「私を泣かせてください(Lascia ch'io pianga)/ヘンデル」の歌詞対訳と解説【G.F.Händel】
「私を泣かせてください(Lascia ch'io pianga)/ヘンデル」の歌詞対訳と解説【G.F.Händel】
皆さん、こんにちは!声楽家&ブロガーのとらよし(@moritora810)です。今回はイタリア古典歌曲にも乗っているヘンデル作曲の 「私を泣かせてください(Lascia ch'io pianga)の歌詞対訳と解説 をお届けしたいと思います。この曲はゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが作曲したオペラ『リナルド』で歌われるオペラアリアです。
ということで、今日はヘンデル作曲の「私を泣かせてください(Lascia ch'io pianga)」の歌詞対訳と解説をご紹介したいと思います。歌詞対訳はイタリア語/日本語として、イタリア古典歌曲集に記載されている対訳をもとにして訳しています。
「私を泣かせてください/ヘンデル」の歌詞対訳・和訳①【Retitativo】/【レチタティーヴォ】 Armida, dispietata colla forza d'abisso/奈落の力を持った、情けを知らないアルミーダは rapimmi al caro Ciel di miei contenti,/愛しい天上の喜びから私を奪い去り、 e qui con duolo eterno/そして、ここで永遠の苦しみを持った viva mi tiene in tormento d'inferno./地獄の苦しみの中に私を生きたまま閉じ込めている。 Signor! Ah! per pietà lasciami piangere./主よ、ああ、お願いです、私を泣かせてください。
「私を泣かせてください/ヘンデル」の歌詞対訳・和訳②【Aria】/【アリア】 Lascia ch'io pianga/私を泣かせてください、 la cruda sorte,/私の残酷な運命に e che sospiri la libertà./そして、私が自由に恋い焦がれることを。
Il duolo infranga queste ritorte/その苦悩がこの鎖を砕きますように、 de' miei martiri sol per pietà./私の苦しみに対する憐れみだけによって。
Lascia ch'io pianga/私を泣かせてください、 la cruda sorte,/私の残酷な運命に e che sospiri la libertà./そして、私が自由に恋い焦がれることを。
「私を泣かせてください/ヘンデル」の解説オペラ『リナルド(Rinald)』は1711年に作曲されたオペラです。今から300年以上前ですね。詩はジャコモ・ロッシのもので、歌唱は アルミレーナという女性が歌うアリ ア です。この作品の原作は、トルクァート・タッソによる叙事詩、『解放されたエルサレム』がもとになっています。この台本は1099年の第一回十字軍によるエルサレム奪取が主な舞台です。内容としてはキリスト教徒の騎士とムスリムとの闘い、またキリスト教徒間での不和や後退、そして最終的には勝利が描かれています。しかし詩における重要部分は恋愛の歌です。
- 敵軍のエルサレム王である アルガンテ の恋人である アルミーダ に騙されて アルミレーナ が捕まる。
- アルミレーナ がめっちゃ可愛いので愛人にならないかと アルガンテ にしつこく迫られる。
- アルミレーナ がそれを拒み、悲しみながらこの曲を歌う。
ということで、今回はヘンデルが作曲したオペラ『リナルド』から「私を泣かせてください(Lascia ch'io pianga)/ヘンデル」の歌詞対訳と解説をお届けしました!このサイトでは他にも歌詞の対訳などがあるので、是非ご覧ください!それではまた!
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