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かるた【Karuta】

日本には、古くから親しまれてきた遊びが数多くあります。その中でも、世代を超えて楽しめる伝統文化のひとつが「かるた」です。 お正月の風物詩としても知られていますが、実は教育やコミュニケーションにも役立つ奥深い遊びでもあります。 かるた(歌留多)は、長方形の厚紙に絵柄や文字、歌などを書いた数十枚を互いに取り合う日本の伝統的なゲーム遊びです。 主に正月に遊ぶ室内遊具(しつないゆうぐ)として古くから人々に親しまれてきました。 かるたにはいくつかの種類がありますが、最も一般的なのは「百人一首かるた」と「いろはかるた」です。

かるたは単なる遊びにとどまらず「文を読む」「ひらがなを理解する」「取り札の枚数を数える」「取り札の数を比べ合う」 と子供にとっては楽しみながら学べるとして、より多くの子供たちに広まってほしい遊びです。 近年では、アニメやキャラクターを題材にしたオリジナルかるたや、地域の特色を活かしたご当地かるたなど、多様なバリエーションが登場しています。また、学校教育や福祉施設でもレクリエーションとして取り入れられるなど、その活用の幅は広がっています。 テレビゲームもいいけど「かるた」もね。

かるたの由来【Origin of Karuta】

16世紀後半に渡来したポルトガル船によって伝えられた「カルタ」というポルトガル語がもとだといわれています。 日本では平安時代(へいあんじだい)に、物合わせ遊びといって、持ち寄った種々の貝を合わせて優劣を競う「貝合わせ」という遊びがありました。 江戸時代には、貝合わせが発達して「歌貝(うたかい)」「歌がるた」といった遊びになり、広まりました。 また、西洋かるた系統の「うんすんかるた」といったものまで含め、「かるた」と呼ばれています。

かるたの種類【Kind of Karuta】

歌貝【Utakai】 歌がるた【Uta Karuta】 いろはかるた【Iroha Karuta】

幕末のころ、子供向きのかるたとして「いろはかるた」が出回りました。 「いろは」47文字に「京」の字を加え、これらを首字(しゅじ)とした字札48枚と、同じく絵札48枚、合計96枚1組にしたもので、子どもから大人まで楽しめます。 地方により札の内容が異なり、「郷土かるた」として各地に定着しています。 犬棒かるたで親しまれている江戸かるたのはじまりは「犬も歩けば棒に当たる」に対し、京で生まれた上方かるたは「一寸先は闇」です。 ことわざを自然に覚えられるため、教育的な側面も強いのが特徴です。

百人一首【Poem card game】

平安時代から鎌倉時代にかけての和歌を集めた「百人一首」を使ったかるたです。 歌がるたの代表であり、藤原定家撰(ふじわらのさだいえせん)という「小倉百人一首(おぐらひゃくにんいっしゅ)」という天智天皇から順徳天皇の時代までの歌人百人の歌一首ずつを記載した内容です。 競技かるたとしても知られ、集中力・記憶力・反射神経が求められます。

西洋かるた【Western Karuta】

かるたの遊び方【How to play karuta】

少なくとも2人以上いないと遊べません。 文字札を読む人(読み手)と絵札を取る人(取り手)に分かれます。読み手は人ですが、取り手は複数です。 文字札は、取り札の絵の内容を書いた短い文章が書かれています。読み手は文章を声に出して読みます。 絵札は、読み札の内容を描いた絵と、読み札の短い文句の頭文字がひらがなで目立つように書いています。読み札を読むのに合わせて取り人が手を出して札を取る仕組みです。 文字札・絵札ともに、あいうえお46枚ずつの札があります。1音につき1セットの読み札・取り札が用意されています。 読み手が札を読み始めてから、札を素早く取り、最後の札で終了しますが、札の枚数が多い方が勝ちです。 札を並べた時に、どの絵札がどこにあるかを瞬時に把握するのがコツです。

かるた大会【Karuta convention】 競技かるた【Competition Karuta】

競技かるたの公式大会では、大石天狗堂製のかるた札が用いられます。 競技かるたの基本ルールは、まずは百人一首の札を並べます。百人一首の上の句を読み手が読み上げ、その句の下の句が書かれている札をできるだけ早く獲得して競います。 すなわち、「記憶力」「判断力」「素早さ」などが重要です。 一般社団法人全日本かるた協会が定めた規則に則って行う競技で、小倉百人一首を用いており、スポーツ競技として競い合っています。

競技かるた 第67期クイーン戦 決勝戦第1回戦 2023の映像です。

競技かるた 第61期クイーン戦 第2回戦 2017の映像です。

競技かるたのルール【Rules of competition karuta】

かるたの教育的価値

かるたに必要なもの

かるたの道具【Tool of Karuta】 かるたを題材にしたアニメ【Anime】 ちはやふる【Chihayafuru】

ちはやふるは、競技かるたを題材とした日本のアニメで、名人・クイーンを目指す少女「綾瀬 千早(あやせ ちはや)」が主人公です。 端沢高校に進学した千早が、かるた部を作り、競技かるたで全国大会を目指す熱血スポーツ漫画であり、青春ストーリーを含んでいます。 題名にもなっている「ちはやふる」ですが、在原業平(ありわらのなりひら)が読んだ句に、 「ちはやぶる 神代(かみよ)も聞かず 竜田川(たつたがわ) からくれないに 水くくるとは」 とう歌の最初の5文字にちなんでいます。この句の現代語訳では、 「さまざまな不思議なことが起こっていたという神代の昔でさえも、こんなことは聞いたことがない。龍田川が(一面に紅葉が浮いて)真っ赤な紅色に、水をしぼり染めにしているとは。」 という直訳のですが、実は激しい恋の歌で、業平と恋愛関係にあった女性が「清和天皇」へ嫁いでしまいますが、水面が真っ赤に染まる様子から、まだその想いは続いていることを暗に示しているそうです。

かるたを題材にした映画【Movie】 単行本【Books】

かるた関連公式サイト【Karuta Related Official Site】

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