「Jeep way letter」: Your way と Their way : 白洲次郎
外務省外交史料館は、日本の外交に関する資料が保管されており、誰でも訪れることができる。 私が訪れたのは、グループでの勉強会の一環だったので、係りの方の説明つきで中をみることができた。様々な外交文書調印の現物であったり、伊藤博文の直筆サイン、吉田茂首相の「鳩杖」などが展示されている。そして、その中にあって、まさにカメラのシャッターを切るように、私の脳裏に焼き付いたもの。。。それが、白洲次郎の「Jeep Way Letter」の現物。彼の手書きの図解だった。
「Jeep Way Letter」とは、白洲次郎が、GHQ統治下の日本で憲法憲法草案の段階で、GHQの進め方と日本の進め方は異なるのだ、ということをホイットニー民政局に伝えた手紙。彼は、「終戦連絡事務局参与」という役職にあって、GHQと日本政府の間をつないだ。
”1946(昭和21)年2月15日、白洲次郎終戦連絡事務局参与は、松本烝治国務大臣の意を受けて、ホイットニー民政局長に宛て、GHQ草案が、松本等に大きな衝撃を与えたことを伝え、遠まわしに、「松本案」の再考を希望する旨の書簡を送った。白洲は、「松本案」とGHQ草案は、目的を同じくし、ただ、その目的に到達する道すじを異にするだけだとして、「松本案」は、日本の国状に即した道すじ(ジープ・ウェイ)であるのに対して、GHQ草案は、一挙にその目的を達しようとするものだとした。
組織と言うのは、基本的には同じ目的を持った人たちの集まりだ。地域社会だって、そこで快適に暮らしたいという人々の集まりだろう。会社員なら、だれだって会社がきちんと稼げて、社会からも愛される会社であってほしいと思うだろう。
人間が社会的動物である以上、組織における目的の共有は、何より大事なんだと思う。
目先の目的ではなく、その先にある、時間的にも空間的にもその先にあるものに眼を向ければ、人は、必ず共通の目的があるのではないだろうか・・・。
短期的目標を掲げるのは大事だ。その方が、がんばれる。受験だって、就職だって、それは、ステップとして目標をもつのは大事。そして、目標に達成すれば、達成感という幸せがある。でも、それだって、ただの人生の通過点でしかない。
目先のことに振り回されず、長い目で考えよう。