. DCD-1500SE B級オーディオ・ファン
DCD-1500SE B級オーディオ・ファン
DCD-1500SE B級オーディオ・ファン

DENON DCD-1500SE

ちなみにDCD-1500SEとDCD-1650SEを比較すると、トランスを1個にして電源回路はパーツを一部削減。オーディオ回路の回路そのものは、ほぼ同一でDACのグレードを落とし、コンデンサもグレードを落とし、本数を削減しています。 DCD-1500SEではUSB-DACを搭載せず、代わりにヘッドホンアンプを搭載。メカはカバー部分やトレイが違うだけで、本体部分は同じだと思います。 一番違うのはシャーシ(キャビネット部分)で、ここはかなりの差があります。

(DCD-1500SEについて) DCD-1500SEの目玉は「Advanced AL32 Processor」と32bitDACです。ALPHAプロセッサーは「波形再現技術」といわれるもので、CDの16bitデータを作る際に失われた信号を補間して、元の波形を再現するというものです。

(CD-R/CD-RW USB端子からの再生について) CDとSACD以外にCD-RとCD/RW、USBメモリから音楽ファイルを再生することができます。 USB端子があるといっても、USB-DACとしての機能は搭載されておらず、その他にデジタル入力端子はないので、単体のD/Aコンバーターとして利用することはできません。

再生できるファイルはMP3とWMAの2種類だけです。特にWMAはビットレートとサンプリング周波数の上限があるので注意が必要です。WMAロスレスは曲名は表示されますが、再生はできません。 これらの問題のせいか、DENONのサイトにあるDCD-1500SEの取扱説明書(最終版)では、ウチの取扱説明書(初期ロット用)とは違い、WMAファイルのビットレートの上限が160kbpsに引き下げられています。 ちなみにウチで使っている初期ロットでは、192kbpsでも問題なく再生できます。

ファイル ビットレート サンプリング周波数 MP3 32~320kbps 32/44.1/48kHz WMA 64~160kbps 32/44.1/48kHz

1.CDの再生 音はというとAL32の効果もあるのか、高音は良く出ています。低音はDCD-1500AEよりは改善されたようですが、まだ弱いです。 「ドン」はでますが「ズシーン」「ズドーン」は出ないという感じ。(電源コードを良いものに交換すると、かなり改善されます。)音場は横方向の音の広がりは良いですが、奥行きはちょっと不足しています。

2.SACDの再生 SACDの再生では、さすがに情報量は多くなりますが低音の弱さや腰高感はそのまんまです。ハイブリッドディスクを聴くと、SACDとCDの差が意外と小さかったので、CDに対するAL32の効果をあらためて実感しました。

3.音質についての総評 全体的に言うと音は「かため」で、現代的なハイスピードのサウンドです。CD、SACDのどちらもDENONの長年の経験?により、聴かせるポイントは押さえているので、DCD-1500AEや下級機からの買い換えのユーザーは不満は感じないと思います。

(フロントパネル) 上級機のDCD-1650SEのデザインを踏襲したものです。買った時は良かったのですが、しだいに飽きてきました。

(シャーシと内部について) シャーシは上級機のDCD-1650SEでは底板は3重、天板、側板も2重ですが、DCD-1500SEはどちらも鋼板の1枚板。

天板 インシュレーター

(電源回路) AL32や新しいDACの採用で消費電力はDCD-1500AEの約2倍近くになったため、電源回路はかなり強化されました。

電源トランス デジタル・メカ用 電源回路 オーディオ用 電源回路 ノイズフィルター

(DAC・オーディオ回路) DCD-1500SEのD/Aコンバーターは、旭化成エレクトロニクス(AKM)製の192kHz・32bitDAC「AK4392」で、エソテリックの「SA-50」や単体DAC「D-07X」にも搭載されています。

デジタルフィルターは、DAC内蔵の8倍オーバーサンプリングのデジタルフィルターは使用せず、ALPHAプロセッサー内の適応型デジタルフィルター(Automatic Low Pass filter Harmonic Adjustment)が使われています。

オーディオ回路 D/Aコンバータ AKM AK4392

(ピックアップ・ドライブメカ) SACDは通常のCD(最大500rpm)の、3倍の早さで高速回転(最大で約1500rpm)するため、スピンドルモーターの振動も大きくなります。そのためピックアップ・ドライブメカはメカベースを含めて、全体の強度が高い方が音質的には有利となります。

でその実態は東英製のDVD/SACD用トラバースメカ「TDT-2000S/T」です。正確にいうとTDT-2000S/Tを搭載したトレイローダーメカニズム「TD-505」で、カバーにDENONのロゴを入れて、トレイをDENON仕様にしたものだと思います。 このTDT-2000S/TはDCD-1650REや、maranz SA-11S-3などでも使われています。

トレイはハイブリット構造のS.V.H( Suppress Vibration Hybrid)と呼ばれるもので、樹脂製のトレイの上面には防振性と質感を上げるためにプロティン塗装がされています。さらに後部には銅メッキされた制振プレートが装着されています。

トレイ 東英製のメカ ピックアップ SANYO SF-HD870

(出力端子・リモコン) リアパネルの出力端子はアナログが固定1系統。デジタルは光と同軸の2系統となっています。

出力端子 リモコン RC-1143

DENON DSD-1500SEのスペック

周波数特性 2Hz~50kHz(SACD)2Hz~20kHz(CD) 高調波歪率 0.0013%(SACD) 0.0018%(CD) ダイナミックレンジ 113dB(SACD) 100dB(CD) S/N比 117dB(SACD) 117dB(CD) 消費電力 30W サイズ 幅434×高さ135×奥行331mm 重量 8.0kg TOP CDプレーヤー アンプ スピーカー カセットデッキ チューナー レコードプレーヤー PCオーディオ ケーブル アクセサリー 歴史・年表 いろいろなCD
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