3分で簡単「木星型惑星」どんな惑星?特徴は?科学館職員がわかりやすく解説
木星型惑星は地球よりも直径が4倍以上、質量が10倍以上の大きな惑星です。また衛星が多く、複数の環を持っています。惑星の中心は難揮発性の物質でできており、その周囲を液体又は気体の水素やヘリウムが取り巻いているのです。もともと木星・土星・天王星、海王星が木星型惑星に分類されていましたが、惑星探査が進んで天王星と海王星がメタンやアンモニアを含む氷や液体の水からできていることが判明しました。そのため、木星型惑星というくくりからさらに木星型惑星(巨大ガス惑星・ガスジャイアント)と天王星型惑星(巨大氷惑星・アイスジャイアント)に分類されることとなったのです。
ガスは金属などに比べると密度が小さく軽いですね。そのためガスでできている木星型惑星は大きさの割にずっと軽く惑星の密度も小さいのが特徴です。
最大の惑星、木星英語ではジュピターと呼ばれる木星。由来はギリシャ神話の絶対神、ゼウスです。木星は水素とヘリウムでできています。太陽系最大の惑星で3本の環を持っていること、大赤斑という巨大な渦があることが特徴です。さらに木星には79個(2018年現在)も衛星(惑星などの天体の周りを公転する天体)があります。
木星の衛星といえばイオ、エウロパなどが知られていますね。木星の衛星の多くは自転方向と逆の公転軌道を持つ逆行衛星となっています。太陽系最大の衛星は木星のガニメデで、なんと水星よりも半径が大きいのです。しかし、質量は水星の半分以下と軽さしかありません。
美しさNO.1 土星地球の9倍もの大きさの半径がある土星。しかし密度は地球の1割強しかないとても軽い惑星です。土星の内部は鉄やニッケルですが、その周囲には圧縮されて金属のような性質を持った水素が覆っています。そのほかに液体水素やヘリウムが土星を取り巻いているのです。
土星と言えば美しいリングが特徴ですね。土星の環のほとんどが氷のかけらです。初めて土星の輪を観測したのはかの有名なガリレオ・ガリレイでした。