自動運転レベル3(条件付運転自動化)の定義とは?展開企業・車種は?
同レポートでは、レベル3(条件付運転自動化)について「ADS (自動運転システム)が、所定の/通常の操作においてすべての DDT (動的運転タスク)を ODD(運行設計領域/限定領域) において持続的に実行。この際、フォールバックの準備ができている利用者は、他の車両システムにおける DDT 実行に関連するシステム故障だけでなく,ADSが出した介入の要求を受け入れ、適切に応答することが期待される」としている。
睡眠は厳禁、スマホ操作などは可能に■トヨタ(日本):レベル3は当面見送り?
出典:Flickr / DennisM2 (CC0 1.0 : Public Domain)トヨタの市販車に搭載されている運転支援システムは、予防安全機能をパッケージ化した「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が中心で、レーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシストによるレベル2相当の運転支援を実現している。
過去には、レベル3以上を見据えた技術として、自動車専用道路における自動運転「Highway Teammate(ハイウェイチームメイト)」、一般道路における自動運転「Urban Teammate(アーバンチームメイト)」の開発を進めていたが、現在は音沙汰がない。
■日産(日本):2027年度に次世代プロパイロットを市場化
2025年4月の発表では、次世代の運転支援技術(ProPILOT)を2027年度から市販車に搭載するとしている。英WayveのWayve AI Driverと次世代LiDARを活用した日産のGround Truth Perception技術により構成され、最先端の衝突回避能力を備えた運転支援技術の新しい基準を確立するとしている。
■ホンダ(日本):2021年3月に世界初のレベル3搭載車両を発売
ホンダが発売したレベル3乗用車「新型LEGEND」=出典:ホンダプレスリリースホンダは2020年11月、高速道路渋滞時にレベル3走行を可能とする「トラフィックジャムパイロット」の型式指定を国土交通省から取得した。このトラフィックジャムパイロットを、LEGENDに搭載される「Honda SENSING Elite」の一機能として実装した
その後は沈黙を続けているが、2025年にハンズオフ運転を可能とする「Honda SENSING 360+(プラス)」の実装を開始するなど、着々と技術開発を続けているようだ。Eliteについても、2020年代後半にさらに進化させた自動運転車両の技術確立を目指しているという。
■アウディ(ドイツ):2017年にレベル3搭載「A8」を発表したものの・・・
Audi A8=アウディ社プレスリリースフォルクスワーゲン(VW)グループのアウディは2017年、世界に先駆けて自動運転レベル3を搭載可能な量販車「Audi A8」を発売した。自動運転機能「Audi AIトラフィックジャムパイロット」は、時速60キロ以下の高速道路、つまり渋滞時の高速道路という限られた環境下で自律走行できるシステムだ。
■BMW(ドイツ):レベル3搭載のBMW7シリーズを展開へ
出典:BMWプレスリリース2024年春には、新型「7シリーズ」にレベル3システム「BMW Personal Pilot L3」をオプション設定し、ドイツ国内で販売を開始した。価格は税込6,000ユーロ(約94万円)とされている。
■メルセデス(ドイツ):レベル3の有料オプションを展開
出典:メルセデス公式プレスリリースまた、ドイツ国内では、ドイツ連邦自動車交通局からDRIVE PILOTの最高速度を時速95キロに引き上げる承認を受け、2025年中に実装すると発表している。現行レベル3としては世界最速で、既存のDRIVE PILOT搭載車は無料アップデートが可能で、新たにDRIVE PILOTを設定する場合も価格(5,950ユーロ/約93万円~)は据え置くとしている。
■フォルクスワーゲン(ドイツ):子会社CARIADとボッシュがレベル3開発
■ボルボ・カーズ(スウェーデン):自動運転分野で迷走中?
■テスラ(アメリカ):汎用性高いレベル2+で先行
EV世界最大手に成りあがった米テスラは、「FSD(Full Self Driving)」により一般道路を含む広範囲でのハンズオフ運転を実現している。レベル2+技術では世界最高峰と言える。
■Stellantis(本社オランダ):「STLA AutoDrive 1.0」発表
ステランティスは2025年2月、ハンズオフ運転やアイズオフ運転を可能とする「STLA AutoDrive 1.0」を発表した。走行可能な国・エリアなどは公表されていないが、最高時速 95 キロに対応するという。
一方、2025年8月のロイターの記事によると、高額なコストや技術的課題、消費者需要を巡る懸念から、STLA AutoDrive 1.0の実用化を棚上げする方針であることが報じられている。
■中国勢:レベル3実証本格化、2026年にも正式解禁か
2024年6月時点で、NIO(上海蔚来汽車)、BYD(比亜迪)、長安汽車、GAC(広州汽車集団)、SAIC(上海汽車集団)、BAIC BluePark、FAW Group(第一汽車集団)、SAIC Hongyan(上海依維柯紅岩)、Yutong Bus(宇通客車)の9社が走行ライセンスを取得したようだ。
■韓国:当初計画は延期、2025年時点で動きなく
■日本における政策動向は?
■国際標準化の動向は?
■自動運転レベル3実現までに抱えている課題とは?
■【まとめ】実用性増すレベル3、市場で存在感高まる?
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