Loud Hailer
Emotion & Commotionから6年ぶりとなるスタジオアルバム。Emotion & Commotionも集大成的なアルバムだったし、それからはライブアルバムやトリビュートのような内容のコンサートをやったり、 要するにジェフベック自身は、もうあまりやりたいことがなくなったのではないか と思います。しかし、ビジネス的に新しいアルバムを作らなければいけない。しかし、ジェフベック自身は自分がクリエイションの源泉となって何かを作り出せるタイプの人ではないので、誰かとのコラボレーションが必要(過去も常にそう)であり、そのネタがなかなか見つからないという状態ではなかったかと思ったりします。
そういうときに面白い若い女の子達を見つけたので、「何か作らない?」と誘ってつくったといいうような感じではないかと思います。なのでこのアルバムにジェフベックの明確な方向性が示されているとかそういうのはない。 この時のジェフベックが感じたことをプレイしている 、そんな感じのアルバムです。
ロージー・ボーンズとギタリストのカーメン・ヴァンデンバーグは、ロンドンでBONESとして活動していたそうで、そういう彼女らとのコラボ的アルバムでもあります。こういうルーツロック的なアルバムの割には、ジェフベックによると、スタジオでせーの!って感じではなく、 プロツールズでやり取りして作った と言っていました。デジタルの便利さをうまく使ったとも言えるし、ジェフベックも歳だからスタジオでせーの!がしんどかったのかも知れません(笑)
ただ、前述したようにジェフベックの方向性とかそういうものではないので 刹那的 というか、この瞬間のジェフベックの一面という感じのアルバムです。これがジェフベックのサウンドだというのとは少し違います。ギターはジェフベックそのものですけどね。まあ、ジェフベックはいつだってそういう感じではあります。
内容
ストレートなロック、ファンク、エレクトロニカ的なものやバラード、オールディズ的なものなどいろいろなタイプの曲がありますが、全体を通して 60年代のスインギングロンドン、あるいは80年代のパンクの時のようなロンドン的匂い がするのは、意図的にそういうサウンドに仕上げてあるのでしょう。Loud Hailerというタイトルからして「言いたいことがあるぞ〜」みたいなパワーを込めているのでしょうね。それがロックというものだと言いたいのかも知れません。
個人的には、 「O.I.L.」がカッコイイ と思います。ありそうでなかったビートで、こういうカッコ良いカッティングを考えるのがさすが。途中のリフも簡単そうで難しい。こんなパーカッシブにリズミカルにはなかなか弾けません。ライブでは、さらにゴーストノートというか空ピッキングノイズ(指でこすって擦り音だけをパーカッシブに出す)を組み合わせてめちゃくちゃカッコよく弾いていました。こういうユニークなプレイをするのはジェフベックしかいません。また、この曲ではオイル缶ギターでスライドを弾いているのも話題でした。ここで実物を紹介していますが、こういうギターを作っている会社があるんですね。ホットロッド好きなジェフベックらしい。ホットロッド仲間のビリーギボンズ(ZZ Top)にもらったとかいう話ですけどね。(フィンガリングノイズの象徴的なプレイはBBA Live In JapanのJeff’s Boogie後半、じゃじゃ馬億万長者に入る前に聴けます)※関連記事
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