. YouTuberクリス・ブロードが語る“ガイドブックにない日本”|Real Sound|リアルサウンド テック
YouTuberクリス・ブロードが語る“ガイドブックにない日本”|Real Sound|リアルサウンド テック
YouTuberクリス・ブロードが語る“ガイドブックにない日本”|Real Sound|リアルサウンド テック

仙台を拠点に日本の魅力発信 英国人YouTuberクリス・ブロードが語る“ガイドブックにない日本”

昨年10月には、自転車で日本を縦断する大型企画をスタートさせ、名所から知られざる秘境まで、日本が持つユニークな魅力を発掘し、海外に届けた。現在は日本在住の外国人トップインフルエンサーが結集し、「Uncovering Japan to the World -日本人も知らない「Nippon」を世界の片隅まで!-」をテーマに発信を行なうクリエイターコミュニティ「Tokyo Creative」でも活躍する彼に、来日のきっかけから、外国人目線から見た日本の特徴、実際に住んでわかったその魅力まで、じっくり話を聞いた。(編集部)

映画『おくりびと』に感銘を受けた Day in My Life | Living in Japan ーー映像からは、日本人でも深く知る人が多いとは言い難い、東北地方の魅力がしっかりと伝わってきます。

クリス:仮に日本のガイドブックを買ったとすると、90%は東京や京都の情報で占められていて、東北は本当にパラパラと掲載されている、という感じです。けれど、自分が住み始めて、いろいろなところを回ってみて、本当に美しい風景が多かったので、それをもっとみんなに知ってほしいと思いました。YouTubeでシェアすることで、外国人観光客の方が、東北という美しい地域があるんだということをディスカバリーできたらいいなと。 ーー2012年というと震災の直後で、海外の方から見ると、少し怖い印象もあったかもしれません。 クリス:そうですね。インターネットで出回っている情報はネガティブなものが多いのですが、実際に暮らしてみれば、危険なエリアは限定的なんです。それ以外の場所は安全だし、魅力的なんだということをきちんと発信していきたいと思いました。実際に動画を上げてみると、やっぱり何も知らない外国の人から、「本当は危険なんじゃないか?」と疑うようなコメントが書かれたりもして、少し苛立ちを覚えたこともありましたね。「そんなことはないんだよ」ということをきちんと誰かが発信していかないと誤解され続けてしまうので、実際に東北に住む外国人が声を上げていくことは、とても大事だと思っています。 ーー情報のリテラシーに通じる部分だと思いますが、クリスさんは学生の頃から、「自分の目で確かめる」という性格だったのでしょうか? クリス:そうだと思います。福島の状況についてもきちんと自分で調べて、安全だと確信を持って言えるようにと。そういう性格なんですよね。

What Happened In Japan After The Tsunami?

ーーそういう部分が、動画のドキュメンタリーとしてのクオリティにつながっているのかなと想像しました。 クリス:確かに、いつも動画を作るときには、自分の目で、まだ知られていないところを発見するんだ、というところを大事にしています。特にYouTubeでは、流行りのスポットなど、多くの人が同じトピックを取り上げがちなのですが、そこは自分の視点できちんと掘り下げる作業をしていますね。 ーーそうしてアップされた動画が、国内外で大きな人気を獲得するようになりました。なぜ、ここまで広く動画が受け入れられたと思いますか? クリス:編集がカギかな、と思います。特に2012年ごろはブログスタイルというか、ただ映像を撮って日常を紹介するような動画が多くて、そのなかで、僕はテレビ番組のように構成を考えて、ドキュメンタリーを撮っていくという意識でやっているので。その場で臨機応変に、というのもYouTuberの魅力だと思いますが、僕はほとんどの場合、言いたいことがきちんと言えるように、スクリプトを書いてから撮影を始めるので。撮影からアップまで、3日くらいはかかりますね。 ーー非常に凝った映像も多く、3日でも速いと感じます。 クリス:経験ですね。昔は一本の動画に1ヶ月かかることもありましたから(笑)。

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