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【蝉の声の俳句 40選】中学生向け!!季語を含んだおすすめ俳句作品を紹介!

蝉(蟬、せみ)は夏の季語。私の住む近くでも鳴いていますが、それ程たくさんはいません。油蝉、みんみん、熊蝉、朝蝉、夜蝉、蝉時雨など同じ。セミ科の昆虫の総称。梅雨が明ければ、色々な蝉の声が聞こえる。鎌倉に行ったとき、シャーシャーと熊蝉が鳴いていた

やがて死ぬけしきは見えず蝉の声 芭蕉 pic.twitter.com/tiuN8aaDlh

— 夢郎(ぼうろう) (@FrTaxz) August 5, 2019

今回は、みなさんにぴったりの 「蝉の声」に関するオススメ俳句 を30句紹介いたします。

有名俳句だけではなく、一般の方が作った作品まで紹介していくよ!ぜひ最後まで読んでね!
  • 1 「蝉の声」に関する有名俳句集【15選】
  • 2 「蝉の声」に関する俳句作品集【25選】
  • 3 こちらの記事もおすすめ!

「蝉の声」に関する有名俳句集【15選】

ここでは、 季語「蝉の声」を使ったオススメ有名俳句 を紹介していきます。

それぞれどんな蝉の鳴き声を聞いて詠まれたのかな?と想像しながら読むと面白いよ!

【NO.1】松尾芭蕉

『 閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 』

声がしみ入るはずがない”岩”と、あたり一面に響きわたる蝉の声のうるささで山の”静けさ”を表現している、有名すぎる作品ですね。

【NO.2】松尾芭蕉

『 撞鐘も(どうしょうも) ひびくやうなり 蝉の声 』

同じ芭蕉の句なのですが、こちらは蝉の声を大きな撞鐘=”つりがね”を使って強調しています。前の俳句と対照的なのが面白いところです。

【NO.3】松尾芭蕉

『 やがて死ぬ けしきは見えず 蝉の声 』

地上に現れてから2週間ほどと言われている蝉の命を元気な声を聞きながら感じている無常さを表しています。

【NO.4】与謝蕪村

『 半日の 閑を榎や(かんをえのきや) せみの声 』

「半日の閑(はんじつのかん)」を5と7に分けて読ませる語呂と空気感がいいですね。暇ができてホッとしたからこそ榎にくっついて鳴いているせみの声に気づけたのでしょうか。

【NO.5】原石鼎(はらせきてい)

『 青空や 今日はじめての 蝉の声 』

暑い夏の眩しい青空にせみの声のBGM。誰しもが持っている夏のイメージそのものですね。

【NO.6】加藤曉台(かとうきょうたい)

『 薄雲の 山路をすます せみの声 』

耳をすまして聞いているということは遠くから聞こえている蝉の声でしょうか。

【NO.7】星野立子

『 捕らわれし 蝉の鳴声 突然に 』

捕らわれる瞬間の蝉の鳴き声、みんなは聞いたことがあるでしょうか?蝉によっても違うと思いますが、確かに独特の声がしますね。短い命、できればすぐに逃がして欲しいところです。

【NO.8】高井几董(たかいきとう)

『 かげろひし 雲又去て 蝉の声 』

この現象、本当にありますね。蝉はなぜ暗くなると鳴かなくなるのでしょうか…?

【NO.9】中村草田男

『 山頂の 丘や上なき 蝉の声 』

山に登って山頂で達成感とともに聞いた蝉の声に何を感じたのでしょうか。

【NO.10】室生犀星(むろうさいせい)

『 ふるさとや 松の苔づく 蝉のこゑ 』

ふるさと「や」で思いを馳せているのでしょう。蝉の鳴き声よりも苔づいた松の方が強く目に浮かんできます。

【NO.11】加賀千代女

『 松風も をのがのにして 蝉の声 』

松の間に吹く風もかき消すようにセミが鳴いています。風すらセミのものになる、という表現が面白い一句です。風に乗って遠くからでも届く蝉の声の大きさを感じさせます。

【NO.12】正岡子規

『 名も知らぬ 大木多し 蝉の声 』

大木が並んでいることから、どこかの神社などの森が思い浮かびます。どこかの大木に止まっているセミが鳴いているのが聞こえてくるような一句です。どの木に止まっている蝉が鳴いているのか探してみたくなります。

【NO.13】日野草城

『 人間の 声をつらぬき 蝉のこえ 』

セミの鳴き声がうるさくて、人間の声がかき消されてしまっています。「声をつらぬき」という表現が急に鳴き始めたセミの様子を伺わせる句です。蝉の大合唱が聞こえてくるような表現です。

【NO.14】小林一茶

『 今しがた 此の世に出し 蝉の声 』

セミは 7 年地中で生活した後に地上に出てくると言われています。「このセミはきっと今地上に出てきたのだろう」と考えている面白い一句です。羽化して始めての鳴き声に聞き入っています。

【NO.15】山口誓子

『 瀬に沁みて 奈良までとどく 蝉のこえ 』

奈良へと続く川の上流で詠まれた一句です。まるで水にしみ込むように鳴くセミの声に感嘆しています。川に乗って蝉の声は下流の奈良へと到達するのでしょう。

「蝉の声」に関する俳句作品集【25選】

ここからは、 一般の方が詠んだ俳句作品 を紹介していきます。

上手な俳句がたくさんそろっているのでぜひ参考にしてみてね!

【No.1】

蝉の声 風と一緒に 部屋の中 』

閉めていた窓を開けると同時に、大きな蝉の声が「ミーン」と入ってきた瞬間ですね。臨場感のある句です。

【No.2】

夏運ぶ 季節の音(ね)かな 蝉の声 』

暑さを実感するよりも先に蝉の声で「あー夏が来たなー」と感じる気持ち、よくわかります。

【No.3】

蝉の声 聞こえた日から 夏到来 』

前の句と同じ感覚を詠んだものなのですが、人によってこのように表現が変わるのも面白いですね。

【No.4】

初夏の朝 蝉の声聞き 目が覚める 』

これもシーズン到来の合図としての蝉の声を表現しています。すばらしい句です。

【No.5】

カナカナの 蝉の声聞く 日暮れかな 』

確かにヒグラシの声が聞こえ始めるのは夕方涼しくなってからの日暮れどきです。

【No.6】

山の中 止むと寂しや 蝉の声 』

薄暗い山の中で蝉の大合唱がパタッと鳴き止んだら「何?何かあったの?」と思ってしまいますね。

【No.7】

樹を変えて 新しき音 蝉の声 』

蝉が樹を移ったのがわかったのですね。移った木を気に入ってテンションが上がったのでしょうか。

【No.8】

蝉の声 響きわたるよ 山を越え 』

たくさんの蝉の大合唱は遠くの山まで響き渡っていきそうですね。

【No.9】

墓参り ご先祖様かな 蝉の声 』

お墓で蝉の声を聞いてそう感じたのはきっと側にご先祖様の魂が戻ってきておられたからに違いないですね。

【No.10】

朝起こす 母より早い 蝉の声 』

夏の朝は明るくなるのも早いですね。蝉もかなりの早起きです。

【No.11】

電柱や ビルの壁にも 蝉の声 』

都会でも意外と蝉は多いです。しかし、たまたま木の少ない場所に飛んで行ってしまった蝉は人工物にとまるしかないのですね。

【No.12】

青空に 楽譜いらずの 蝉の声 』

きっとセミたちが大合唱していることでしょう。

【No.13】

蝉の声 朝晩ひんやり 変化なり 』

少し涼しくなってきてミンミンゼミがツクツクホウシに変わったころでしょうか。

【No.14】

朝練や 蝉の声より 元気よく 』

朝練をしている人が詠んだのか、している人たちを見ている人が詠んだのかで見えてくる景色が変わってきます。

【No.15】

蝉の声 野球中継 盛り上げる 』

高校野球でしょうか。中継の向こうから蝉の声が聞こえていると確かに盛り上げているように思えます。

【No.16】

説教に 耳栓がわりの 蝉の声 』

神妙な顔をして大人しく聞いていたのは蝉の声でしょうか?ユーモアのある一句ですね。

【No.17】

蝉の声 言葉途切れる 初デート 』

初々しい場面でお邪魔な声を出していたのは、きっと一番うるさいクマゼミです。

【No.18】

帰り道 友の声と 蝉の声 』

夏は友達と帰りながらのおしゃべりは蝉の声より大きくないと伝わりませんね。

【No.19】

せみの声 ひびいて空が 丸くなる 』

せみの声が聞こえるということは穏やかな天気であるということなのです。その優しい天気にも丸い感じがするのかもしれません。

【No.20】

せみの声 鳴って彼女は 旅立った 』

「彼女」はお付き合いしている方でしょうか。旅立っていった先も気になる少し寂しさを感じる一句です。

【No.21】

『 多重奏 ひろがる空へ 蝉の声

多くのセミが鳴いている様子を詠んだ句です。広い空に吸い込まれるように多重奏となって鳴き声が響いています。どこで鳴いているのかわからないほどの大合唱です。

【No.22】

『 夏草や 今夏最初の 蝉の声

夏草が生い茂り、セミの声がして夏が来た、という感覚を詠んだ一句です。セミが鳴き始めるといよいよ夏の盛りであるという気分になります。セミの鳴き声を聞くだけで暑さを感じる人も多いことでしょう。

【No.23】

『 蝉の声 畳に猫が 昼寝する

外で鳴くセミと、室内の畳の上で昼寝をする猫を対比しています。かなりの音量で鳴くセミにもお構い無しなところに、自由な猫の様子が表れている一句です。響く蝉の声を無視して眠る猫の気ままさを詠んでいます。

【No.24】

『 夏疲れ 頭の中も 蝉の声

「夏疲れ」とは夏バテのことです。暑さで参っているところに、聞こえないはずのセミの声がまだ聞こえる気がすると困っています。ゆっくりと休んで夏バテを治したいところです。

【No.25】

『 蝉の声 夕日が沈み さあ休憩

セミは夜に鳴くことはあまりありません。日没と共にセミにも休憩の時間がやってくるという面白い一句です。ヒグラシは夕方でも鳴きますが、まだ季節ではないのでしょう。 夏の間中どこからでも聞こえてくる蝉の声はみんなにも使いやすい季語だよ!ぜひ俳句作りにチャレンジしてみてね!

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