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ベクトル空間の基底と次元~定義と具体例5つ~

1\le j\le s+1 に対して, \boldsymbol = \boldsymbol - \dfrac>>\boldsymbol> と定めると, \boldsymbol, \dots, \boldsymbol< b'_> は \boldsymbol< a_1>,\dots, \boldsymbol < a_s>の一次結合でかけている。よって,帰納法の仮定から, \boldsymbol< b'_1>,\dots, \boldsymbol< b'_> は一次従属,すなわち

c_1 \boldsymbol< b'_1>+\dots+c_ \boldsymbol< b'_> = \boldsymbol

をみたす (c_1,\dots, c_) \ne (0,\dots, 0) が存在する。これを \boldsymbol,\dots, \boldsymbol< b_> の式にかき直すことで,これらが一次従属であることが分かる。

証明終

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