. LUMIX DC-TZ99を3ヶ月で1万枚撮影して感じたあれこれ - I AM A DOG
LUMIX DC-TZ99を3ヶ月で1万枚撮影して感じたあれこれ - I AM A DOG
LUMIX DC-TZ99を3ヶ月で1万枚撮影して感じたあれこれ - I AM A DOG

スマホには撮れない超望遠:LUMIX DC-TZ99を3ヶ月で1万枚撮影して感じたあれこれ

価格はパナソニックの指定価格制度によるものか64,350円(税込)で統一されていましたが、現在一部のECストアでは6万円を下回る販売価格で売られているようです。 高倍率コンデジはかつて多くのカメラメーカーが作っていたジャンルですが、現在は一部のメーカーが作るのみで市場に安定供給されている機種となると、唯一とも言える選択肢になっています(※キヤノン PowerShot SX740 HSは長らく受注停止状態でしたが、今年の8/1より販売を再開しています)。

高性能なカメラを内蔵するスマートフォンを誰もが持つようになり、ほぼ絶滅状態となった小型撮像センサー(1/2.3型等)のコンデジですが、薄型のスマホに搭載することが難しいのが望遠域のレンズ。例えば最新型のiPhone 17 Proの望遠カメラでは48MPの高画素センサー(約1/2.55型)からのセンサークロップで200mm相当の画角を実現してますが、どれだけ高度な画像処理を用いても、デジタルズームとなる望遠域では画質の低下は否めないでしょう。 新製品レビュー:Apple iPhone 17 Pro - デジカメ Watch

現在のスマホカメラと同クラスの撮像センサーを持つコンデジを比較した場合、超広角から標準域に掛けては明るい単焦点レンズと高度な画像処理により、描写性能も暗所性能も現在のスマホカメラの方がコンデジの性能を明らかに上回っているのですが、光学ズームによる(35mm判換算400〜600mm相当を越える)超望遠域が手に入ることは高倍率コンデジに残された唯一の強みです。

同じ場所から24mm相当から720mm相当までズーム

自分の使い方だとこの夏は自転車で移動しながらの記録に活躍してくれたのですが、コンパクト故のメリットはもちろん、撮影した写真をブログに掲載する際に、同じカメラで広角から超望遠まで撮影していることで色味や質感が揃うこともあり、スマホカメラで撮った写真よりもDC-TZ99の写真ばかり使っていました。

DC-TZ99のここが微妙
  1. 起動に比べてワンテンポ遅れる電源オフ
  2. 手前の小さな被写体に合わないコントラストAF
  3. やっぱり画質は小センサー機
起動に比べてワンテンポ遅れる電源オフ

一方で電源オフの際はボタンを押してから画面がブラックアウト(LUMIXのロゴが表示)してレンズが収納されるまで、ワンテンポ遅れて反応します。ストップウォッチアプリでの手動計測の平均ですが、起動(ボタンを押してからLV表示まで)は約1.6秒に対して、電源オフ(ボタンを押してから画面表示が消えるまで)は約3.2秒と、倍近い時間が掛かります。動画で比べてみるとこんな感じ。

手前の小さな被写体に合わないコントラストAF 一旦ピントが奥に抜けると手前には戻ってこない やっぱり画質は小センサー機

DC-TZ99:129mm(720mm相当) OM-1 + 100-400mm F5.0-6.3 I:100mmからのクロップ

OM-1 + 100-400mm F5.0-6.3 I:123mm OM-1 + 100-400mm F5.0-6.3 I:↑と同じ123mmからクロップ DC-TZ99:129mm(720mm相当)

DC-TZ99のここがナイス
  1. ステップズームでスムーズな焦点距離の切り替え
  2. 超望遠の画角からボタン1つでズームバック
  3. マクロも強くて自然撮影に最適
ステップズームでスムーズな焦点距離の切り替え

ステップズームは特に珍しい機能ではないと思いますが(昔使ってたRICOH CX5にもあった)、24-700mm相当の間のズームレンジをよく使う(単焦点レンズでも設定されやすい)焦点距離ごとにスムーズに移動する機能。具体的には[24mm - 28mm - 35mm - 50mm - 70mm - 90mm - 135mm - 160mm - 200mm - 250mm - 300mm - 400mm - 500mm - 600mm - 720mm相当]の15段階(10段階ぐらいで十分な気もしますが)。

レンズ交換式カメラに慣れていると、標準、中望遠、望遠のおいしい画角が一発で出せて便利に感じますし、レンズ交換式カメラを使ったことがない人が、焦点距離の感覚を身につけるにも良い機能かもしれません。 「広角で寄るより一歩引いて標準で撮れば歪みが少なくなる」とか「望遠域の圧縮効果」なども具体的な焦点距離で感覚を掴めるので「離れた被写体をを大きく写すだけが望遠レンズの役割ではない」なんてことも実感しやすいでしょう。

超望遠の画角からボタン1つでズームバック

コンデジに小さなファインダーが必要かはともかく、ファインダーを使うと視線とカメラの向きを一直線に構えやすいことは感覚的に理解できると思います。特に超望遠の狭い画角に一発で被写体を捉えることは、ファインダーのないライブビューモニターのみのカメラでは大変です。

そんなときに便利なのが、Fn2ボタンに割り当てられている(割り当てボタンは変更可能)ズームバック機能。ズームバックボタンを押すと画角が広角にグッと広がる(ズームバック)ってボタンを離すと元の画角までズーム。これによって狙ったポイントをスムーズに画角内に捉えることが可能になります。

SとLはズームバックする量(範囲)で、Lの方が広角側まで広くズームバックする マクロも強くて自然撮影に最適 マクロモードで撮影(最短撮影距離0.03m):24mm - 50mm相当

もちろんDC-TZ99の良い部分はこれだけではなく、電池持ちの良さ(スナップ撮影で1000枚以上撮れることも)、よく効く手ぶれ補正RAWデータでの記録(AdobeのAIノイズ除去を使えば高感度もそれなりに見られる仕上がりに)などなど。 スマホでは撮れない超望遠域まで撮りたいけど、嵩張るミラーレスカメラを持ち出す程でもない…… そんな隙間に見事に収まってくれるカメラだと思います。

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東京の多摩エリア在住、音楽とアウトドアを愛するフリーランスの編集者・主夫・ブロガー。写真やカメラ、アウトドア(登山・釣り)、旅行、多摩ネタ全般、日々の食について書いてます。 プライバシーポリシー iamadog.okp [at] gmail.com iamadog_okp OKP iamadog

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