日本語歌詞 / BTS RM 「1 Right People, Wrong Place 」/ 和訳・楽曲解説
「Right People、Wrong Place」というアルバムのテーマとつながる「right」と「wrong」という言葉が歌詞にくり返し登場する楽曲。公式アルバム紹介文にて“多様なシャウトやナレーションといった多彩な効果音であるFXサウンドを活用し、アルバムの全体的なムードを示し、 内面の混乱を音楽的に表現したヒップホップ曲”と紹介されていた通り、ある時は合っていると思うが度々間違っているのではと不安になる揺れ動く心情がサウンド面からも色濃く表現されいます。
この話を聴いてRadioheadの名曲「Creep」の“俺はここで何してんだ ここは俺の居場所じゃないのに”というリリックを思い出しました。ここは自分の居場所じゃないのに、どうしてこんな所にいるのか、、と嘆く詩ににかかる主語は“自分は気色悪いやつだ”と自分を卑下する言葉です。「ここは俺の居場所じゃない」という同じ言葉を扱いながら、2つの楽曲の根底にあるものは全く正反対なのではないでしょうか。アルバム3曲目の「out of love 」でまさにこの「Creep」が登場しますが、愛を信じられず腐ってしまった感性を嘆きながら昔のように響かなくなったものの比喩として解釈することができるのも1曲目の「僕が正しく、この場所が間違っているのではないか」という考えへと通じています。
また“Feelin' high on a forest fire”について、アルバム紹介のコンテンツ内でジミンくんに質問され、そのままの意味を述べ笑っていましたが、その一文の意味があるとすれば、間違った場所が燃えて…という複雑な意味などはなく、何も知らなかった幼い頃の記憶の名残りなのか台風の日についワクワクしてしまうようなあの感覚なのではないかと思っています。