ATtiny202を使えるようにする。
1 .下準備。 ATiny202 を " 8pin DIP "化。 ATtiny202はSOP(Small Outline Package)という平べったい表面実装の形をしてる。このままだとブレッドボードに挿したりできないので、私には扱いにくい。そこで瞳子やちびやっこと同じ8pin DIP(Dual In-line Package)の形に変身させます。そうすると大きさが1cm四方になっちゃうんだけどね。小さくある必要性がないうちは、8pinDIPがいいの。
◆ ヒートクリップや自作のツールクリッパーを使って固定 私ははんだごてではんだ付けするの好きですが、へたっぴです。特にこんなにちっちゃいのは。 できるかぎり作業しやすいように固定して一生懸命がんばりました。 そして、じゃーん。 ほら見て、やればできる🍎 これでSOP型のATtiny202がDIP型になって扱いやすくなりました。
Arduino IDE (Arduino 開発環境)でマイコンにプログラムを書き込むとき、Arduino UNO や Arduino Leonard、ATmega328のようにマイコンやボードの種類を選択することになります。でもArduino IDE には、初めATtiny202という選択肢はないの。そこでArduino IDEのボードにATtiny202を準備します。
まずGitHubというプログラマーギルドみたいなサイトから「megaTinyCore」というプログラムをいただきます。作製者はSpenceKondeさん。オープンソースなので自由に使っていいものよ。Thank you for your "megaTinyCore". ◆ megaTinyCoreのページ リンク→🥕ここよ🥕 megaTinyCoreのページに入って少しスクロールすると、「installation」の文字リンクがあるのでクリックします。 すると ↓ このページに行くので、ピンク色で囲んだURLをコピーします。 GitHubへ行かなくても、↓ これをコピーしても構いません。同じものです。
コピーした状態でArduino IDEを開いたら、 以下の手順でATtiny202のボードを加えます 。
イ .「ファイル」→「環境設定」へ進み、 「追加のボードマネージャのURL」にコピーを貼って「OK」を押します。
ロ .「ツール」→「ボード」→「ボードマネージャ」と進み、 SpenceKondeさんの「megaTinycore」を見つけてインストールします。
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3 .書き込みインターフェイスをダウンロードする。 ATtiny85やATmega328は Arduino IDEにボードを加えれば配線して書き込むことができた。でも今回はそう簡単にはいかないみたい。 ボードでATtiny202を選択してみると、今までAVRマイコンの「書込装置」に使っていた「Arduino as ISP」がない。調べてみるとAVRマイコン(旧Atmel社,現Microchip Technology社のマイクロコントローラのこと)の新しいATtinyシリーズは書き込み方式が今までのものとは違うんだって。「UPDI」っていう方式らしい。 UPDI方式の「書込装置」となる書き込みインターフェイスが必要になるみたいなんだけど、なんとそれもSpenceKondeさんがGitHubのサイトに用意してくれていたの。「jtag2updi」というものよ。なんて親切な方なのかしら。Thank you for your "jtag2updi".
イ .リンク先のページにあるCodeと書かれた緑のボックスから プログラムをダウンロードします 。私はzipファイルをダウンロードして、展開しました。
ロ .中にはArduinoのマークがアイコンになった INOファイルとその仲間たちが入っています。 それらが入っているフォルダを INOファイルと同じ名前「jtag2updi」にします 。そうしないとArduino IDEがファイルを開けません。
ハ .次にその INOファイルを開いて(Arduino IDEを起動して) 「jtag2updi」プログラムをArduinoに書き込みます 。
4 .配線をする。 UPDI方式の配線はとっても簡単🐤 電源とGNDの他に、たった1本通信用に配線するだけ。
◆ ATtiny202 pin配置図 (ATtiny202/402データシートより) 上のピン配置図を見てみると、6pinのところに"UPDI"と書かれています。
<Arduino> <経由パーツ> <ATtiny202> イ . 5v VCC (1pin) ロ . GND GND (8pin) ハ . D6 4.7kΩ (抵抗器) UPDI (6pin)
経由パーツの抵抗器(4.7kΩ)は、D6から4.7kΩを通ってUPDIに直列でつなぎます。 その他にArduinoの「RESET」と「GND」に10μFの電解コンデンサを入れたほうが良いという情報もあります。私もコンデンサを入れました。 コンデンサをつなぐときには極性(向き)に注意しましょう。白いマイナス帯が描かれた側がGND側です。
5 .いよいよ ATtiny202にブートローダとプログラムを書き込みます。 ブートローダというのはマイコンにプログラム(スケッチ)を書き込むために必要な、書き込み用プログラムのようなもの。これは新しいマイコンに一度だけ書き込めばいいの。
イ .Arduino IDEを起動して「ツール」→「ボード」→「megaTinyCore」→ 「ATtiny412/402/212/202」のボードを選択します。
ロ .様々な設定が出てくるので、「Chip」を「ATtiny202」にします。 その他の設定は、用途や好みに合わせて。私は今回、 Clock → 16MHz Internal BOD level → 4.2V BOD Mode → Enabled/Enabled にして、他は初期設定のままです。 正直言うと、それぞれの設定の内容がよく分からないの。ごめんなさいね。
ハ .「書込装置」を「jtag2updi」にして、「ブートローダを書き込む」を押します。 これでブートローダの書き込みは完了。
二 .プログラムスケッチを書き込むには、設定をそのままにして 「マイコンボードに書き込む」を押す。 うまくいったら、これでスケッチの書き込みが完了です。
40円のちびちびマイクロコントローラ「ATtiny202」。 使えるようになりました。 容量が2kBあるから、いろいろな場面で活躍してくれそう。これからこの子を使ってどんな電子工作をしていこうかな。
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