安全靴の手入れ、保管、点検及び交換
安全靴は,使用および保管に際して次の事項に注意して下さい。 ① 甲被や表底が著しく損傷した安全靴は,速やかに交換すること。 ② 衝撃,圧迫を受けた安全靴および足甲プロテクタは,外観のいかんにかか わらず速やかに交換すること。 ③ 着脱式足甲プロテクタは,安全靴の先しんの後端にプロテクタ本体が3mm 以上重なるように取り付けること。 ④ 表底が発泡ポリウレタンの場合は,熱や溶剤,酸,アルカリ性薬品などに よって溶解,分解をおこすことがあるので注意すること。 なお,溶剤などの薬品が付着した場合は,速やかにふき取ること。 ⑤ 表底が発泡ポリウレタンの場合は,加水分解性があるので,高温多湿,直 射日光を避け風通しの良い日陰で乾燥させておくこと。 JIS T 8101 (安全靴)では,前記事項を含む注意事項は,靴に「取扱説明書」と して添付するかまたは包装材(個装箱など)に表示することに規定されています ので,確認しましょう。
点検と交換の目安安全靴は,始業時に異常がないかの点検をしましょう。 また,長期間使用していない安全靴を使用する場合には,靴底を曲げてひび割 れなどの劣化がないか確認しましょう。
安全靴は作業環境によって耐久期間に大きな差が生じますので,安全靴の交換 の目安は,外観状態によって判断することになります。 安全靴の外観状態による交換の目安としては,次のとおりです。 ① 甲革に著しい傷や破れが発生したもの ② 先端部の甲革が破れて,先しんが露出したもの ③ 甲革と靴底部の接合部分の革が破れているもの ④ 靴底の剥がれがあるもの ⑤ 靴底が割れたもの ⑥ 靴底の摩耗が著しいもの(底意匠がなくなっているもの) この他に安全靴のつま先部に重量物が乗ったり,つま先部が重量物の落下で衝 撃を受けたような場合,外観的に変形が認められなくても先しんの強度が低下し ている可能性がありますので,交換しましょう。
靴と足と健康
歩行の効果歩くことは、身体全体の全ての部分が連動する全身運動です。 呼吸する事により心肺機能が向上し、酸素を取り込んだ血液が、脳細胞を浄化して、頭が爽快な気分になります。 足の筋肉を使うことにより大脳への刺激反射も良化し、認知症に予防になります。 歩行することにより、肥満の防止になります。
足の構造 フィッティングポイントを知る 爪先の余裕歩行時は足が靴の中で前後に動くので、つま先に余裕がないと指がぶつかります。靴の形によって異なりますが、余裕の目安はおよそ1~1.5cm。 また、指の上にも少し隙間が必要。指が押さえつけられると、指の関節上面に「たこ」ができ、指の間に「魚の目」ができ、爪や骨が変形する恐れがあります。 靴の幅は、親指と小指が側面から圧迫されず、若干、触れている程度が良好です。
靴の幅と足の曲がる位置 土踏まづがフィット くるぶしが履き口にフット かかと、アキレス腱への圧迫*保護具グッツについては下記の文献に更に詳細な内容が記載されています。
参考文献:
1.保護具ハンドブック 社団法人 日本保安用品協会編 2.知っておきたい保護具のはなし 田中 茂 著