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り,日本産業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS A 1150:2014は改正され,この規格に置き換えられた。
Method of test for slump flow of concrete
ISO 1920-2:2016,Testing of concrete−Part 2: Properties of fresh concrete(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
JIS A 0203 コンクリート用語
JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法
JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採取方法
注記 対応国際規格における引用規格:ISO 1920-1:2004,Testing of concrete−Part 1: Sampling of fresh
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作り方
JIS B 7512 鋼製巻尺
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203による。
スランプコーン スランプコーンは,JIS A 1101に規定するもの。
突き棒 突き棒は,JIS A 1101に規定するもの。
平板 平板は,十分な水密性及び剛性をもつ,板厚3.0 mm以上の鋼などの金属製とし,表面が平滑
ノギス又はメジャー ノギス,JIS B 7512のコンベックスルール又はこれに相当するメジャーで,1
測定用補助器具 測定用補助器具1) は,図1に示すように,スランプフローの測定に用いるもの。
受け容器 受け容器は,容量約10 L以上のバケツなどとし,必要に応じて用意する。
試料は,JIS A 1115の規定によって採取するか,又はJIS A 1138の規定によって作る。
a) スランプコーン及び平板の設置 スランプコーンは使用前に汚れ,きず及びへこ(凹)みがないこと
b) 試料の詰め方 試料は,材料の分離を生じないように注意して詰め,スランプコーンに詰め始めてか
高強度コンクリート及び高流動コンクリートの場合,JIS A 1101の箇条6 b)に従って3層に分けて
水中不分離性コンクリートの場合,JIS A 1101の箇条6 b)に従って3層に分けて詰め,各層25回突
c) スランプフローの測定 スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスランプコーンの上端に合
直ちにスランプコーンを静かに鉛直方向に連続して引き上げる。スランプコーンを引き上げる時間は,JIS A 1101の箇条6 c)に従って高さ300 mmで2秒〜3秒とする。ただし,試料がスランプコーンとと
なお,スランプを測定する場合には,JIS A 1101の箇条6 c)に従ってコンクリートの中央部におい
d) フローの流動停止時間の測定 フローの流動停止時間を求める場合には,スランプコーン引上げ開始
スランプフローは,両直径の平均値を5 mm又は0.5 cm単位に丸めて表示する。
4) 500 mmフロー到達時間(秒)
試験器具は,箇条4による。ただし,4.3の平板には,その表面に,直径200 mm及び直径500 mmの同
注2) 直径200 mmの円は,スランプコーンの設置位置を示している。
JA.4 500 mmフロー到達時間の測定
スランプコーン及び平板の設置,並びに試料の詰め方は,箇条6 a)及びb)による。箇条6 c)に従ってス
高流動コンクリート及び水中不分離性コンクリート以外にISO規格では,スランプが210 mmを超えるコンクリートを対象としているが,JISでは,粗骨材の最大寸法が40 mm以下の高強度コンクリートを対象としている。
JISでは,JIS A 0203を引用した。
JISでは,JIS A 1101を引用した。
JISでは,JIS A 1101を引用した。
JISでは,平面の剛性,大きさ,表面について,十分な水密性及び剛性をもつ,板厚3.0 mm以上の鋼などの金属製とし,表面が平滑なものとし,スランプフロー試験ができる余裕をもった寸法としている。また,附属書JA(参考)に,500 mmフロー到達時間の測定を行う場合には,平板へ二つの円を描くのがよいことを規定。 ISO規格では,800 mm×800 mm以上とし,表面にスランプコーンの位置を示す200 mmの円及び500 mmフロー到達時間を測定するために,二つの円を平板の表面に描いたものと規定。
JISでは,JIS B 7512を引用した。
JISでは約10 L以上,ISO規格では約12 L以上と規定。
JISでは,JIS A 1115及びJIS A 1138を引用した。 実質的な差異はなし。
JISでは,高強度コンクリート及び高流動コンクリートの場合,3層に分けて詰め,各層5回突き棒で一様に突く,又は必要に応じて適切な受け容器にためておいて偏りがないように流し込み,突固め若しくは振動を与えない1層詰めとするよう規定。 ISO規格では,同様の詰め方を標準とするが,高流動コンクリートの場合,突固め又は振動を与えない1層詰めとするよう規定。 水中不分離性コンクリートについては,ISO規格及びJIS共に,3層に分けて詰め,各層25回突き棒で一様に突くよう規定。
スランプフローの測定について,ISO規格では,試料の直径を5 mm単位で測ることを規定。JISでは,測定器具の最小単位と測定する単位とを合わせて,1 mm単位で測ることを規定。 また,スランプコーンの内側に多量の試料が付着している場合に,ISO規格では,無効として報告し,理由を明記するとともに同一バッチの別の試料によって新たに試験することを規定。JISでは,かき落として試料の中心部に静かに加えることを規定。
ISO規格では,二つの測定値の平均値を10 mm又は5 mm単位(国内規格で要求される場合)に丸めて表示。JISでは5 mm又は0.5 cm単位に丸めて表示。
現行規格(JIS A 1150:2020)
旧規格(JIS A 1150:2014)
JIS A 0203 コンクリート用語 JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法 JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採
1920-1:2004,Testing of concrete−Part 1: Sampling of fresh concrete
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS A 1101 コンクリートのスランプ試験方法 JIS A 1115 フレッシュコンクリートの試料採
JIS A 1138 試験室におけるコンクリートの作
JIS A 1156 フレッシュコンクリートの温度測
JIS B 7512 鋼製巻尺
各種試験方法が細分化され,フレッシュコンクリートの品質管理を網羅してしまう方向にいくことと,JIS A 1156(フレッシュコンクリートの温度測定方法)での報告との重複を避けるため,コンクリートの温度の規定を削除した。 また,用語及び定義(箇条3)を追加したことによって,JIS A 0203を追加した。
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS A 0203による。
平板は,十分な水密性及び剛性をもつ,板厚3.0 mm以上の鋼製のものとし,大きさが0.8 m×0.8 m以上で,表面が平滑なものとする。
試料は,JIS A 1115の規定によって採取するか,又はJIS A 1138の規定によって作る。
試料は,JIS A 1115の規定によって採取する
か,又はJIS A 1138の規定によって作る。 4.2
コンクリートの温度はJIS A 1156の規定によ
各種試験方法が細分化され,フレッシュコンクリートの品質管理を網羅してしまう方向にいくことと,JIS A 1156での報告との重複を避けるため,コンクリートの温度の規定を削除した。
現行規格(JIS A 1150:2020)
旧規格(JIS A 1150:2014)
高強度コンクリート及び高流動コンクリートの場合,JIS A 1101の箇条6 b)に従って3層に分けて詰め,各層5回突き棒で一様に突く,又は必要に応じて適切な受け容器にためておいて偏りがないように流し込み,突固め若しくは振動を与えない1層詰めとする。 水中不分離性コンクリートの場合,JIS A 1101の箇条6 b)に従って3層に分けて詰め,各層25回突き棒で一様に突く。
“適切な受け容器にためておいて偏りがないように流し込み,”が“3層に分けて詰め,各層5回突き棒で一様に突く。”に掛かるのか不明瞭であること,また,試料の詰め方及び突き方は,JIS A 1101の規定に従っていることから,文章の順序及び表現を修正した。
スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスランプコーンの上端に合わせてならす。突固めによって試料の上面がスランプコーンの上端よりも低くなった場合は,少量の同じコンクリートの試料を足して上面をならす。その後,平板にこぼれた試料を湿布などで取り除き,直ちにスランプコーンを静かに鉛直方向に連続して引き上げる。スランプコーンを引き上げる時間は,JIS A 1101の箇条6 c)に従って高さ300 mmで2秒〜3秒とする。ただし,試料がスランプコーンとともに持ち上がって落下するおそれのある場合は,試料が落下しない程度にゆっくり引き上げる。
スランプコーンに詰めたコンクリートの上面をスランプコーンの上端に合わせてならした後,直ちにスランプコーンを鉛直方向に連続して引き上げる。スランプコーンを引き上げる時間は,JIS A 1101の規定によって高さ30 cmで2〜3秒とする。ただし,試料がスランプコーンとともに持ち上がって落下するおそれのある場合は,10秒でゆっくり引き上げる。
フロー測定のコンクリートの試料の量を一定値とするため,追記した。また,ペースト及びモルタル成分の多い部分を意図的に追加した場合,スランプフローの測定値に影響する可能性も否定できないため,追加する試料は,“同じコンクリートの試料”であること,足した後に上面をならすことを明示した。 平板にこぼれた試料の有無によって測定値が変わるため,湿布などで取り除く具体的な内容を追記した。また,JIS A 1101の箇条6 c)の記述と整合させ,スランプコーンを“静かに”引き上げるとした。 さらに,試料がスランプコーンとともに持ち上がって落下するおそれのある場合の引き上げる時間を10秒に特定できないため,表現を修正した。
現行規格(JIS A 1150:2020)
旧規格(JIS A 1150:2014)
1) 試験年月日 2) バッチ番号又は運搬車番号 3) 粗骨材の最大寸法(mm) 4) スランプフロー(mm又はcm)
1) 試験年月日 2) バッチ番号 3) 粗骨材の最大寸法(mm) 4) コンクリートの温度(℃) 5) 試料の詰め方 6) スランプフロー(mm又はcm)
試料の詰め方の記載内容が不明確であったため,報告事項を具体的な記載とし,b)(必要に応じて報告する事項)に移行した。 JIS A 1156が制定されたことによって,コンクリート温度の報告が両規格で重複することを避け,この試験規格では,スランプフローの試験方法に特化するため,コンクリートの温度を削除した。
1) 天候 2) 気温又は試験室の温度(℃) 3) 試料の詰め方(層数及び突き数) 4) 500 mmフロー到達時間(秒) 5) フローの流動停止時間(秒) 6) スランプ(cm) 7) 目視による材料分離の有無
1) 天候 2) 気温(℃) 3) フローの流動停止時間(秒) 4) スランプ(cm) 5) 目視による材料分離の有無