. JIS K 7110: 1999 プラスチック―アイゾット衝撃強さの試験方法
JIS K 7110: 1999 プラスチック―アイゾット衝撃強さの試験方法
JIS K 7110: 1999 プラスチック―アイゾット衝撃強さの試験方法

JIS K 7110:1999 プラスチック―アイゾット衝撃強さの試験方法

主務大臣 経済産業 JISハンドブック ‐ 改訂:履歴 1971-11-01 制定日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1984-09-01 改正日, 1989-06-01 確認日, 1994-09-01 確認日, 1999-08-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認 ページ JIS K 7110:1999 PDF [31]

K 7110 : 1999

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS K 7110-1984は改正され,この規格に置き換えられる。 この規格は,ISO 180 : 1993, Plastics−Determination of Izod impact strengthを基礎として用いた。 JIS K 7110には,次に示す附属書がある。 附属書A(規定) ISO 180 : 1982のタイプ2,3及び4試験片のアイゾット衝撃試験 附属書1(規定) 硬質プラスチックのアイゾット衝撃試験方法 附属書1A(規定) 硬質プラスチック用アイゾット衝撃試験機 附属書1B(規定) 衝撃試験時のエネルギー損失Lの計算方法 附属書1C(参考) ノッチ部の反対側を衝撃するアイゾット衝撃試験方法

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日本工業規格(日本産業規格) JIS K 7110 : 1999

プラスチック−アイゾット衝撃強さの試験方法

Plastics−Determinaion of Izod impact strength

序文 この規格は,1993年に第2版として発行されたISO 180, Plastics−Determination of Izod impact strengthを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であり,附属書1を除いて技術的内容を変更することなく作成している。従来日本工業規格(日本産業規格)で規定していた硬質プラスチックのアイゾット衝撃試験方法については,附属書1で規定しているが,本体を優先的に使用することが望ましい。1. 適用範囲1.1 この規格は,定められた条件下でのプラスチックのアイゾット衝撃強さを試験する方法について規定する。この規格では多くの種類の試験片タイプを規定している。試験片タイプ及びノッチタイプは,材料規格に規定されている。1.2 この試験方法は,定められた固有な衝撃条件下で試験片の挙動及び規定された試験片のぜい性又はじん性を評価する目的に使用される。1.3 この試験方法は,次に示す材料に適する。− 充てん材及び強化材入りのコンパウンドを含む硬質熱可塑性成形材料並びに押出成形用材料,硬質熱 可塑性樹脂のシート− 充てん材及び強化材入りのコンパウンドを含む硬質熱硬化性成形材料並びに積層品を含む硬質熱硬化 性樹脂シート− マット,織物,ロービング織物,チョップドストランド,組合せ強化材及びハイブリッド強化材,ロ ービング及びミルドファイバーのような一方向又は一方向でない強化材を一体化した繊維強化熱可塑 性並びに熱硬化性複合材料,予備含浸材料(プリプレグ)から作ったシート− サーモトロピック液晶ポリマー この試験方法は,通常,硬質発泡材料及び発泡材料を用いたサンドイッチ構造物には適さない。また,ノッチ付き試験片は,長繊維強化材料及びサーモトロピック液晶ポリマーに使用しない。1.4 この試験方法は,規定の寸法に成形した試験片,多目的試験片(ISO 3167参照)の両端のつかみ部分を切り取った中央平行部分を用いる試験片又は成形品,積層品,押出成形シート,注型シートのような最終製品若しくは中間製品から切削加工によって作製した試験片を用いる。1.5 この試験方法では,試験片の推奨寸法を規定する。異なる寸法・ノッチの試験片又は異なる条件で作製した試験片による試験結果は,互いに比較することができない。その他の因子,例えば,振り子の容量,衝撃速度,試験片の状態調節などの因子も結果に影響を及ぼす。したがって,比較可能なデータが要求されるときは,これらの因子を注意深く管理し,記録しなければならない。

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2K 7110 : 19991.6 この試験方法による結果は,構造設計用のデータとして使用すべきでない。しかしながら,種々の温度,ノッチ半径及び/又は厚さを変えた試験片を試験することによって材料の代表的挙動の情報を得ることはできる。1.7 附属書1(規定)は,2004年6月30日まで適用する。2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この規格の発行時点では,引用規格はここに示す版の規格が有効であるが,すべての規格は改正されることがあるので,この規格の使用者は,引用規格の最新版を適用するかどうか検討することが望ましい。 ISO 291 : 1977, Plastics−Standard atomospheres for conditioning and testing JIS K 7139 : 1996 プラスチック−多目的試験片 備考 ISO 3167 : 1993, Plastics−Multipurpose test specimensが,この規格と一致している。 JIS K 7151 : 1995 プラスチック−熱可塑性プラスチック材料の圧縮成形試験片 備考 ISO 293 : 1986, Plastics Compression moulding test specimens of thermoplastic materialsが,この 規格と一致している。 JIS K 7152 : 1995 プラスチック−熱可塑性プラスチック材料の射出成形試験片 備考 ISO 294 : 1995, Plastics−Injection moulding of test specimens of thermoplastic materialsが,この 規格と一致している。 ISO 295 : 1991, Plastics−Compression moulding of test specimens of thermosetting materials ISO 1268 : 1974, Plastics−Preparation of glass fibre reinforced, resin bonded, low-pressure laminated plates or panels for test purposes ISO 2557-1 : 1989, Plastics−Amorphous thermoplastics−Preparation of test specimens with a specified maximum reversion−Part 1 : Bars 注(1) SO 2557-1は,ISO 294の改正に伴って廃止される予定である。 ISO 2557-2 : 1986, Plastics−Amorphous thermoplastics−Preparation of test specimens with a specified reversion−Part 2 : Plates 注(2) SO 2557-2は,ISO 294の改正に伴って廃止される予定である。 ISO 2602 : 1980, Statistical interpretation of test results−Estimation of the mean−Confidence interval ISO 2818 : 1994, Plastics−Preparation of test Specimens by machining3. 定義 この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。3.1 ノッチなし試験片のアイゾット衝撃強さ (Izod impact strength of unnotched specimens), aiU : ノッチなし試験片の破壊時に吸収される衝撃エネルギーを試験片の初めの断面積で除した値。単位kJ/m23.2 ノッチ付き試験片のアイゾット衝撃強さ (Izod impact strength of notched specimens), aiN : ノッチ付き試験片の破壊時に吸収される衝撃エネルギーを試験片の初めのノッチ部断面積で除した値。振り子は,ノッチの付いた面を打撃する。単位kJ/m23.3 逆ノッチ付き試験片のアイゾット衝撃強さ (Izod impact strength of reversed-notch specimens), aiR : 逆ノッチ付き試験片の破壊時に吸収される衝撃エネルギーを試験片の初めのノッチ部断面積で除した値。振り子は,ノッチの反対側の面を打撃する。単位kJ/m23.4 平行衝撃 (parallel impact) (積層強化プラスチック用) : 打撃の方向は,シート材料の積層面に対して平行に行う。アイゾット試験の打撃方向は,エッジワイズeである(図1のエッジワイズ平行参照)。

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3 K 7110 : 19993.5 垂直衝撃 (normal impact) (積層強化プラスチック用) : 打撃の方向は,シート材料の積層面に対して垂直に行う(図1のエッジワイズ垂直参照)。 備考1. この種の衝撃は,アイゾット衝撃試験では用いられないが分類システムを明確にするだけの 目的で記載した。 図1 打撃方向の分類

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4K 7110 : 19994. 原理 垂直な片持ばり状態に支持された試験片を,振り子の1回の振り下ろしで破壊させる。振り子は試験片固定台から一定の距離を保ち,また,ノッチ付き試験片の場合は,ノッチの中心線から一定距離の軌道を描く(図2参照)。5. 装置5.1 試験機5.1.1 試験機は,振り子式衝撃試験機で,堅固な構造とする。この試験機は試験片の破壊時に吸収される衝撃エネルギー (W) を測定できるものとする。衝撃エネルギーの値は,振り子の振り下ろす前の位置エネルギー (E) と試験片破壊後に残された振り子のエネルギーの差で表される。エネルギーの値は,摩擦と空気抵抗による損失を正確に補正しなければならない(表1, 7.4参照)。5.1.2 振り子式衝撃試験機の特性を表1に示す。 この試験を1.3に規定するすべての材料に適用するためには,振り子を交換できる試験機を用いて試験する必要がある(7.3参照)。異なる振り子を用いて得られた結果を比較することは,勧められない。摩擦損失は定期的に検査する。 備考2. 表1に示したエネルギー以外の振り子も使用されているが,次の改正では表1に限定される予 定である。 表1 振り子式衝撃試験機の特性 エネルギー 衝撃速度 試験片なしの 試験片ありの補 E Vo 最大許容摩擦損失正許容誤差1) (公称) m/s (空振り試験) J J J 1.0 3.5 (±10%) 0.02 0.01 2.75 0.03 0.01 5.5 0.03 0.02 11.0 0.05 0.05 22.0 0.10 0.10 注1) 吸収エネルギーは,振り子容量の10%80%の範囲を 超えてはならない。5.1.3 試験機は,使用される最も重い振り子の40倍以上の質量がある基礎台に固定する。ストライカーと試験片固定台は,5.1.4及び5.1.6の規定に従って調節しなければならない。

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JIS K 7102:1981の国際規格 ICS 分類一覧

  • 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般

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