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放射線治療に後遺症はあるのか?がん治療の副作用と対策法

■口や喉の乾燥・ドライマウス 頸部や胸部への放射線治療では口腔や食道の粘膜が炎症を起こし、喉がいがっらぽくなる他、しみたり痛んだりするために、食事を摂ることが難しくなることもあります。また、唾液が出づらくなってドライマウスのような状態になることもあります。口当たりの良いゼリーやお豆腐を使ったり、味付けをマイルドにしたりといった食事の工夫に加え、時間を決めてうがいをしたり、人工唾液を処方したりといったことで対応します。

■全身の倦怠感 何とも言えない全身の倦怠感が見られることもあります。倦怠感がひどく食事が摂りづらい場合は、点滴などで水分や電解質の補充をすることもあります。基本的には照射が終わると症状が自然に軽減していきます。

放射線治療後の後遺症と対処法……放射線性肺炎・直腸炎・膀胱炎

■放射線性肺炎 胸部に放射線を照射した場合、肺に影響が出ることがあります。肺の組織が炎症を起こして「放射性肺炎」と呼ばれる状態になると、長引く咳や、軽い呼吸困難感などの症状が起きることがあります。根本的な解決法はありませんが、咳止めやステロイド剤などで対症的治療を行います。

■放射線性直腸炎・放射線性膀胱炎 腹部に放射線を照射した場合、照射部位にある直腸や膀胱の粘膜が障害を受けます。その結果、「放射線性直腸炎」や「放射線性膀胱炎」と呼ばれる状態になり、長引く下痢や、下血、血尿や排尿時痛といった症状が起きることがあります。根本的な解決法はありませんが、解熱剤、鎮痛剤、止血剤などの投与で対症的治療を行います。

放射線治療の副作用・後遺症で誤解してはいけないこと

放射線治療の主な副作用は上記の通りですが、注意していただききたいのは、これらの副作用は決して全員に見られるわけではないということです。

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