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帰れソレントへ 歌詞の意味・解説

『帰れソレントへ Torna a Surriento』はナポリ歌曲の代表として世界中で歌われている曲です。1902年、当時のイタリア首相ジュゼッペ・ザナルデッリがソレントを訪れた際、ソレント市長が、友人のクルティス兄弟 ジャンバッティスタ・デ・クルティス(Giambattista De Curtis, 1860-1926)&エルネスト・デ・クルティス(Ernesto De Curtis, 1875-1937)に作曲を依頼した「町おこしソング」であったと言われています。

また、1894年に同じ曲の写しがSocietà Italiana degli Autori ed Editori(イタリアの作曲家協会のような団体)に寄託されており、1902年に市長からの依頼の際に、それを書き直したという説もあるようです。

エンリコ・カルーソ(Enrico Caruso)、ベニアミーノ・ジリ(Beniamino Gigli)、マリオ・ランザ(Mario Lanza)、パヴァロッティ(Luciano Pavarotti)、ドミンゴ(Plácido Domingo)、アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)など、多くの著名歌手に歌われてきました。

「帰れソレントへ」に込められた想いは?

「帰れソレントへ」原曲歌詞と日本語訳

【1番】Vide ‘o mare quant’è bello,spira tantu sentimento,Comme tu a chi tieni mente,Ca scetato ‘o fai sunnà.見てごらん、なんて美しい海たくさんの感情が溢れてくる君の優しい言葉が夢の中へと誘う

Guarda gua’ chistu ciardino;Siente, sie’ sti ciur’ arance:Nu prufumo accussi finoDinto ‘o core se ne va…見てごらん、この庭をオレンジの香りを感じてその芳醇な香りは君の心に届く

E tu dice: “I’ parto, addio!”T’alluntane da stu core…Da sta terra del l’ammore…Tieni ‘o core ‘e nun turnà?あなたは言う「さよなら」と私の心から遠くこの愛の地からも戻る心はもうないのか?

Ma nun me lassà,Nun darme stu turmiento!Torna a Surriento,Famme campà!ねぇ、行かないで私を苦しませないで帰れ、ソレントへ私を助けて!(生かせて!=あなたがいないと死んでしまう!)

【2番】Vid’o mare de Surriento,che tesoro tene nfunno:chi ha girato tutto ‘o munnonun l’ha visto comme’a ccà.見てごらん、ソレントの海を奥底に宝を秘めている世界中を旅した人もこんな海は見たことないだろう

Vide attuorno sti Sirene,ca te guardano ‘ncantate,e te vonno tantu bene…Te vulessero vasà.見てごらん、セイレーンたちをあなたを見とれているあなたに恋をしているキスをしたいぐらいに

E tu dice: “I’ parto, addio!”T’alluntane da stu coreDa sta terra de l’ammoreTiene ‘o core ‘e nun turnà?(1番と同じ)Ma nun me lassà,Nun darme stu turmiento!Torna a Surriento,Famme campà!(1番と同じ)

「帰れソレントへ」日本語版

日本語では、徳永政太郎訳「うるわしの海は うつつにも夢む・・・」という歌詞があります。こちらは美空ひばりさんが歌いました。 芙龍明子訳 「うるわしのソレント 海原はるかに・・・」という歌詞もあります。また、冒頭のドラマティックなイントロがドラマの挿入歌など、テレビ番組でも使用されることがあります。

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