. DARPAの実験機「X-76」 - GIGAZINE
DARPAの実験機「X-76」 - GIGAZINE
DARPAの実験機「X-76」 - GIGAZINE

ジェット機並みの巡航性能を備えつつも滑走路に依存しない垂直離着陸能力を実現するDARPAの実験機「X-76」

ベル・ヘリコプターが提案した機体は「Stop-Fold Rotor(停止・折りたたみ式ローター)」という特徴的な構造を採用しています。通常のティルトローター機では、大きなローターが高速飛行時の空気抵抗となるため速度が制限されるという問題があります。Stop-Fold Rotorでは、離陸やホバリング時にはヘリコプターのようにローターを回転させて揚力を得る一方、一定速度に達するとローターを停止して機体に折りたたみ、ジェット推進で高速巡航を行うことで、ティルトローターを用いた「垂直離着陸」と、ジェット機のような「高速巡航」を両立できるというわけです。以下は、過去に公開されたStop-Fold Rotor航空機のレンダリング画像。

そして2026年3月9日には、SPRINTの実験機は正式に「X-76」と命名されました。X-76という番号は、アメリカ独立宣言が採択された1776年から付けられており、2026年に迎えるアメリカ建国250周年にちなんだものとされています。以下は、X-76をベースとした実用航空機のコンセプト画像で、最大時速約830kmの速度で巡航している様子が描かれています。

DARPAは過去にも垂直離着陸と高速巡航を両立したVTOL機の研究を行っており、2000年代にはローターを停止して翼として使う「X-50・Dragonfly」が開発されましたが、試験機2機がいずれも墜落し計画は中止されています。X-76もフェーズ2の完了後、フェーズ3の飛行試験プログラムは2028年初頭に予定されており、その成否が注目されています。

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2026年03月10日 23時00分00秒 in 乗り物, Posted by log1e_dh

You can read the machine translated English article DARPA's experimental aircraft 'X-76'….

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