Без кейворда
このコネクタ部の両脇にピンが2個所あります。 このピンは、プラスティック同士の構造物が圧入されるタイプですので、硬く挿入されていて、外れないことがあります。 その際には暖める、冷やす等で様子をみます。 どうしても取れないときは、ピンが引きちぎられることがあります。 落下等で、すでに割れていることもあります。 修理例
2個所のピンが取れると、底蓋が外れてきます。 パカっと開きます。 この際に、カード外し機構の作動桿部(スライド部)が外れてくるときがありますので、無くさないようにします。(写真内右の部品)(2)基板を外す 基板(基盤)(マザーボード)を外すために、液晶へのコネクタを外します。 (コネクタに接続されているのは、フレキシブルケーブル(柔軟電線束)です。 フレキと呼ぶ部分の電極です。 コネクタ部は、締結部材によって電極に圧着されていますので、フレキを外す際には、最初に締結部材(ロック)を外します。 (無理に引っ張っても抜けますが、電極を傷めます。) フレキが抜ければ、そうっと上に引き上げることで基板が外れます。
この際に基板の左上の、外部電源コネクタがひっかかり、電線が切れることがありますので、注意します。
(3)液晶部(上部筐体)を外す キーボード部と、液晶部とは、ヒンジ筒でつながっています。(右写真内下) そのヒンジ筒(つつ)の爪を外れないようにしているロックがあります。
これが左の写真で白く見える部品(ロック部材)です。 中央部の溝が縦(または横)に見えるときにロック、斜めになったときがアンロック(un-lock)です。 アンロック(解除)にすることで、白い部品を外せます。 ロック部材を外す(回す)際には、右回転でも左回転でも良いので、外周を45度回せば外せます。 (写真ではプライヤを使っています。 ピンセットでも良いです。 尚、大きなマイナスドライバを使うと、壊しやすいです。) 同様に左側のロック部材を外します。 ロック部材を外したので、ヒンジの筒部(つつぶ)を指で両側からつまむと、筒部のロック(嵌め合い)が外(はず)れます。 まず、写真の場所から外します。(左側のヒンジ部) 外す際には一気に、筒の直径を縮めるように押さえながら引き上げます。 (筒部のロックは弾性の範囲で縮んで外れます。)
筒部の嵌(は)め合いをドライバなどで部分的に外してゆく必要はありません。 筒部を握って外せば容易です。 こうすると、指で外すわけですから、一切傷が残りません。 尖(とが)ったもので、嵌め合い部をはずすと、必ず傷が残ります 。 筒部が左側から外れて、浮き上ってきているところを、正面側から写した写真です。 次に、ヒンジの右側を外しますが、この部分には、液晶の前後の動きを支える、ピンがあり、深く挿入されています。 このため、筒部を外しながら、さらにピンを抜く動作が必要です。 ここが、簡単に抜けるものは、すでにヒンジの保持部にガタ(変形)があるということです。
新しい場合やガタの無い場合は、なかなか軸のピンが抜けませんので、ゆっくりゆすりながら外します。 (引き抜く力を加えすぎると、ピンが抜けた際に、力が余って、フレキを切ってしまうので、要注意です。) ピンが抜けたところです(同時に筒部も外れています)。 まだフレキなどを外してないので、この程度の隙間にとどめます。 そうっと開きます。
液晶部と、キーボード部との間に、グランド(接地線)とフレキが見えます。 まず、フレキを外します。 フレキは薄く硬いので、単に引っ張ると、引っかかって無理がな力がかかります。 知恵の輪を外すように、そうっと外してください。 (簡単に抜けてくるときもあります。) 同様に、グランド線(bonding wire、液晶部接地線)電極を、知恵の輪のように外します。
グランド線が切れた場合 →補修例 これで、液晶部とキーボード部とが分離されました。 ヒンジ筒も外せます。 外す際には、右側のピンが邪魔になりますが、ピンを回せば回避できます。 最後に、ヒンジキャップ(筒端部蓋)を外します。
他のホームページでの分解方法の場合、最初にこのキャップを外すようにとの指示がありますが、実は、ここで外すと楽です。 なぜかといえば、最初にキャップを外すには、隙間に爪を食い込ませたり、尖ったもので隙間を作っていったりしますが、爪を痛めたり、隙間に傷をつけたりするからです。 (液晶部だけを少し開きたい場合には、最初にキャップを外す必要があります。)
(4)液晶を取り出す 上記分解手順(1)(2)(3)を行わず、単に液晶部だけを少し開きたい場合には、この(4)項から分解を始めても良いです。(ただし、この場合には、最初にヒンジ両端左右のキャップを外す必要があります。)
液晶を取出すには、最初に液晶前面枠部を外します。 これは、いわば分厚いプラスティック製シールです。 したがって、粘着剤で接着されているだけですので、単に剥がすことになります。 この際には、 (1)液晶前面枠部が経年劣化していることがあり、この場合には弾性を失っており、容易に割れます。 ⇒ドライヤなどで暖めながら行います。 (2)剥がす際に、尖ったものを差し込むと、液晶前面枠部に穴をあけたり、変形させたり、着色部が禿げたりします。 ⇒とがったものは最初の使用だけにします。 液晶前面枠部の角に尖ったもので、隙間をつくり、カードを差し込んでカードに粘着させます。 粘着させたカードで引き上げるように液晶前面枠部を剥がします。 ゆっくり、そっとはがします。 粘着剤が液晶の金具に残るか、液晶前面枠部側に残るかは状態によります。 (経年劣化、温度、剥がす角度、等) どちらに残っても、組立て時に大きな違いはありません。 液晶前面枠部がはがれたら、液晶筐体を止めるネジ4本を外します。 (底蓋のネジを外す要領と同じです。) 液晶の筐体にも、プラスティックのピンが用いられているので、傷をつけないように外します。 左の写真は、液晶下部ですが、この部分は使用中に、すでに割れていることが多く、したがって割れて(折れて)も、あまり問題にならない部分です。 順番に外して(開いて)行きます。
液晶のラッチ部の両側、内部にもピンがありますが、ここは「てこ」のようにして外します。 ゆっくり行えば折れません。 (折れる(折れている)こともあります。2本のうち一本が残れば機能的に問題ありません。) 右側の開きが最後になります。 ヒンジのピン部分は外さなくても、液晶を取り出すことができます。
ヒンジ軸部の分解 ヒンジの組立て調整参照 液晶を取り出します。
こうすると、液晶コネクタ部の加圧スポンジの洗浄、交換が容易に行えます。 液晶を取り出さず、隙間を作るだけでも、加圧スポンジの洗浄、交換は可能ですが、ヒンジの首折れの兆候があるときは、ヒンジ部が割れます。 以上 2006.05.06 分解できるところを、全部分解した写真です。 (キーボードは差し込まれているだけですので、嵌め合い部を、後ろからプチプチと外してゆきます。) 200LXは、分解組立てがたいへん容易な構造であり、この後綺麗に組み上げることができます。 2006.05.30(修正2006.06.10) キーボードだけ外す場合 →
10年以上保存されていた新品のhp200LXを分解 上の映像は新品箱入りhp200LXを分解しました・
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