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おすすめ西部劇映画ランキング!名作だらけのジャンルの中の最高傑作とは?

「西部劇」とは、19世紀後半当時の、まだ未開拓地とされていたアメリカ西部を舞台とした映画やドラマ、小説を指すと云われます(諸説あり)。厳しい自然を生き抜いていく上で発生した人同士の争いや恋愛を描きますが、初の西部劇映画とされる1903年の『大列車強盗』に代表されるように、銃や馬を伴ったアクション劇がその大半となりました。 荒くれ者を倒すガンマンの巧みな銃さばきや、広大な荒野を颯爽と馬で駆ける勇姿など、さまざまな観客を沸かせる要素にあふれた西部劇映画。 この記事では名作・傑作西部劇をciatr独自のランキングで紹介します。

31位『荒野の七人』(2016年):伝説の『荒野の7人』をリメイク

『マグニフィセント・セブン』は、1960年の映画『荒野の七人』を基にした映画。『荒野の七人』は、黒澤明が監督した『七人の侍』の舞台を西部開拓時代に移したリメイク作品です。 ローズ・クリークの町に住む人々は平和に暮らしていましたが、町の近くにある金鉱を独占しようとする悪徳実業家のバーソロミュー・ボーグが現れます。住民たちを町から追い出すため、抵抗した者たちは見せしめに殺されてしまいました。 夫を殺されたエマはボーグを倒すため、助っ人を探しに他の町へ。そこで賞金稼ぎのチザムに出会います。相手がボーグだと知り、依頼を引き受けるチザム。彼の旧友や道中で出会った者たちを仲間に加え、7人となった用心棒たちは、ボーグを倒すためローズ・クリークに乗り込むのです。 デンゼル・ワシントンやイーサン・ホーク、クリス・プラットにイ・ビョンホンといった豪華キャストが集結。彼らが演じるキャラクターたちにも、『荒野の七人』を下敷きにした要素が含まれており、あわせて観ることでより楽しむことができるのではないでしょうか。

30位『大列車強盗』(1903年):列車を襲う強盗団を描く世界初の西部劇映画

29位『ワイアット・アープ』(1994年):実在の保安官の知られざる一面を描くケヴィン・コスナー主演作

1800年代のアイオワで生まれたワイアット・アープは、厳格な父の下で強さと正義を教え込まれ育ちます。やがてワイアットは成人して結婚するも、若くして妻を亡くしたショックで荒れた生活を送ることに。そこで父によって助けられた彼は保安官となり、アリゾナ州トゥームストーンへの移住を決めます。 『OK牧場の決斗』など、これまでに幾度となく映画化されてきた実在の保安官ワイアット・アープを主人公とした伝記映画。 1992年の大ヒット作『ボディガード』の主演ケヴィン・コスナーと脚本家ローレンス・カスダンが再タッグを組みました(本作でカスダンは監督も兼任)。過去のアープ登場作と異なり、幼少からの成長や家庭崩壊といった一人の男のドラマとして描いています。

28位『ヘイトフル・エイト』(2016年):冬の山小屋で繰り広げられるダマしあいミステリー

南北戦争終結から数年経った冬のアメリカ・ワイオミング。雪が降り注ぐなか進むとある駅馬車に、賞金稼ぎや女性犯罪者といった面々が次々と乗りこみます。やがて駅馬車は猛吹雪のため、道中にあった「ミニーの紳士服飾店」に立ち寄ることに。そこにいた胡散臭い男たちも含めた、合計8人の奇妙なやり取りが幕を開けます。 『パルプ・フィクション』のクエンティン・タランティーノ監督が、『ジャンゴ 繋がれざる者』に次いで製作した3時間超の西部劇映画。アメリカでは、往年の映画界では当たり前だった70ミリフィルム形態で上映されたことも話題に。音楽を巨匠エンニオ・モリコーネが担当し、87歳にしてアカデミー作曲賞を初受賞しました。

27位『トゥームストーン』(1994年):OK牧場の決闘をアクション要素を高めて映像化

26位『エル・ドラド』(1965年):スゴ腕ガンマンと飲んだくれ保安官の絶妙コンビ

25位『腰抜け二挺拳銃』(1948年):銃使いの名手にされてしまった腰抜け歯科医の運命やいかに

政府に捕らえられたお尋ね者の女性ガンマンのジェーンは、無罪放免の条件としてインディアン(ネイティブ・アメリカン)に武器を密売する悪党逮捕の協力を求められます。彼女は情報収集するには夫婦として行動すべきと判断、偶然出会った陽気な歯科医ピーターにすり寄って夫婦となり、彼をスゴ腕のガンマンに祭り上げます。 20世紀のアメリカを代表するコメディアンと称された、ボブ・ホープ主演のコメディ。劇中で彼が歌う主題曲「ボタンとリボン」は、劇場公開時の日本でも「バッテンボー」の歌として親しまれました。 女性ガンマンを演じたジェーン・ラッセルはセックス・シンボルとして知られ、マリリン・モンローとの共演作『紳士は金髪がお好き』でさらに人気を獲得します。

24位『クイック&デッド』(1995年):父の仇を討つべく銃を手にした美女の執念

23位『西部開拓史』(1962年):西部を開拓する一家の50年間を綴った一大叙事詩

1839年、東部の農夫ゼブロン・プレスコットは家族を連れて、開拓民として西部に移ります。一家は、南北戦争やインディアンとの対立といった激動のアメリカを、世代を渡り生き抜いていきます。 とある一家がアメリカ西部を開拓していく1839年から1889年までの50年間を、全5話のオムニバス形式で綴った大作。ヘンリー・ハサウェイ、ジョン・フォード、ジョージ・マーシャルといった大御所監督を揃え、キャストもジェームズ・スチュアート、 グレゴリー・ペック、ジョン・ウェインといった西部劇でおなじみの豪華スターを配しています。

22位『帰らざる河』(1954年):セクシー&チャーミングなマリリン・モンローの魅力が満載

ゴールドラッシュに沸いていたアメリカ北西部の町の農場で新生活を始めたマットと息子のマーク。彼はある日、“帰らざる河”と呼ばれる急流河川で、マークを預けていた酒場の歌手ケイとその情夫がイカダで流されているのを発見します。マットは2人を救うも、逆に情夫から馬と拳銃を奪われてしまいます。そこにインディアンの襲撃を受け、マット親子とケイの3人は帰らざる河をイカダで下ることに……。 ロバート・ミッチャムとマリリン・モンロー主演で贈る恋愛西部劇。モンローの歌う表題曲「帰らざる河」(River of No Return)も大ヒットしました。酒場でのセクシーな赤いドレス姿や、中盤以降でのチャーミングなジーンズ姿など、さまざまなモンローの魅力が堪能できます。

21位『赤い河』(1948年):1万もの牛の大群を導くカウボーイ親子の旅路

19世紀半ばのアメリカ西部。開拓者のダンソンはテキサス州のレッドリバーに向かう道中で、インディアンのコマンチ族の襲撃から生き残った少年マシューを養子として育てることに。それから14年経ち有数の牧場主となったダンソンは、成長したマシューとともに1万頭もの牛の大群をミズーリ州の市場へ運ぶロング・トレイルに出ます。 『暗黒街の顔役』、『ヨーク軍曹』のハワード・ホークス監督が、『駅馬車』のジョン・ウェインと初めて組んだ西部劇。危険かつ過酷なロング・トレイルを行うカウボーイの姿を、愛憎混じる親子ドラマと絡めて描きます。 ダンソン役のウェインと成長したマシュー役のモンゴメリー・クリフトは、撮影時は非常に不仲だったと云われています。

20位『アパッチ砦』(1948年):名誉回復に焦りすぎた司令官がもたらす悲劇

19位『続・荒野の用心棒』(1966年):棺桶を引きずったガンマンが大暴れ!荒唐無稽の名作マカロニ・ウェスタン

18位『ジャイアンツ』(1956年):西部に嫁いだ娘の葛藤と自立を描く青春ドラマ

17位『ヤングガン』(1988年):ビリー・ザ・キッドを中心とした若きガンマンたちの復讐と青春

16位『トゥルー・グリット』(2010年):名作西部劇『勇気ある追跡』をコーエン兄弟流にリメイク

15位『サボテン・ブラザース』(1986年):スゴ腕ガンマンに間違われた映画スターは村を救えるのか?

14位『ジャンゴ 繋がれざる者』(2013年):元奴隷の黒人ガンマンが極悪白人どもを皆殺し

13位『リオ・ブラボー』(1959年):歌あり、恋あり、友情ありの王道ウェスタン

12位『OK牧場の決斗』(1956年):ワイアット・アープ&ドク・ホリデイの友情を描く史実劇

1881年のアリゾナ州の町トゥームストーン。町の嫌われ者となっていた元歯科医のドク・ホリデイは、偶然町に来た保安官ワイアット・アープに助けられたことで友人となります。そんな中、ワイアットの兄で同じく保安官のヴァージルと悪名高いクラントン一家の抗争が激化し、アープ兄弟たちはOK牧場での決闘に臨むことに。それを聞きつけたドクは結核を患いながらも……。 1881年10月26日に実際に起こった銃撃戦を描いた西部劇映画を代表する1本。 ここでいう「OK牧場」とは集めた牛を柵で囲ったスペースを意味し、俗に言う「牧場」とは違います。本作の監督ジョン・スタージェスは出来自体に不満を持っており、約10年後に『墓石と決闘』でセルフリメイクしています。

11位『夕陽のガンマン』(1965年):賞金稼ぎを追い求める2人の男の冒険と決闘

10位『真昼の決闘』(1952年):真昼に無法者たちと単身一人で闘う保安官

9位『3時10分、決断のとき』(2007年):流れ者と牧場主の2人の男が綴る傑作男泣き映画

アリゾナの片田舎で苦しい生活を送っていた牧場主ダンはある日、町で強盗団ボスのベンの逮捕現場に遭遇します。ベンをユマ行きの列車が出発する3日後の午後3時10分までに駅まで連行することになるも、彼の部下が襲ってくるのは明白。そこでダンは、報酬目当てにベンの護送役に名乗りを上げます。 犯罪小説の大家エルモア・レナードの原作を1957年に映画化した『決断の3時10分』を、ジェームズ・マンゴールド監督がリメイク。2000年代製作の西部劇映画としては興行的にも内容的にも高い評価を受けました。父親としての誇りを息子に教えようとするクリスチャン・ベール扮するダンの姿は、同じマンゴールド監督のアメコミヒーロー映画『LOGAN ローガン』にも通じます。

8位『許されざる者』(1992年):アカデミー賞受賞、クリント・イーストウッドが放つ「最後の西部劇」

7位『明日に向って撃て!』(1969年):実在した2人の若き銀行強盗を綴った青春劇

6位『ワイルド・バンチ』(1969年):4人の無法者 vs 200人の軍人!滅びゆく男たちを描く名作西部劇

5位『シェーン』(1953年):「シェーン!カムバック!!」の名セリフも有名の西部劇

4位『駅馬車』(1939年):西部劇の原点!本質が全部詰め込まれたクラシック

3位『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』(1967年):隠された大金をめぐって繰り広げられる三つ巴の死闘

2位『荒野の用心棒』(1964年):黒澤明の『用心棒』を見事に翻案したマカロニ・ウェスタンの傑作

1位『荒野の七人』(1960年):悪党から村を救うべく立ち上がった七人のガンマン

メキシコのとある小さな村では、毎年収穫物を略奪に来るカルヴェラ率いるならず者たちに怯えていました。そんな状況を打破すべく村人はガンマンを雇って闘うことを決意、アメリカで冷静沈着なクリスや、早撃ちの名手ヴィンといったガンマンと出会います。 しかしクリスは、村を救うにはあと5人のガンマンがいると主張し、仲間を探すのでした。 黒澤明の『七人の侍』を翻案した、西部劇の傑作中の傑作。ユル・ブリンナーやスティーヴ・マックイーン、ジェームズ・コバーンやチャールズ・ブロンソンなどといった錚々たるキャストが揃いました。2016年には本作のリメイク『マグニフィセント・セブン』も製作されています。

決して途絶えることのない西部劇映画に今後も注目

時代が進むにつれ、製作されるペースが減ってきているのが現状の西部劇映画。それでも決して途絶えることなく、2000年代に入っても『3時10分、決断のとき』や『ジャンゴ 繋がれざる者』といった傑作が作られています。逆に言えば、今後作られる西部劇映画は製作ペースが減っている分、余計に質の高い内容のものとなる可能性が高いと言えます。 西部劇映画が途絶えないのは、巧みなガンファイトから醸し出されるカッコよさもさることながら、銃に懸ける人間たちの情熱がストレートに伝わるからでしょう。そんな西部劇映画に今後も注目です。

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