絶妙な表情でした。。

その頃、東京地検特捜部では細井が送った手帳をもとに密かに調べをはじめ……

恩地はアフリカに旅立つ前に、”あの山”に登り、

日本の地に帰ったら、またこの山に来る決意を誓う。。

恩地は再び、アフリカの地に足を降ろし、雄大な夕日を一人眺めた。

恩地と行天……この二人は「会社」を具現化した人物といえるのかな?

理想と現実……どちらも会社の中に存在し、けれどもそれ以上に大きな力がそれらを飲み込んでしまう……。。

何かを変えようとしても、その”大きな力”で握りつぶされ、理不尽な目に遭ったとき……

人に必要なモノは、そこに残っているモノは何だろう?

失ったものは多く、そこにいる必要もないのかもしれない。

それでも、そこに居続ける思いは……

ただ「信じている」のかもしれない。

それでも、「信じたい」から立つのかもしれない。

それが、自分が存在するべき”場所”だと信じて。

たぶん、生きてはいけない気がした。

役者さんたちの好演も相まって本当、面白かった!!

特に、社長&会長クラスを演じられた役者陣の好演による厚みが加わることで主人公の世界の外側がどんな環境なのかもよく見えたし、

身近な敵も味方も一人一人見つめるとそれぞれの事情も妙にわかる気もした。

「会長室」にいた新生労組側の中谷という人物が、新生OBとの食事の席で、その「不正」しているOBの先輩たちを羨ましいと思う姿がね。。

この人物は本社勤務で一応エリートコースにいるはずの人がそう思ってしまう、その「環境」がどれだけ”腐敗”しているかの端的な場面として妙に印象に残った。。

そして、主人公の恩地を演じた上川さんがね~

作り込みすぎないナチュラルな演技によって、同じ心境に立って見ていくことができた!

(だから、第一部は号泣の嵐だった、私・爆)

徐々に客観的に「会社」を見るポジションになることで、巻き込まれた人々の心情を一番理解できる人物像になっていたかな。

2017年最後の最後にまさかこの作品を見ることになろうとは。。

いろんな意味で、私にとっても”転機”となる作品になったかもしれない。

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