. John Coltrane 『Transition』: 俺の好きなアルバムたち
John Coltrane 『Transition』: 俺の好きなアルバムたち
John Coltrane 『Transition』: 俺の好きなアルバムたち

「ジャズ」として聴ける限界値のコルトレーン - John Coltrane 『Transition』

多分、末期にも俺が気に入る音源はあるのだろうけど、いつもyoutubeの視聴程度で断念してしまう。特に俺が大好きな「My Favorite Things」、日本公演のそれはまるまるCD1枚分の物量に肥大化している。あの軽やかに口ずさめるフレーズはほんのちょっぴり、あとは難解かつ混迷とした解釈によって、原形を留めていない。フリー・ジャズをわかってる人間にとっては良いのだろうけど、ライトなユーザーの俺からみれば、迷宮にはまり込んでこじらせちゃった感が強い。

もうちょっとコンパクトにまとめるとか、誰か進言しなかったのか? 対してインパルス、前述したように極力テープ編集を抑え、アーティストへのリスペクト最大限に表したアルバムが多勢を占めている。要は「録って出し」である。余計なスタジオ経費もかからないし。 徹底的な創造の後に来るのは、もはや自己解体しか残ってない。そう考えるとColtraneの方向性は間違っていない。純粋に自身の音楽を極めるとするならば、当然の帰結でもある。 ただ、「進化すること=善」というのは短絡的。人はそんな簡単に割り切れない。 Coltraneが見せる最後の「ジャズ」のアルバムとして、ネット界隈でも人気は高い。そんなこと知らずに聴いていたので、正直意外だった俺。俺を含め、ライトなColtraneファンの分水嶺がここにある。 ここから先のColtraneの作品は、Coltrane’sジャズを完成させた後、緻密かつ暴力的にジャズを解体してゆく経過報告である。その作業は粛々と、それでいてロジカルに行なわれた。 それは「徒労」とも言える作業だ。 posted with amazlet at 16.09.23 ジョン・コルトレーン ユニバーサル ミュージック (2015-05-13)売り上げランキング: 200,482 1. Transition 2. Welcome

3. Suite (Prayer and Meditation: Day, Peace and After, Prayer and Meditation: Evening, Affirmation, Prayer and Meditation: 4 A.M.)

LP時代はB面全部を埋め尽くした21分の大作。堂々5部作になっているのは大風呂敷を広げる傾向にあった彼の趣味。 4. Vigil でも、食い合わせ次第では音の壁にやられてしまいそうになるので、体調を整えたあとに聴くことが望ましい。 posted with amazlet at 16.09.23 John Coltrane Not Now UK (2010-06-01)売り上げランキング: 130,460 posted with amazlet at 16.09.23 John Coltrane Atlantic (2016-07-08)売り上げランキング: 153,596 「#Jazz」カテゴリの最新記事 「John Coltrane」カテゴリの最新記事
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  • by ifeeelgood
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