ヘッドハンターズおすすめ4作品を聴いて極上のグルーヴに酔いしれよう♪
ハービー・ハンコックの名盤『Head Hunters』から独立したヘッドハンターズのおすすめ4作品をご紹介します。
鉄壁のリズム隊が織りなす極上のグルーヴに酔いしれよう♪ ジャズファンク期のハービー・ハンコックのおすすめアルバム6選‼ ヘッドハンターズの独立「ハービーのアルバム『Head Hunters』における”Watermelon Man”のアフリカンなアレンジはハービーではなく自分達他の参加ミュージシャンだった!」とのことでした。
僕の個人的な考えでも独立1作目となる『Survival Of The Fittest』は、ハービー抜きだからこそよりファンクが強調されて名作になったんだと思います。
The Headhunters – 『Survival Of The Fittest』01.God Make Me Funky 02.Mugic 03.Here And Now 04.Daffy’s Dance 05.v 06.If You’ve Got It, You’ll Get It
アルバムの内容残念ながらこれ以降のアルバムはどれもこの『Survival Of The Fittest』の出来に遠く及びません。
しかし逆に言うと、この『Survival Of The Fittest』はハービーの『Head Hunters』と並んでも遜色ないような歴史的名盤のひとつに仕上がっています。
デビュー作の1曲目にしてヘッドハンターズの代表曲となった”God Make Me Funky”のドラムのイントロから始まるブラックバードのワウギターを聴けば、本作にはハービーの鍵盤が必要なかったことがわかります。(※ベニー・モウピンが曲によってはピアノを弾いているので完全に鍵盤なしではありません。)
この”God Make Me Funky”には歌詞もあるのですが、歌っているのはポール・ジャクソンになります。
先ほどハービーの『Head Hunters』での”Watermelon Man”のアフリカンなアレンジは、ハービー以外のメンバーで作り出したとポール・ジャクソンが語っていましたが、この曲”Mugic”はその路線をヘッドハンターズというバンドで証明して見せた曲だと言えます。
次の3曲目”Here And Now”も狂喜乱舞のファンク絵巻が始まります!。
最後の6曲目”If You’ve Got It, You’ll Get It”は、イントロから様々な民族楽器が登場します。
The Headhunters – 『Straight From The Gate』01.Straight From The Gate 02.Mayonnaise 03.Ms. Wum Yum 04.Don’t Kill Your Feelings 05.Descending Azzizziuh (The Beginning Of A Dream) 06.I Remember I Made You Crazy 07.Pork Soda 08.Dreams 09.Silhouette
アルバムの内容1977年にリリースされたヘッドハンターズの2作目『Straight From The Gate』には、新たにポール・ポティアンのキーボードが参加しています。
しかも1曲目の”Straight From The Gate”から前作に合ったような激しいアフロ・ファンクではなく、キャッチーな歌ものファンクに変わっています。
フュージョン・ロックな”Mayonnaise”や、AOR的歌もの曲”Ms. Wum Yum”に、ブレッカー・ブラザーズ風ファスト・ファンク曲”Descending Azzizziuh (The Beginning Of A Dream)”と”Pork Soda、とろけるようなバラード曲”Dreams””等、前作以上に多彩な楽曲が収録されてはいますが、「結局尾このバンドで何がやりたかったの?」と疑問に感じてしまいます。
The Headhunters – 『Return Of The Headhunters』01.Funk Hunter 02.Skank It 03.Watch Your Back 04.Frankie And Kevin 05.Premonition 06.Tip Toe 07.Two But Not Two 08.PP Head 09.Kwanzaa 10.6/8 – 7/8
アルバムの内容ハービーの『Head Hunters』のジャケットでデザインされていたあのマスク姿のヘッドハンターズ達が、UFOから地上に降り立ったというコミカルなイラストや、全体的にポップにデザインされた本作は、2作目『Straight From The Gate』以降自然消滅していたヘッドハンターズの復活作になります。
しかし復活作となったこの『Return Of The Headhunters』は、まるでハービーが1994年にリリースした『Dis Is Da Drum』に似ている気がしないでもないです。
もはやヘッドハンターズとしての原型は残っていませんが、それでもエンディアとトレが参加した3曲目”Watch Your Back”は、今の時代聴いてもオシャレなアシッド・ジャズ系の楽曲です。
ヘッドハンターズの復活作ではありますが、1作目の『Survival Of The Fittest』のような熱い展開は諦めて、流行りのアシッド・ジャズ/ジャジー・ヒップホップ物として聴きましょう。
The Headhunters – 『Evolution Revolution』01.Hindewhu For You 02.Slick It 03.God Made Me Funky 04.Headhunting 05.BPM 06.Everything 07.Loft Funk 08.On The Shore Of Amore 09.Take No Prizzonerz 10.Gotta Be Strong 11.Woody Shaw 12.Fonkyfried (If The Bluenotes Don’t Gitcha) 13.Martell On The Rocks 14.Nutcracker 15.Yekola 16.Evolution Revolution
アルバムの内容本作の”God Made Me Funky”の再演バージョンには、当時パパ・グロウズ・ファンクで活動していた山岸潤史さんがギターで参加していたりします。
前作『Return Of The Headhunters』で目立っていたヒップホップの要素は消え、ブレイクビーツからパパグロ的現代風ニューオーリンズ・ファンクやコンテンポラリーなジャズ系に変化しています。
『Survival Of The Fittest』のような熱さや統一感はなく、様々なゲストを迎え入れ色んな楽曲に挑戦してみた!といった雰囲気のアルバムです。
僕としてはまだ流行りのアシッド・ジャズ/ジャジー・ヒップホップをやっていた『Return Of The Headhunters』の方が、やろうとしているテーマは感じられたので好きだったりします。
以上、【ヘッドハンターズおすすめ4作品を聴いて極上のグルーヴに酔いしれよう♪】でした。
何はともあれヘッドハンターズをこの記事で初めて知ったという方は、まずは『Survival Of The Fittest』を聴いてください!
僕としてはヘッドハンターズというバンドは、『Survival Of The Fittest』の路線を貫き通して欲しかったと思います。
でも他のアルバムも「ヘッドハンターズらしさ」が失われているだけで、楽曲の質が良くないわけでも演奏がダメなわけでもありませんので、『Survival Of The Fittest』を聴いてから他の作品にもチャレンジしてみて下さい。
他に関連するお勧め記事 ザ・ヘッドハンターズの一員マイク・クラークが“プレスクリプション・リニューアル”名義で行ったライヴ盤『Live At the Fox Theatre』を聴こう♪ ハリケーン・カトリーナからの復興を支援したライヴ企画盤『Wade In The Water』を聴こう♪ V.S.O.P.クィンテット誕生のきっかけとなったハービー・ハンコックの『ニューポートの追想』を聴こう♪※このブログに掲載しているイラストや写真、テキスト等の無断引用・無断借用・無断転載・無断使用は固くお断りしております。ご利用はご遠慮ください。