飛行機オタクによる乗り物&旅行&島blog
福岡空港拠点の(理系大学生僧侶あらため)ただの僧侶。2019年にJGC修行 飛行機の他乗り物好き 飛行機オタクの先駆者となりたい。最近は島多め。
福岡空港大改革!2本目の滑走路はいつ完成するのか?完成したらどう変わるのか?
福岡空港は常時混雑しているので2本目の滑走路の建設予定があるというのを知っている人は多いと思います。
そこで今回は、 福岡空港の2本目の滑走路建設とこれからどうなっていくのかを誰にでも分かるように解説していこうと思います。
福岡空港の現在方向
長さ×幅 (m )
表面
これを見てもなかなか意味がわからないと思いますが、 ポイントは2,800mという長さです。これは大きな空港にしては短めです。
B747やA380などの4発機が定期就航するためには少なくとも3,000mは必要です。
特にA380に関しては4,000mないと定期就航しないことが多いです。
空港年間乗降客数について(平成30年統計)順位
空港名
国内線
国際線
合計
上位5位までを見てみると、福岡空港以外の空港は全て2本以上の滑走路を有しています。 それでも混雑しているのに、福岡空港はそれをたった1本で運用しているんです。
さらに言えば、 福岡空港はこの中で 運用時間が一番短い ので、実は数字で見る以上に過密ダイヤが組まれているんです。
2本目の並行滑走路の建設の概要簡単に言えば 2024年に現滑走路2,800mから210m離れたところに2本目の並行滑走路2,500mが新設されます。
2本目の滑走路ということを考えれば2,500mというのは妥当です。ちなみに羽田や成田も2本目、3本目の滑走路は2,500mです。
滑走路の間隔が210mというのは結構短いです。これについては後述します。
2本の独立使用は不可能2本を独立して使用する(オープンパラレル)、すなわち同時進入・同時出発の事ですが、これには1500mほど間隔が必要なので福岡空港の210mという間隔ではとてもじゃないけどできません。(これをクロースパラレルという)
ちなみにクロースパラレルだと滑走路1本の時と比べて発着数が大体1.5倍ほどになると言われています。
もしこの通りになれば、先ほどのランキングから分かるように年間乗降客数が2位の成田空港に肉薄します。
2本あるとどのくらい変わるのか現在の羽田空港が国内線49路線、国際線43路線の合わせて102路線なのでかなり難しいように感じてしまいますが…
また国際線を3.7倍に拡大したとすると羽田、関空の国際線年間乗降客数を超えることになります。これもほぼ不可能のような気がします…
どのような滑走路・誘導路の運用になるのか滑走路の2本目が完成したら運用方法がどうなるのか気になるところです。
ここでは同じような並行滑走路を有している空港がどのように運用しているのかを参考にしながら予想してみましょう。
他空港の例 ①成田空港成田空港ではA滑走路(長い方4,000m)の9割が離陸、着陸はA滑走路(4,000m):B滑走路(2,500m)=4:6で運用されています。(※基本的に旅客機は着陸より離陸の方が滑走路の長さを必要とします。)
また国内線と国際線ではターミナルは分かれていないこと、滑走路がオープンパラレルである事が福岡空港と異なるポイントとなります。
他空港の例 ②新千歳空港新千歳空港の場合は、同じ長さ(3,000m)の並行滑走路がクロースパラレルで存在しています。国内線と国際線のターミナルはほぼ同じ場所にあります。
他空港の例 ③羽田空港羽田空港と福岡空港の共通点は国内線ターミナルと国際線ターミナルが遠いところにあるという点です。
この場合は、それぞれのターミナルから近い方の滑走路を使っています。 (この場合長さは考慮せずとも大丈夫です。)
他空港の例 ④伊丹空港伊丹空港はクロース・パラレルの長短2本の滑走路を有しています。
A滑走路(14L/32R):1,828 m×45 m
B滑走路(14R/32L):3,000 m×60 m (南東側32LにILS設置)
となっていて2本の滑走路は、航空機の性能によって使い分けています。ボーイング777やボーイング767、ボーイング787など中・大型機は、長いB滑走路(14R/32L)で離着陸します。
これらから判断すると…①〜③をまとめると、
・長い方の滑走路を離陸用、短い方を着陸用
・長い方の滑走路を大型機、短い方を小型機
・ILSがある方がメインの利用
・ターミナルに近い方の滑走路で離着陸(地上走行が短くなるように)
・クロースパラレル
・国内線ターミナル側に2,800m滑走路
・国際線ターミナル側に2,500m滑走路
です。 結論から言うと、 基本は国内線が2,800m滑走路、国際線が2,500m滑走路を利用するような運用になるのではないかと思います。
理由は適当ですが、福岡空港はいくら改装工事で誘導路が増えたとはいえ、まだまだ足りていないので離着陸で分けてしまうと誘導路で混雑が起こってしまうと思ったからです。
また長さもほとんど同じですし、福岡空港は国際線長距離便がほとんど飛んでいないので2,500mでも十分離着陸できると考えました。
しかし完全に国内線、国際線で分けてしまうと2,800m滑走路の方の負担が大きくなってしまいますので2,500m滑走路の方でも国内線が離着陸する事も頻発すると思います。
ターミナルもまだ改装中2019年の春に地下鉄からチェックインカウンターへのアクセスが良くなったのは知っている人は多いと思いますが、 実はまだ改装工事は終わっていません。
現状の福岡空港の展望台はガラス越しだし狭く使い勝手が悪いですが、今度の改装で広々とした緑溢れる展望台になるようです。
30年後の福岡空港はすごいことになっているらしいこれは現在の羽田空港に匹敵します。なかなか難しいですが、福岡空港にはこれから仁川をしのぐアジアのハブ空港になってほしいと思います。
まとめ〜参考文献〜
福岡-東京の移動手段は数多ありますが、一番朝早く着くルートは… 皆さんは北九州空港って何のためにあるの?と思った事はありま… 今回は訳あってチェジュ航空を利用して釜山から福岡に帰ってき… 羽田空港発着数はもうだいぶ昔から飽和状態にあります。 そこで… 福岡空港といえば、JGC回数修行の聖地であったり、また9月1日に… キチキチのプロフィール福岡空港拠点の理系大学生僧侶。飛行機の他乗り物好き 飛行機オタクの先駆者となりたい 2021年8月現在は大学院生やってます。 情勢が良くなれば旅行再開します! 2025.1追記。最近ぼちぼち投稿を再開。九州の島をメインで投稿していきます。