松本清張のおすすめドラマ人気ランキング!不朽の名作を時を越えて実写映像化
日本を代表するミステリー作家として知られる松本清張。しかしその作品の魅力は、事件のトリックやどんでん返しだけに留まりません。 彼の作品のいちばんの魅力は、その深い人間描写や社会問題に対する鋭い視点にあります。彼の作品は「社会派推理小説」とも呼ばれ、なぜ犯人が殺人に至ったのか、社会性のある事件をテーマに、登場人物たちを取り巻く社会や人々の様子をありありと写し出し、読者に重要な問いを投げかけます。 時代を超えて愛される松本清張作品は、普遍的な社会問題や人間の尊厳について、深く考えさせられるものが多く、たびたび映像化されているのです。
1位『黒い画集』シリーズ「証言」
1962年須賀不二夫 , 月丘千秋1965年三國連太郎 , 川尻則子1984年柳生博 , 市毛良枝1992年渡瀬恒彦 , 岡江久美子2004年東山紀之 , 萩原健一2020年谷原章介 , 西田尚美ある事件の容疑者が真犯人ではないと知りながらも、保身のために嘘を重ねる主人公の苦悩が描かれ、追い詰められていく人間の心理や罪悪感について深く考えさせられます。谷原章介が主演を務めた2020年版では主人公の不倫相手が男性に変更されており、バイセクシュアルという設定が追加されました。
2位『黒い福音』
1984年宇津井健 , 三浦友和 , 片平なぎさ2014年ビートたけし , 瑛太 , 竹内結子ドラマ版2作はどちらも「捜査編」に重点が置かれており、1984年版では宇津井健が、2014年版ではビートたけしがそれぞれ藤沢刑事を演じました。
3位『共犯者』
1960年岩井半四郎 , 藤波洸子1962年加藤嘉 , 浜村純 , 西村晃1964年渡辺文雄 , 藤田佳子 , 高松英郎1983年平幹二朗 , 尾藤イサオ , 畑中葉子2006年賀来千香子 , 室井滋 , とよた真帆2015年観月ありさ , 山本耕史 , 仲里依紗過去の悪事が原因で疑念に苛まれていく人間の心理を描いたサスペンス。
4位『砂の器』
1962年高松英郎 , 月田昌也 , 夏目俊二1977年仲代達矢 , 真野響子 , 田村正和1991年田中邦衛 , 国生さゆり , 佐藤浩市2004年中居正広 , 松雪泰子 , 武田真治 2011年玉木宏 , 中谷美紀 , 佐々木蔵之介2019年東山紀之 , 賀来賢人 , 柄本明ハンセン病患者差別を背景に、ある男の悲しい運命が引き起こした連続殺人事件を描く『砂の器』。ドラマ版ではその時代ごとに違った差別をテーマに据えていたりと、作品ごとの違いにも注目です。
5位『黒革の手帖』
1982年山本陽子 , 田村正和 , 萬田久子1984年大谷直子 , 宮下順子 , 潮哲也2004年米倉涼子 , 釈由美子 , 吉岡美穂2005年米倉涼子 , 豊原功補 , 岡本健一2017年武井咲 , 江口洋介 , 仲里依紗2021年武井咲 , 渡部篤郎 , 毎熊達也巨額の金を横領し、銀行員から銀座のクラブのママになった女性が、魑魅魍魎が跋扈する夜の世界でのぼりつめていく姿を描く、ピカレスクサスペンスの傑作。松本清張の代表作の1つとして長年愛され、これまでに7度ドラマ化されています。
6位『点と線』
2007年ビートたけし , 高橋克典 , 柳葉敏郎松本清張初の長編推理小説。列車時刻表を駆使したリアリティで、推理小説に「社会派」の新風を吹き込み、松本清張ブームを巻き起こした作品です。
7位『ゼロの焦点』
1961年河内桃子 , 小山田宗徳 , 鳳八千代1971年十朱幸代 , 奈良岡朋子 , 長山藍子1976年土田早苗 , 真理明美 , 北村総一朗1983年星野知子 , 大谷直子 , 竹下景子1991年眞野あずさ , 増田惠子 , 芦川よしみ1994年斉藤由貴 , 萩尾みどり , 永島暎子松本清張初期の最高傑作として『点と線』と並び称される『ゼロの焦点』。行方不明になった夫を探す新妻が、彼の意外な過去を知っていくなかで、連続殺人事件が発生します。どんでん返しの結末と、松本清張らしい深い人間ドラマが見どころ。
2024年には『顔』が放送予定
松本清張の傑作の1つ、『顔』が2024年再びドラマ化されます。同じく松本清張原作の『黒革の手帖』(2017年)で主演を務めた武井咲と、30年ぶりの地上波ドラマ復帰となる後藤久美子がW主演を務めることが発表されています。 原作の主要キャラクター2人を男性から女性に変更、そのほか細かな設定なども令和の今に合わせてアップデートされたドラマとなるようで、老若男女が楽しめるエンターテイメント作品になるとのこと。 武井演じる殺人を犯した覆面アーティストと、後藤が演じるその殺人を目撃した弁護士がくり広げるサスペンス、そして深い人間ドラマに注目です!
松本清張のおすすめドラマ人気ランキングを紹介
松本清張原作のおすすめドラマ人気ランキングを紹介しました。 ミステリーとしての完成度だけではなく、深い人間心理、人や社会の在り様を容赦なく描き出す松本清張作品は、数多くがドラマ化され世代を超えて親しまれています。 2024年に放送される『顔』にも、期待がかかりますね!