DENON DR-M8
メカノイズを排除するためサイレントメカニズムを採用しています。 この方式ではメカ制御専用モーター方式を採用しており、プランジャーなどを排し、ギア・レバーなどの複雑な動力伝達機構を持たないため、無騒音で信頼性の高いシンプルなメカニズムを実現しています。 また、モーターカム駆動で問題となるタイムラグによるテープのオーバーランを解消するためコンピューター制御を導入しており、光学式検出カウンターや、独自の位置検出用エンコーダーとメカ駆動用モーターの間にコンピューターを設置し、テープのポイント探しと駆動モードの確認を行うことで正確な制御を実現しています。 このサイレントメカニズムでは、モーターメカ制御でありながら留守録音時などの停止状態ではメカはストップ位置に戻っているため、ピンチローラーやテープの変形がありません。 さらに、DR-M9とDR-M8ではメカ制御専用モーターに低振動モーターを新たに採用しており、さらなる静音化を実現しています。
録再ヘッドにはSF(スーパーフリケンシー)コンビネーションヘッドを採用しています。 SFヘッドでは、録音ヘッド部に飽和磁束密度の高いスーパーパーマロイコアを採用しており、耐摩耗性を増強して各種テープのMOLを最大限に発揮しています。また、再生ヘッド部には高域損失が少なく耐摩耗性にも優れた高密度フェライトコアを採用しており、しかも磁性粒子を従来の1/2以下とすることで摺動ノイズや温度変化による磁気特性の変動を改善しています。 さらに、録音ギャップと再生ギャップの平行ズレを1/20度以内に抑えることで録再アジマスのズレを改善しています。また、コイルには無酸素銅線を採用しており、ワイドな周波数特性を獲得しています。
機種の定格 型式 カセットデッキ トラック方式 4トラック2チャンネルステレオ テープセレクター 3段オートテープセレクター(Normal、CrO2、Metal) ヘッド 録再:SFコンビネーションヘッド 消去:ダブルギャップフェライトヘッド モーター キャプスタン用:電子サーボDCモーター リール用:5極DCモーター メカ制御用:低振動DCモーター ワウ・フラッター ±0.05%(W.Peak) 0.03%(WRMS) 早巻時間 約90秒(C-60) 総合周波数特性(入力-20VU) Metalテープ:20Hz~22kHz(25Hz~20kHz ±3dB) 総合SN比 73dB以上(3%THDレベルに対して、CCIR/ARM測定法) 入力端子 Line:77.5mV/50kΩ不平衡 出力端子(Vol.max) Line:775mV/10kΩ負荷時 Headphone:1.2mW/8Ω負荷時(8Ω~1.2kΩヘッドホンに適合) 電源 AC100V、50Hz/60Hz 消費電力 21W 外形寸法 幅434x高さ115x奥行286mm 重量 5.7kg 別売:リモコンユニット RC-57(¥6,000) コード長 5m 外形寸法 幅38x高さ17x奥行120mm 重量 約160g(コード含む)