史上初、火星探査車が「AIが計画したルート」で走行 大規模言語モデル「Claude」を活用
今回のデモでは、視覚情報も扱える生成AIの一種である「ビジョン言語モデル(VLM)」が用いられました。AIはJPLの地表ミッション用データセットに含まれる既存データを分析し、人間のプランナーが普段利用するのと同じ情報をもとにウェイポイント(探査車が次の指示を実行するための区切りとなる地点)を生成。Perseveranceが安全に走行できるよう、連続した走行経路を作成したといいます。分析に用いられたデータには、火星周回機「Mars Reconnaissance Orbiter(MRO)」搭載カメラ「HiRISE」による高解像度の軌道画像や、デジタル標高モデル(DEM)から得られる地形傾斜データが含まれ、岩盤やむき出しの岩石、危険な岩だらけの地帯、砂の波紋などの地形特徴を識別したとされています。
NASAは、地球と火星は平均で約2億2500万km離れており、通信遅延が大きいため探査車をリアルタイムで操作することは不可能だと説明しています。このため過去28年間、複数のミッションでルート計画は人間の「ドライバー」が担い、危険回避のためウェイポイントは通常100m以内の間隔で設定され、深宇宙ネットワーク(Deep Space Network)経由で探査車に送られてきました。
参考文献・出典- NASA - NASA’s Perseverance Rover Completes First AI-Planned Drive on Mars(2026年1月30日)
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