ビルメンテナンスの対応業務日誌【電気・空調・給排水】丸山Jobs
下電流値は一定で異音もない=ベルトや軸受の駆動系に 問題なし、つまり★回転を阻害する機械的原因があると 電流値は脈動したり、異音を伴い通常電流値より上昇し ベルトスリップでは下る、ベルトは回転状態を目視でも わかります。電流とVベルトだけの確認ですが維持メン テナンスは相応にされてる現場でした。機械類は運転 状態を見ればそこの設備の人達の仕事に対する意識は わかる、★電流値の見る機会の多い電気主任が最初に 空調機やファンの機械的異常に気がつかないとおかしい 電流値は負荷VAを知るためだけに見てるんじゃない!
家エアコンの様に冷暖機械も同じ部屋にある場合は温度センサー は吸込側で問題ありませんが、空調機の様に機械は別室では部屋 内壁設置が理想、間仕切りないエリアは空調機の吹出温度を制御 する場合もあります。ここは吹出温度を制御してると思います。 又冷房なら設定より現在温度が上昇すると、自動でバルブが更に 開いて冷水量が増え空気を冷やすのです。_当然水の循環量が増 加すれば冷水ポンプの電流も増加する。この場合の電流の変化 の意味です。_吸込側にセンサーがあり機械室に換気をガラリで 戻す方式をよく見ますが、機械室と部屋に温度差が発生すると 制御が上手にできない。寒い冬に50℃の熱気がアネモから出た 夏場ずっと13℃の冷気が出たままとか違う現場でありました。
盤内CTは1個、盤電流計はS相の電流を指示しています。 又保護は欠相や逆相は見れない、過電流だけというのもわかる。 スターデルター回路で52-1がメイン、42-1がデルタ、6-1がスター のマグネットです。ELBではないため漏電してもこの空調機は 停止しない、その時は元変圧器でLGR警報が出て中央監視で 知る事になるけど、何階のどの空調機かわからないため全部を 調べないといけません。ただこうした乾燥した場所にある機械 でそれが発生する事はまずないのでそれほど恐れる事はない。 後はスターデルタタイマーの在庫があるかです、この起動方式 の起動トラブルの半分はそれが原因ですからあるとないでは 安心度が違います。ないならオーナーに言って買ってもらわ ないといけません。想定できる故障には備えるのが大切です。
マグネット①52-1がメイン、②42-1がデルタ、③6-1がスター 最初に①と③がONしてスター起動する、5~10秒タイマー時間後 に③が切れて②がONする、つまり①と②でデルタ結線となる。 モーターにはスター起動時、電源電圧の√3分の1の値の電圧が かかる、デルタ運転では電源電圧がそのままかかります。 とても基本的回路なのでまだこういう物を見た事がない方は概要 だけでも知っておいてください。スターデルタ起動がわからない では電気主任は務まりませんから必須です。_又絶縁測定をされる 時は制御回路側を含まない様に運転回路MCBを切り、その二次側 で実施されてください。ここは対地電圧200Vなので250Vメガです。 正確に言えば52-1マグネット二次側にメガのラインリードを 当てて測定、表示FULLな良好な値、値的には100MΩはあるはず。 水槽の水中ポンプでは5MΩなんて見た事あるけどこういう乾燥 場所でもし1MΩより低いと法定値は満足していても要注意です。 最初100MΩ→0.5MΩになるのは劣化進行過程と判断します。
ノイズカット付I0測定ならば0.5mA以内には収まります。 他空調機はすべてI0=0.5mAなのに1台だけ10mAとかあればやはり 絶縁抵抗低下が影響しています。特にこれインバーターでは ないからI0が上昇する要素がないのです。毎月1回I0測定して 年に1回Vベルト交換、半年に1回グリースアップ実施をすれば 10年は空調設備でのトラブルはないと思います。
最初電流計がありましたが、いつも30Aなのに27Aとかになれば Vベルトがスリップしています、ベルトスプレーでも短期間なら 回復しますがいずれ交換が必要、それでもダメなら張り調整が 必要です。ここまでは設備の人でしますから電気主任もそれら は仲間に習い習得しないといけません。逆に電流が上がるのは 回転力にブレーキがかかってるわけで軸受けとか不良で異音も 発生する場合もあります。工場設備ならこれの交換も自分らで しますがビル管理ならば、ここで業者に依頼すると思います。
起動がかかった瞬間の運転回路の流れです。運転ボタンPB-1Aを 通じて青→に電圧がかかります、スター起動回路です、PB-1Aか た手を離すと電圧が消失するのでそうさせないのが自己保持の 目的、SDTがスターデルタタイマー、自動切替CSを自動にして おけば中央監視の運転信号でCX8接点がONする事で手動運転と 同じ動きをします。通常は中央監視で運転監視制御されます。 運転ランプは完全に起動完了となった後に点灯させるため42-1 マグネット補助a接点を使うケースが多いけど、この回路では 起動信報の受段階で即点灯します。
タイマー時間経過後にデルタ結線となった状態です。THR異常 でランプが点灯、更にALX1リレーに通電されそのa接点で中央 監視に異常表示させています。最初にあったCTは単に電流測 定用だけ、物によってはCTの電流値でマグネットを停止させ る方式もありその場合THRはありません。こういうシンプルな 方式の方が現場でほぼトラブル対応できるので管理は楽です。 42-1と6-1でクロスした破線の意味は、同時にこの2個のマグ ネットは投入されないという事、つまりコイル電源の投入に 互いの補助b接点を条件づけ(インターロック)しています。
直起動モーターならばこれで対応できます。とにかく起動 させて正常な運営を維持するのです。故障修理は後でする。 最初にマグネットのコイルにある既存制御線をすべて外す。 このタンブラSWでモーターの発停をさせます。MCBにモーター を直結させるという方法はある現場、古いMCBで5.5KWの三相 モーターをそれで応急対応、業者が3日後に来るとなりでも 2日めの朝にそれで起動させたらMCBが火を吹いたと報告も あるのでやめた方がいいです。下のタンブラSWはマグネット の制御をしてるだけでモーターの起動電流を流してるわけで はありません。この方法なら手の早い人で20分で運転開始 できます。直入れが手動でも可動しない故障はゆっくり考 えたら押釦故障とかそう深刻な原因ではないはず。ただ 基盤制御では手動運転もできなくなるのでそういう場合 はこの方法しか応急対応はできないです。基盤交換して 設定を入力してとか営業終了後行います。基盤はね取替 しただけでは使えないのです。
制御MCBの電源を切ると複数のモーターが動かなくなるので 切れない、一旦撤去した既存制御線はテーピングしておく事 端子を裸で放置してその電圧が盤金属部に触れると短絡します。 スターデルタはスター起動→タイマー→デルタ運転とプロセス があるのでこう簡単にはいかないです。
よく見たら自動制御図面が1枚ありました。 ここってダンパーとかも手動のみで全開のままみたい、冷温水バルブ はTr-31で24Vにして可動させてる、温度コントローラーの20と18をON /OFFさせる事で冷暖切替をさせ温度に対するバルブ開度特性を反転さ せてる、11~13番が温度センサーからの情報、25~27当たりが遠隔 監視の回路、16と17番からの4~20mAの信号でバルブ開度を制御させ ています。有名な某社のあれとは違いシンプルな構成ですが病院の 様な質の高い空気環境を要さないないならば、この程度でいいと私 は思います。_こういう空調設備は場所によりモーター能力は違う だけで制御回路はすべて同じ、だから1か所覚えたらそれでその ビルの空調設備はすべて掌握できる事になります。_私達電気を する者は人から教えてもらわなくても回路図面を見ながら現地 で検証すればたいていの事は習得できるのです。これも電気 主任の資質条件の一つだと思います。だから図面は必須です。