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うさぎでもわかる確率・統計 ポアソン分布

よって、バグが2個以下である確率 \( P( X \leqq 2) \) は、つぎのように計算できます。\[\beginP( X \leqq 2) & = P( X = 0 ) + P( X = 1 ) + P( X = 2 )\\ & = e^ + 3 e^ + \frac e^\\ & = \frac e^\\ & = \frac \cdot \frac\\ & = \frac\\ & = 0.423\end\]

バグが3個以上潜んでいる確率 \( P( X \geqq 3) \) は、全体(1)から、バグが2個以下である確率 \( P( X \leqq 2) \) を引けばよいので、計算結果はつぎの通りとなります。\[\beginP( X \geqq 3) & = 1 - P( X \leqq 2)\\ & = 1 - 0.423\\ & = 0.577\end\]よって、バグが3つ以上潜んでいる確率は 0.58 と求められます。

5. 練習問題で確認!

※ 必要であれば、\( e = 2.718 \)、\( e^2 = 7.389 \)、\( e^3 = 20.085 \) 、\( e^4 = 54.598 \) としなさい。

6. 練習問題の答え

15分あたり平均2人の来店があるということは、30分あたりの来店人数の期待値は次のように求められます。\[\frac \times 2 = 4\]

30分あたりの来店人数の期待値は4人なので、ポアソン分布のパラメータ \( \textcolor \) は、 \( \textcolor \) となります。

今回求めたい確率は、30分間に1人も来店しない確率 \( P (X = \textcolor ) \) なので、\( \textcolor \) ですね。

[i] 30分間に1人も来店しない場合の確率 \( P( X = 0) \) [ii> 30分間に1人来店する場合の確率 \( P( X = 1) \) [iii] 30分間に2人来店する場合の確率 \( P( X = 2) \)

[i] 30分間に1人も来店しない場合の確率 \( P(X = \textcolor) \)

[ii] 30分間に1人来店する場合の確率 \( P(X = \textcolor) \)

[iii] 30分間に2人来店する場合の確率 \( P(X = \textcolor) \)

よって、30分間の来店人数が2人以下となる確率 \( P( X \leqq 2) \) は、つぎのように計算できます。\[\beginP( X \leqq 2) & = P( X = 0 ) + P( X = 1 ) + P( X = 2 )\\ & = e^ + 4 e^ + 8 e^\\ & = 13 e^\\ & = 13 \cdot \frac\\ & = 0.238\end\]

よって、30分間の来店人数が2人以下となる確率は 0.24 と求められます。

注釈 ↑ 1 例: コイントスをして表が出るか裏が出るか ↑ 2 。ただし、赤色部分の式変形で \( e \) の定義式\[\lim_ \left( 1 + \frac< 1 > < n >\right)^n = e\]を使った変形をしているため注意です。具体的には、つぎのように変形をして赤色の式部分が \( e^ \) となることを導出しています。\[\begin\lim_ \left( 1 - \frac< \lambda > < n >\right)^n & = \lim_ \left( 1 - \frac< \lambda > < - n' \lambda>\right)^ < - n' \lambda >\ \ \ \left( n = - n' \lambda , \ \ \ n' \to \infty\right)\\ & = \lim_ \left( 1 + \frac< 1 > < n' >\right)^ < - n' \lambda >\\ & = \lim_ \left\< \underbrace< \left( 1 + \frac< 1 > < n' >\right)^ >_ \right\>^ < - \lambda >\\ & = e^< - \lambda >\end\]※ \ ↑ 3 こんな計算、手では絶対したくありませんよね! 公開日: 2024年8月24日 更新日: 2024年8月25日 この記事を書いた人 コメント一覧 コメントはありません。 関連記事 うさぎでもわかる線形代数 第03羽 逆行列 うさぎでもわかる線形代数 応用編第6羽 シルベスターの判定法(正定値・半正定値の判定) 【片対数・両対数グラフ】うさぎでもわかる実験の基礎 第3羽 片対数・両対数グラフを用いた最小2乗法 うさぎでもわかる線形代数 第06羽 1次独立・1次従属 うさぎでもわかる微分方程式 Part05 2階線形微分方程式の基礎(解の構造・ロンスキアン) うさぎでもわかる確率・統計 単回帰分析 うさぎでもわかる離散数学(グラフ理論) 第15羽 最大フロー・最小カットの求め方 うさぎでもわかる線形代数 応用編第1羽 複素数とベクトル・複素数と行列 うさぎでもわかる確率・統計 F分布のいろは③ 一元配置分散分析 うさぎでもわかる確率・統計 指数分布

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    目次

    1. 1. ポアソン分布とは?
    2. 2. ポアソン分布を用いた確率導出公式
      1. 公式導出
      1. (1) ポアソン分布の期待値 \( E(X) \)
      2. (2) ポアソン分布の分散 \( V(X) \)
      1. (1) 例題1.
      2. (2) 例題2.

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      1. 1. ポアソン分布とは?
      2. 2. ポアソン分布を用いた確率導出公式
        1. 公式導出
        1. (1) ポアソン分布の期待値 \( E(X) \)
        2. (2) ポアソン分布の分散 \( V(X) \)
        1. (1) 例題1.
        2. (2) 例題2.