初心者~上級者
カワセミダイブ1 とうとう水浴びですがダイブです。ダイブ2 何度もとびこんでくれたのでようやく感覚がつかめてきました。ダイブ3 ようやくカワセミのダイナミックな動きをとらえられたのでうれしく。ダイブ4 カワ.
この時に近場でようやくカワセミがやってくる場所をみつけて、 ゴールデンウィークを利用して一念発起して固めて練習したのがきっかけ でした。
この時は置きピンで撮ってますね :)
仕事をしながらカワセミ撮影をものにしようと思うと相応の忍耐力が必要 となりますが、撮れるようになってくるととても楽しいので、興味のある方は挑戦してみることをオススメします :)
EOS R7で野鳥撮影 カワセミ撮影のコツ(初心者向け)初級者
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMカワセミの 着水~浮上の水絡みを高い確率で撮影できるようになれば初級者 なのかなと思ってます。
この状態に至るまでには結構な撮影回数を経ねばならないでしょうし、機材をそろえて、撮影スキルや知識なども入れていかねばならず、 人によってはかなりの時間がかかるんじゃないか と思います。
良い場所を知っていて、カワセミ撮影だけに集中すれば土日しか時間のとれない現役勤労者でも数か月くらいで到達できそうですが、 私の場合はカワセミ以外も撮るので大体 1 年~1年半くらいかかりました。
EOS R7 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMどのくらい精細に撮影したいかは人それぞれだと思いますので、 「高精細に撮影したい」というこだわりがあると、この段階で相当苦労する と思います。
私は「とにかく高精細に撮りたい」方の人間ですので、この段階で かなり地獄を見ました。
- 出来るだけ近くで撮影できる場所が必要
- 高精細に撮れる機材が必要
- 近距離のダイナミックな動きに対応できるAF性能をもった機材が必要
- フレーム内の被写体サイズが大きいほど難易度が高くなるのでスキルが必要
ということで 場所探しから、機材購入、スキルの上達まで相当な時間を要しました。
私は初めから苦労する方を選びましたが、 短い焦点距離で撮れるようになって徐々に長い焦点距離にしていくというのがなんとなく正道な気がします :P
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM私の感覚では、 この段階ではミラーレスより一眼レフの方が遥かに撮りやすかった です。
被写体を追いかけ続けなくても、 一眼レフはシ ャッターを押したときに被写体にAFエリアがかすっていれば、デフォーカスがきつくても瞬時にピントが合う 仕組みだからですね。
現状のミラーレスは逆に被写体検出や追尾などが得意なものの、ワンショットに近い撮り方は苦手ですので、 ミラーレスだと「背景にピントがもっていかれる」という感覚が強いはず です。
中級者
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM私はまだまだこの域には到達できていませんが、 飛び出しから追いかけて飛び去りまで、高い確率でフレームに被写体をいれ続けて撮影できるようになれば中級者 なのかな、と思ってます。
こちらも人によって難易度は変わりそうで、撮りやすいロケーションで撮影できるかというのはもちろんありますし、 視力や反射神経なんかでも随分変わりそう です。
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMファインダーを覗いて撮るか、照準器で撮るかでも難易度は違いそうですが、 ファインダーは見失い易いかわりに、照準器のような視差は発生しません し、どっちもどっちですね。
ただ、 ファインダーで撮った方が撮ってる感が強いので楽しい です :)
しっかり追いかけられるようになってくると水絡みだけではなく、 飛び込みから着水に至るまでのカワセミの様々な表情が撮れるようになって きて、別の楽しみができますね。
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMもちろんこれも、 フレーム内にどのくらいのサイズで被写体をいれて撮影するかで大きく難易度はかわります。
私の場合は どのシーンをどのくらい精細に撮れているかで「この写真凄いなぁ」とかを判断 しています。
あまりありませんがノートリでフレーム一杯にカワセミを入れて難しいシーンを撮ってるような写真は、やはり 「尋常じゃないなこれ」 とか思っちゃいますね。
「高価な機材なら撮れて当たり前」 のような事を言う人もいますが、こういうのはスポーツマンシップ的な同条件での撮り比べではないので、 「それだけ高価な機材をカワセミ撮影に使用している」こと自体が凄い と考えるのが適切かなと思います。
野鳥撮影を続けていると、最新のボディに最新の大砲レンズを使って撮影されている方が沢山いますが、 素直にそれだけの経済力をもっていることと、それだけのお金を撮影にかける本気度が素晴らしい ですね。
私ももっと野鳥撮影にお金をかけられるよう、精進したいところです :P
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMまた、 ずっとカワセミを追いかけられるようになると、ミラーレスでの歩留まりがずいぶん向上する ように思います。
ミラーレスの長所である被写体検出や追尾が効いてくるから で、EOS R3を使っている限りでは「そこでピントを戻してくれるんだ」とか「お、ずっとピント合ってる」っていうシチュエーションが増えてきます。
結局のところ、 スキルが上達してくると 、 どんな機材でも撮れるようになっていくんでしょうね。
上級者
EOS-1D X mark III + EF800mm f/5.6L IS USM人によってどこまでのものを撮りたいかは違うと思いますが、 満足できる写真を確度高く撮影できるところまで到達できた人が上級者 なのかなと思います。
大体は「こう撮りたい」というのがあって、それができるようになると「こう撮ってみたい」が新たに出てくるため、 なかなか完全に満足とはいかず結構な年数がかかるんじゃないかな と思いますが。
私の場合はやはり高解像度で飛び込みから飛び去りまで、どんなシチュエーションでも追尾して撮影できるようになるというのが目標ですので、 まだまだ先のみえない夢 です。
中級者への道
これの 総合力 だと思っていますので、それぞれについて。
ロケーション
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMやはり、 一番大事なのはロケーション です。
「安定してカワセミの飛び込みを好条件で撮影できる場所」の確保 がとにかく大事ですね。
ただ、 岩の陰などに飛び込みやすくて、そこは厳しい ので、もう少し撮りやすい場所があればとは思いますがなかなか見つかりませんね。
動画など見てると「ものすごい好ロケーションだなこれ」って言うのが多い ので、 引き続き良い場所は探していきたい ですね。
機材
RF200-800mm F6.3-9 IS USM私の場合は RF200-800mm F6.3-9 IS USMの発売によって、ようやくEOS Rシリーズでのカワセミ撮影に本腰を入れられるように なりました。
今現在はEOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMでの撮影が非常にバランスが良い です。
RF200-800mm F6.3-9 IS USM 1ヶ月レビュー&撮影のコツ発売から概ね1ヶ月が経過して、大体RF200-800mm F6.3-9 IS USMを使っての撮影については把握できましたので1ヶ月レビューと撮影のコツなんぞを。貼っている野鳥写真はすべてRF200-800mm F6.3-9 IS USMで
EOS R1やEOS R5 mark II、EOS R7 mark IIの発売はなんだかんだと第4四半期までずれ込みそう ですし、当面はこの機材での撮影となりそう。
正直なところ EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMで不満はなかった のですが、ミラーレス化の流れはとまりませんし、1DX3での撮影よりはEOS Rシリーズでの撮影の方がこのサイトをみている方も興味があるでしょうし. という事で。
あと、撮影してみてわかったのですがやはり レンズは小さくて軽い方が撮影しやすいのでカワセミ撮影ではもう既に大砲には戻れなくなったかもしれません :P
スキル
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMこのショットは くちばしが思い切りはみ出てしまっています :P
フルサイズ+800mmで距離10m、 この距離/被写体サイズで の 追尾撮影 は私のスキルではまだまだ厳しい です。
ただカワセミ撮影で安全策をとって撮影してしまうと発見もないし、同じようなショットになってしまうし、スキルも向上しないので、 必要なのは「失敗を恐れない」ということな気はします。
春~初夏は繁殖期でカワセミの行動が不安定になるため1回の飛び込みが貴重 で、なかなか失敗を恐れずに撮るのは難しいので、 やはり晩夏~冬に固めて練習. が効率は良い ですね。
動画などをみてるとたまに 「なんでそんな精度で追っかけられるの?」っていう凄い人がいます が、なんとかそのレベルまで到達したいものです。
撮り方の紹介
着水予測地点での待ち構え
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM初級者まではこの撮り方の方が良い ようには思いますし、 着水以降を撮りたい人はこの撮り方が効率が良い 様には思います。
- レンズを振る距離が短く、途中の軌道を気にしなくて良い
- どんな機材でもおそらく撮れる
- とまり木にとまっているカワセミがしっかり見えなくても撮れる
特に最後のポイントはカワセミを追いかけられるようになってからでも有効ですので、 この撮り方はできるようになっておくと便利ですし、年をとって身体能力が衰えてもこの撮り方はできそう です。
- カワセミが着水した瞬間くらいからシャッターを切り始める
少し手前にピントを合わせておくのは、 ミラーレスでは背景に一度ピントがあってしまうと手前がぼやけてデフォーカス状態となってカワセミにピントが合わない ためです。
手前に合わせておくと 奥に向かって被写体を探してくれるような挙動になるので成功率が高まります。
1つだけ、この撮り方は シャッターを切るタイミングが難しい のでそこは練習。
はやくシャッターを切ってしまうと、結局背景にピントを持っていかれてしまいます。
ワンショットAFに近い撮り方ですのでほとんどの機材で撮影できますし、 まずはこの撮り方でカワセミの飛び込みに慣れて撮れるようになるのが良いように思います。
飛び出しからの追尾
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USM着水地点での待ち構えができるようになると、 カワセミの挙動にかなり慣れてきているはず です。
特に飛び出しのタイミングと着水地点は正確に測れるようになりますので、 追いかけができるようになってきます。
EOS-1D X mark III + EF800mm f/5.6L IS USMこの撮り方をする場合は サーボAFに強い機材を使わないと着水まで全然ピントが合わなくて追いかける意味がない ので、機材はより高性能なものが必要になります。
ボディ的には EOS R3やEOS-1D X mark IIIくらいのAF性能はあった方が良い と思います。
あとはボディに適合した、 短い間隔でピントを合わせ続けてくれるレンズ が重要ですね。
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMは高速なAF処理速度と応答性の高いnano USMで小刻みに素早くピントを合わせ続けてくれるので、サーボAFでの撮影の相性が非常に良い ですね。
EOS-1D X mark III + EF800mm F5.6L IS USMは古いレンズで AFの応答性は良くはない のですが、リングUSM自体はトルクが高いので、 サーボAFでピントが合う間隔は長めだけど、モーターが動き始めると爆速でピントを合わせてくれる ような感覚です。
この撮り方では 前者の方がやはり30コマ/秒の連写であったり、AFエリアがフレーム一杯だったりで多くのメリットがある のですが、後者は 一眼レフAFの特性で悪条件になるほど「なんとかなる」ことが多い ですね。
EOS R3 + RF200-800mm F6.3-9 IS USMこの撮り方は「飛び出したらすぐシャッターを押し続ければ良い」ので、 シャッタータイミングについては着水タイミングを測らなくて良いという点で、待ち構えより随分楽 です。
飛び出すまで被写体をずっと見てますし、飛び出しのタイミングも掴み易いのでその点でも 「タイミング」という面では全般的に楽 ですね。
あと、ずっとカワセミを追いかけますので途中でホバリングをはじめたり、 イレギュラーな行動をした場合でも撮りやすいというメリット はあります。
EOS R3 + EF800mm f/5.6L IS USM +1.4x III余談ですがカワセミでこの撮り方を練習すると、 ヤマセミなどの遅い鳥はかなり余裕で対応できたりします。
ヤマセミの飛び込みを狙うと スローモーションのように見えます ね :P
もちろん他にもとりづらい野鳥はいると思いますが、 カワセミ撮影で一度練習すると色んな所に応用がきく ように思います。
偉そうな事を書いていますがまだまだ初級者で 、 ようやく中級者になるための道がみえてきたかなという状況 です。
初めのうちは 飛び込むカワセミをAFエリアがかすれば良い方という程度 でしたが、ようやく 着水はほぼ確実にAFエリアを合わせられる ようになりました。
カワセミ撮影では、どのくらいの解像度で、どのシーンを、どのように撮りたいかで必要な機材や難易度が変わりますが、 「高精細に撮りたい」というのは私の野鳥撮影の根本的なテーマ ですので、 時間はかかるかもしれませんが また 挑戦していきたい と思います :)
これからカワセミ撮影をされる方や初級者の方にとって、 何か参考になるところがあれば幸い です。