【建築士向け】合成樹脂エマルションペイント(EP)とは、特徴や適用下地は?
・たくさんの塗料があるけど、下地によりどの塗料をつかえばい いの?・屋外、屋内では各々どんな塗装がつかえるの?・図面に書いてある塗装仕上げの記号はどの塗装を表しているの? 本記事では建築の設計に必要な「塗装の知識」の中の塗装の種類、記号、適.
kenzai-chishiki.com合成樹脂エマルションペイントとはこんな塗料
合成樹脂エマルションペイントは水がベースですが、溶剤をベースにしたものは NAD なっど 系塗料(非水分散形塗料)といいます。
合成樹脂エマルションペイントの記号
日本産業規格(JIS)では「JIS K 5663」に規定されていて、1種と2種が定められています。
JIS K 5663 1種は「主として屋外用」JIS K 5663 2種は「主として屋内用」
メーカーの製品によってはJIS K 5663 1種で5分つや、3分つやの製品があります。7分つやの製品はJIS規格品ではないものがあるので、製品としては問題ないですがJIS規格品でないものを使っても問題ないか物件ごとに確認が必要です。
合成樹脂エマルションペイントの適用場所
適用下地はモルタルやコンクリートなどの セメント系素地 や 石こうボード 、 けい酸カルシウム板 、 スレート板 などに用いられていて、鉄部には適していません。
外部でも使えるの?合成樹脂エマルションペイントは「JIS K 5663 1種」で主として屋外用とあるように屋外でも使うことが出来ますが、一般的につやが無い合成樹脂調合ペイントは耐久性、耐候性が低く、頻繁に塗り替えをする必要が出て経済性が悪いです。
耐久性、耐用年数
JIS K 5663 1種の屋外用の合成樹脂エマルションペイントでは、外部塗装での耐用年数は4年程度。
特記仕様書の書き方
詳しい解説は「建築工事監理指針(下巻)」や日本建築学会の「建築工事標準仕様書・同解説 JASS 18」に載っています。素地調整や塗装の工程についても載っていますので知識を増やすためにも確認することがおすすめです。大抵の設計事務所にそろえてあると思いますので読んでみるのがおすすめです。
まとめ
内外装(JIS K 5663 1種:屋外用、2種:屋内用)塗料の中でも内部用の仕上げとして非常に多く使用されている。屋外は耐候性が高くなく他の優れた塗料がでてきているため使われなくなっている。
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