. 10以上の方法・曲例あり!】どんなキーへでも転調できる!! | KHUFRUDAMO NOTES – Official Web Site
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転調 やり方【10以上の方法・曲例あり!】どんなキーへでも転調できる!!

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作曲で転調したいけど、どうすればいいか分からない…!」人のために

10数種類転調のやり方 ・考え方 をまとめました。

  1. はじめに
        1. その他:注意事項
            1. “ドミナント機能を持つコード”の探し方
              1. ヨルシカ – 雨とカプチーノ
                1. 冨田ラボ – アタタカイ雨 feat. 田中拡邦
                  1. Aimer – 蝶々結び
                  2. 嵐 – Love so sweet
                      1. UVERworld – Fight For Liberty
                      2. aiko – 青空
                      3. ツミキ – ヒウマノイドズヒウマニズム
                          1. 田中昌之 – 仮面ライダークウガ!
                          2. Dream Theater – Beyond This Life
                              1. 修二と彰 – 青春アミーゴ
                              2. Official髭男dism – Cry Baby
                                  1. KHUFRUDAMO NOTES – NEXUS
                                  2. Linked Horizon – 紅蓮の弓矢
                                    1. 米津玄師 – Pale Blue
                                        1. バルーン – メーベル
                                        2. Tempalay – 大東京万博
                                        3. BTS – Dynamite
                                        4. YOASOBI – 夜に駆ける
                                        5. millennium parade – FAMILIA
                                            1. LiSA – 炎
                                            2. どうぶつビスケッツ×PPP – ようこそジャパリパークへ
                                            3. 坂本真綾 – プラチナ
                                              1. LiSA-白銀
                                                  1. majiko – エスカルゴ
                                                  2. 菅野祐悟 – il vento d’oro
                                                      1. Travis Scott – SICKO MODE ft. Drake
                                                      2. Mattias ‘IA’ Eklundh – The Road Less Traveled
                                                          1. 田中秀和 – 花ハ踊レヤいろはにほ
                                                              1. Klang Ruler – タイミング 〜Timing〜 (Cover)

                                                              はじめに

                                                              転調先のバリエーションを知りたい方は、こちらの記事↓をご覧ください。

                                                              転調 まとめ 【全12種類・参考曲 30曲以上!】ヒット曲にかかる魔法を分析!!

                                                              「米津玄師」、「Official髭男dism」、「King Gnu」、「 ずっと真夜中でいいのに。」など、人気アーティストが曲中で使っている作曲の魔法「転調」をまとめてみました。分類したものを見るとヒット曲の秘密や、転調の法則など意外な発見があるかもしれません…。

                                                              khufrudamonotes.com

                                                              簡単に 「転調の間隔」が調べられるウェブアプリ ↓と…

                                                              転調の間隔・調の関係を調べる O-TO【音楽理論ウェブアプリ】 「転調の間隔」を調べられるアプリです。指定したキーがどんな関係性か簡単に分かります。旋法(モード)にも対応しています。 o-to.khufrudamonotes.com

                                                              この記事の内容を解説する動画を作成しました。

                                                              その他:注意事項

                                                              紹介する参考曲は、公式の楽譜を確認していません。大半は 僕の耳で「多分こうなっているだろう」と推測・解釈したものです。もしかしたら間違っている可能性もあるので、ご了承ください。

                                                              ※僕は短調のダイアトニックコードも、その平行調の長調のディグリーで考えています。たとえば、CメジャーキーでもAマイナーキーでも、AmコードはⅥmとしています。

                                                              ①転調する直前にドミナント機能を持つコードを置く

                                                              転調前に、 ドミナントの機能を持つコード を鳴らす 発想です。

                                                              “ドミナント機能を持つコード”の探し方

                                                              ドミナント機能を持つコード“を探すためには、五度圏↓を使うと便利です。

                                                              一番基本的な“ドミナント機能を持つコード”は、解決したい和音のルートから “ 時計回りに1つ進んだ位置にある音 をルートにしたドミナント・セブンコード “ になります。

                                                              たとえば、Cへ解決するコードを探したい場合は、Cから時計回りに一つ進んだ場所を見ればいいので…

                                                              Cへ解決するドミナント機能を持つコードは、” G7 ※”ですね。

                                                              ※ここではオーソドックスなドミナント・セブンコード(Ⅴ7)で話を進めます。7thの音の省略などはお好みで。むしろ、実際の曲(特に最近のポップス)ではⅤ7ではなく、Ⅳ/Ⅴの方が登場回数が多い気がします。

                                                              も”ドミナント機能を持つコード“として使えます。

                                                              つまり、(転調先から見て) Ⅴ7 、 Ⅲ7 、 ♭Ⅱ7 、 ♭Ⅶ7 です。

                                                              これらのコードをまとめてドミナントアクシスと呼んだりもできます。

                                                              より深く知りたい人は「中心軸システム」あたりで調べてみてください。

                                                              もちろん、前後の流れを考えて更にツーファイブ(Ⅱm7→Ⅴ7→Ⅰ)や、Vsus4→VみたいにしてもOKですし、Ⅳm/Ⅴみたいな代理コードに変形してもOKです。

                                                              コード進行のテキストを移調する O-TO【音楽理論ウェブアプリ】 コード進行のテキストを移調するアプリです。入力したコード進行のテキストを「12キー全て(3種類の異名同音キー含む)」と「ディグリー・ネーム」へ変換できます。 o-to.khufrudamonotes.com

                                                              代理コードに関しては、別途詳しくまとめた記事↓があるので良ければどうぞ

                                                              【代理コードの考え方】アッパー・ストラクチャー・トライアド(UST)やハイブリッド・コードを理解しよう 「代理コード」と「アッパー・ストラクチャー・トライアド(UST)」と「ハイブリッド・コード」をまとめて解説! khufrudamonotes.com

                                                              そして、この転調前に ドミナントの機能を持つコードを 鳴らす発想 には

                                                              ①転調後のキーから考える

                                                              ②転調前のキーから考える

                                                              適当

                                                              この 3つ の視点があります。

                                                              ①転調後のキーから考える

                                                              転調する直前に、行きたい場所に解決する” ドミナント機能を持つコード “を置く。

                                                              たとえば、Cメジャーキーへ転調したい場合、

                                                              こんな感じで、直前に” G7 “(及びその代理コード類)を鳴らせばOKです。

                                                              ヨルシカ – 雨とカプチーノ

                                                              サビでG#マイナーキー(#×5)からD#マイナーキー(#×6)へ#+1の転調をしています。

                                                              転調する直前「 さぁ 」の部分で、 D#マイナーキー(#×6)へのドミナント機能を持つ” A#7 “(転調後から見て Ⅲ7 )が鳴っています。

                                                              ②転調前のキーから考える

                                                              次は、転調する前のキーの視点で考えます。…といっても、基本的な流れは一緒です。

                                                              転調先のキーのことは考えずに、今いるキーのドミナントコードを転調前に置きます。

                                                              たとえば、今度は転調前のキーCメジャーキーとしましょう。…この場合、”G7“を転調前に置けばOKです。

                                                              そして、こちらも同じくドミナントの部分を代理コードや、ツーファイブに変形してOKです。

                                                              冨田ラボ – アタタカイ雨 feat. 田中拡邦

                                                              イントロはBメジャーキー(#×5)で始まり、AメロでA♭メジャーキー(♭×4)へ#+3の転調しています。

                                                              F#sus4 → F# (本来はBへのドミナント) → A♭

                                                              F# の次に、B(トニック)に行く…と見せかけてA♭メジャーキーへ行っています。

                                                              だから、転調する前のキーのドミナントを転調前に置いても大丈夫です。

                                                              ①と②の合体

                                                              ①と②を合わせた発想の転調も考えられます。

                                                              Aimer – 蝶々結び

                                                              この曲は、サビでCメジャーキー(#・♭×0)から、F#マイナーキー(#×3)へ#+3の転調をします。

                                                              …をーーーこめてーーー はねは 大きくーー

                                                              Gsus4 → G → C# ー転調→ F#m7

                                                              GCメジャーキーのドミナント、 C#F#マイナーキーのドミナントです。

                                                              だから、連結して使うのもOKです。

                                                              Love so sweetも、このパターンで解釈できますね。

                                                              嵐 – Love so sweet 【無かったことにされた転調】嵐 ARASHI - Love so sweet : Reborn【感想・楽曲分析】

                                                              嵐の『Love so sweet : Reborn』を聴いたので、感想を書きます。※注意:僕は嵐のガチファンではありません。的外れなことを言っていたらごめんなさい。Rebornシリーズこの曲に限らず、去年の終わりごろから嵐は「Rebornシ.

                                                              khufrudamonotes.com ③ぶっちゃけ、適当にドミナントコードを置くだけでいい

                                                              適当にドミナント機能を持つコードを転調前に置くだけでいい」とも考えられます。

                                                              そもそも、①と②の発想を組み合わせた時点で、かなりの選択肢がありましたね。

                                                              それに加えて、キーのトニック以外のコードへ解決するドミナント・セブンコードも考えてみましょう。

                                                              セカンダリー・ドミナント 」ってやつです。

                                                              たとえば、Cメジャーキーダイアトニックコードを見てみましょう。

                                                              まず、”C“へ解決するドミナント・セブンコードは”G7“(Ⅴ7)、裏コードは”D♭7“(♭Ⅱ7)でしたね。

                                                              五度圏を見ながら、さっきの要領でセカンダリー・ドミナントを考えると

                                                              Dm“へは ”A7“、裏コードは”E♭7“ (Ⅵ7,♭Ⅲ7)“Em“へは ”B7“、裏コードは”F7“ (Ⅶ7,Ⅳ7)“F“へは ”C7“、裏コードは”G♭7“ (Ⅰ7,♭Ⅴ7)“G“へは ”D7“、裏コードは”A♭7“ (Ⅱ7,♭Ⅵ7)“Am“へは ”E7“、裏コードは”B♭7“ (Ⅲ7,♭Ⅶ7)

                                                              (※通常、Bm(♭5)(Ⅶm(♭5))へのセカンダリー・ドミナントは想定されません。)

                                                              12個のドミナント・セブンコードが全て網羅されている と。

                                                              したがって、ドミナント機能を持つコードを転調前に適当に置くだけで、使用者が意識しなくても何らかの「 Cメジャーキーへ行く理屈 」はつくわけです。笑

                                                              (さらに、ドミナント・セブンコードを代理コードにしてもOKです。)

                                                              もちろん、他のキーでも同じです。

                                                              つまり、前後の流れを考えなければ(むしろ「考えれば」?) ドミナント機能を持つコードを鳴らしておけば、その後どこへ転調しても大丈夫 です。

                                                              コード/スケール名を逆引き検索 O-TO【音楽理論ウェブアプリ】 選んだ構成音に対応するコード・ネームやスケール名を検索できるアプリです。コードの特徴など、詳細情報も確認できます。 o-to.khufrudamonotes.com

                                                              ②Phrase modulation(フレーズ モジュレーション)

                                                              フレーズ・モジュレーションは、転調前のフレーズが一旦、元のキーのケーデンスで終わり、次のフレーズが移動先のキーで始まる転調です。

                                                              つまり、「転調前に一旦、トニック(主和音)に戻ったら、その後はどこにでも行き放題だよ~!」ってことです。

                                                              こんな感じで「起立!礼!…して一区切りした後はどこでも行ってOK!」みたいな。笑

                                                              UVERworld – Fight For Liberty

                                                              Cマイナーキー(♭×3)から、サビでE♭マイナーキー(♭×6)へ♭+3の転調するこの曲。

                                                              サビ前の「生きるという全ての answer 」で、 Cm (トニック)に解決してから転調します。

                                                              aiko – 青空

                                                              最初はF#メジャーキー(#×6)で曲が始まります。

                                                              そして、Aメロの最後「…知ってしまったん” “」で F# (トニック)に解決します。

                                                              その直後に、半音上のGメジャーキー(#×1)へ♭+5の転調をして間奏に入ります。

                                                              ツミキ – ヒウマノイドズヒウマニズム

                                                              Aメロ最後の「 何処 だ だ だ 」の部分のピッチが B♭ (転調前のトニック)です。

                                                              そして、BメロでB♭マイナーキー(♭×5)からC#マイナーキー(#×4)♭+3の転調をします。

                                                              ③Common-chord modulation(コモン コード モジュレーション)

                                                              Diatonic-pivot-chord modulation(ダイアトニック ピボット コード モジュレーション)とも。

                                                              近親調であれば、転調前と転調後のダイアトニックコードに共通する和音があります。

                                                              コモン・コード・モジュレーションは、その共通する和音( ピボット・コード )を足掛かりに転調する方法です。

                                                              このように両キーに共通する和音を使えば、スムーズに転調できるわけです。

                                                              田中昌之 – 仮面ライダークウガ!

                                                              AメロがAマイナーキー(#・♭×0)、BメロでEマイナーキー(#×1)に#+1の転調をします。

                                                              転調して最初に鳴るEmコードは、Aマイナーキーにも共通するダイアトニックコードなので違和感が少ないですよね。

                                                              基本的にピボット・コードを使った転調はダイアトニックコード内で共通する和音を考えます。

                                                              Dream Theater – Beyond This Life

                                                              2:26あたりで、G#マイナーキー(#×5)から最も離れたDマイナーキー(♭×1)へ転調しています。(#・♭+6の転調)

                                                              五度圏の対極にある最も離れたキー同士なので、ダイアトニックコードのみで考えると”共通する和音は1つも無い“です。笑

                                                              A sad close to a broken love affair

                                                              C#m → E → E♭ → F → E♭/G → A/C# ー転調→ Dm

                                                              Ⅱm → Ⅳ → Ⅲ → #Ⅳ → Ⅲ/#Ⅴ → ♭Ⅶ/Ⅱ ー転調→ ♭Ⅲm

                                                              #Ⅴm → Ⅶ → ♭Ⅶ → Ⅰ → ♭Ⅶ/Ⅱ → Ⅲ/#Ⅴ ー転調→ Ⅵm

                                                              色々な工夫がされているコード進行ですが、ポイントは E♭ だと思います。

                                                              ドミナント・アクシス(Ⅴ7、Ⅲ7、♭Ⅱ7、♭Ⅶ7)視点を取り入れると E♭メジャーコード は、G#であり、Dm♭Ⅶで、どちらのキーに対してもドミナント機能を持つ和音です。

                                                              ④Common-tone modulation(コモン トーン モジュレーション)

                                                              コモン・トーン・モジュレーションは、転調の前後で メロディが同じ音 を鳴らしている転調です。

                                                              修二と彰 – 青春アミーゴ

                                                              サビでGマイナーキー(♭×2)から半音上のG#マイナーキー(#×5)へ♭+5の転調をします。

                                                              転調する前後の「電話が切れ た 」と「 SI 俺たちは」の音はどちらも D#/E♭ です。

                                                              移動ドで考えると「 D#/E♭ 」は転調前では「ファ」、転調後では「」にあたる音になります。

                                                              同じ「 D#/E♭ 」にも関わらず、かなり印象が変わりますね。

                                                              Official髭男dism – Cry Baby

                                                              サビでDマイナーキー(♭×1)からDメジャーキー(#×2)へ#+3の転調しています。

                                                              こちらも転調の前後の音が固定ドで見て同じです。

                                                              Official髭男dism – Cry Baby

                                                              移動ドで考えると「G」は転調前では「」、転調後では「ファ」にあたる音になります。

                                                              転調しまくり!『Official髭男dism - Cry Baby』の感想・楽曲分析【TVアニメ『東京リベンジャーズ』主題歌】 TVアニメ『東京リベンジャーズ』主題歌でもある『Official髭男dism - Cry Baby』の感想・楽曲分析です。 khufrudamonotes.com

                                                              ⑤Sequenz(ゼクエンツ)

                                                              ゼクエンツは、特定のモチーフの高さをズラしながら反復する手法です。

                                                              反復進行 とも呼ばれます。

                                                              スケール内の音に合わせてズラす場合と、スケール関係なくそのままズラす場合があります。

                                                              スケール関係なくズラすと、簡単に転調ができます。

                                                              KHUFRUDAMO NOTES – NEXUS

                                                              拙作。1:46あたりから、反復進行を使って2連続♭+3の転調をしています。

                                                              Eマイナーキー(#×1)→Gマイナーキー(♭×2)→B♭マイナーキー(♭×5)

                                                              「1曲の中で12キー全てに転調する曲」を作ってみた。【NEXUS】 普通は転調と言っても2、3個のキーを行き来するものがほとんどですが、この曲は「1曲中で12個全部を回ってやろう」というコンセプトの元で作曲しました。 khufrudamonotes.com Linked Horizon – 紅蓮の弓矢

                                                              Aメロ手前のコーラス部分で、反復進行を使った転調が行われています。

                                                              C#マイナーキー(#×4)→Eマイナーキー(#×1) →AメロでG#マイナーキー(#×5)へ※

                                                              平行和音(コンスタント・ストラクチャー)

                                                              たとえば、Cm→Em→Dm→F#mのように

                                                              同じ種類のコードをズラして連結する、ゼクエンツとほぼ同じ発想です。

                                                              米津玄師 – Pale Blue 採譜して分析した動画

                                                              Aメロに入るときに「♭+2の転調」をしています。

                                                              Aメロ冒頭の和音は「CMaj7」、直前の和音は「DMaj7」で、どちらもMaj7コードの響きになります。

                                                              巧みな転調!緻密な曲構成!『米津玄師 - Pale Blue』の感想・楽曲分析【TBS金曜ドラマ「​リコカツ」主題歌】 今回は、TBS金曜ドラマ「​リコカツ」主題歌 米津玄師さんの『Pale Blue』の楽曲分析をしていきたいと思います!残念だった部分についても正直にまとめました。 khufrudamonotes.com

                                                              ⑥Sequential modulation(シーケンシャル モジュレーション)

                                                              シーケンシャル・モジュレーションは、前述のゼクエンツとほぼ同じ発想です。

                                                              同じフレーズをそのままズラす手法で、よく “ラスサビ転調“ で使われます。

                                                              バルーン – メーベル

                                                              ラスサビで半音上のキー♭+5の転調をしています。

                                                              Cマイナーキー(♭×3)→C#マイナーキー(♯×4)

                                                              このようにラスサビは、半音上のキーへ転調(♭+5の転調)がよく使われます。

                                                              Tempalay – 大東京万博

                                                              ラスサビで半音上に転調と思いきや、半音下のキーへ転調(#+5の転調)パターン。

                                                              Dメジャーキー(#×2)→D♭メジャーキー(♭×5)

                                                              BTS – Dynamite

                                                              Eメジャーキー(#×4)→F#メジャーキー(#×6)

                                                              YOASOBI – 夜に駆ける

                                                              ラスサビで半音上に転調と思いきや、短3度上のキーへ転調(♭+3の転調)パターン。

                                                              Bマイナーキー(#×2)→Dマイナーキー(♭×1)

                                                              YOASOBI 転調する曲 分析 まとめ【『夜に駆ける』~『ツバメ』まで】 YOASOBI 楽曲の"転調の種類"と"転調する場所"の情報をまとめました。YOASOBIの曲によく使われる"転調の種類"とは!?(『夜に駆ける』~『ツバメ』まで) khufrudamonotes.com millennium parade – FAMILIA

                                                              ラスサビで半音上に転調と思いきや、長3度上のキーへ転調(#+4の転調)パターン。

                                                              D♭メジャーキー(♭×5)→Fメジャーキー(♭×1)

                                                              ⑦Parallel key modulation(パラレルキー モジュレーション)

                                                              パラレルキー・モジュレーションは、同主調を行き来する転調です。

                                                              ※”Parallel“は「平行」を意味します。しかし、”Parallel key“は「平行調」ではなく「同主調」です。(ややこしい)

                                                              同主調 は、同じ主音(トニック)を持つ関係の長調と短調です。

                                                              そして、この長調と短調を主に決定しているのは、ルート音から見て3度の音※です。

                                                              ※CメジャーキーとCマイナーキーの場合、EE♭の音

                                                              つまり、3度の音の使い方を工夫すると、同主調は比較的スムーズに行き来できます。

                                                              したがって、この方法が使えるのは基本的に#+3の転調♭+3の転調になります。

                                                              LiSA – 炎

                                                              17:23あたりからLiSAさんの『炎』での使われ方を、楽譜ありで解説しています。↑

                                                              転調しまくり!『LiSA - 炎』の感想・楽曲分析【『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌】 約5000文字の大ボリュームで、大ヒット映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌 LiSAさんの炎を徹底分析!! khufrudamonotes.com どうぶつビスケッツ×PPP – ようこそジャパリパークへ

                                                              Fメジャーキー(♭×1)から始まり、Aメロで並行調のFマイナーキー(♭×4)に♭+3の転調をし、BメロでまたFメジャーキー(♭×1)に#+3の転調で戻ります。

                                                              僕の耳が正しければ、Aメロ最初のキメは3度の音を抜いたF5(パワーコード)になっています。

                                                              つまり、メロディの「た か ら か に」の A♭の音 によってFマイナーキーを示唆しています。

                                                              坂本真綾 – プラチナ

                                                              Aメロの中で、Dメジャーキー(#×2)とDマイナーキー(♭×1)を行き来しています。

                                                              ちなみに、この曲はピポッド・コードゼクエンツを併用した発想と思われるBメロの転調も滑らかで美しいです。また、冒頭のサビと、Bメロ後のサビのキーが違う点にも注目です。

                                                              パラレルキー・モジュレーションの応用編

                                                              ちなみに、同主調の概念にモード(旋法)も含めると、さらに多彩な転調が可能です。

                                                              モード(旋法)を使った曲をまとめてみた。【モードについて解説】 モード(旋法)とは何かを解説。そして、主なモード(ドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、ロクリアンなど)を使った曲をまとめてみました。 khufrudamonotes.com LiSA-白銀

                                                              サビでD#マイナーキー(#×6)と、E♭ドリアンモード(♭×5)を行き来しています。

                                                              転調21回!?『LiSA - 白銀』の感想・楽曲分析【テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編 エンディングテーマ】 まさかの転調20回超え!?テレビアニメ「鬼滅の刃」無限列車編 エンディングテーマ、LiSAさんの『白銀(しろがね)』の感想と楽曲分析を書いていきたいと思います!! khufrudamonotes.com

                                                              ⑧ブレイク、ノイズ、ドラムフィルなどを入れる

                                                              非和声的な音で流れをぶった切った後は、どこへでも行き放題です。

                                                              majiko – エスカルゴ

                                                              サビでG#マイナーキー(#×5)からE♭マイナーキー(♭×6)へ#+1の転調

                                                              サビ転調前に一瞬、話し声っぽいサンプルが挿入されています。

                                                              このように音高が感じ取りづらい音で前後の流れを断ち切って転調する発想です。

                                                              菅野祐悟 – il vento d’oro

                                                              3:42あたりでノイズを鳴らしたセクションを挟んで、曲調をガラッと変えています。

                                                              ⑨何でもいい

                                                              正直、最終的には 転調前にどのコードを置くかとか 何でも良い んです。

                                                              Travis Scott – SICKO MODE ft. Drake

                                                              1:01あたりに、突如としてGマイナーキー(♭×2)から半音下のF#マイナーキー(#×3)へ#+5の転調をします。

                                                              ラップがDrakeからTravis Scottのパートに交代する部分とはいえ、キーもビートもガラリと変わっており、まるで違う曲になったようです。

                                                              Mattias ‘IA’ Eklundh – The Road Less Traveled

                                                              1:56あたりでGマイナーキー(♭×2)からいきなりB♭リディアン(♭×1)になり、そしてAマイナーキー(♯・♭×0)へ転調します。

                                                              ※一応、真面目に解釈すると、調号で見ると、Gマイナーキー(♭×2)→B♭リディアン(♭×1)→Aマイナーキー(♯・♭×0)となるので、#+1の転調を連続で行ったのではないかと考えられます。

                                                              また、Gマイナーキー(♭×2)→B♭リディアン(♭×1)の移動は、Gマイナーキー(♭×2)の平行調(B♭メジャーキー(♭×2))へ行くと見せかけて同じ主音のリディアンに行っているとも考えられそうです。

                                                              ⑩調性は濃淡でしかない。初めからそんなものは無い。

                                                              調性”自体が幻想だと思えば、我々を縛るものはもう何もありません。

                                                              ヨーロッパの民族音楽(クラシック)のシステムに骨の髄まで支配される必要は無いです。

                                                              最終的にはどんな手法もやってみていい感じだったらOK! ってことです。

                                                              その他:面白いアイデアの転調

                                                              ここで、更にひとつ面白い転調のアイディアを紹介したいと思います。

                                                              田中秀和 – 花ハ踊レヤいろはにほ

                                                              この曲の最初のサビ(0:01~)のキーは、A♭メジャー(♭×4)です。

                                                              一方、メインのサビ(0:51~)はE♭メジャーキー(♭×3)です。

                                                              つまり、メインのサビは最初サビに対して#+1の転調した格好です。

                                                              しかし、この曲が面白いのは 両方のサビのメロディが”固定ド “で同じ なのです。

                                                              答えは、 「このメロディが ペンタトニックスケール を使っており、 ペンタトニックスケールは、そのキーに対する属調や下属調と共通の構成音を持つから 」 です。

                                                              どちらのキーにも”ドレミソラ“の音が含まれていますよね。

                                                              つまり、「パーッとパーッと晴れやかに」の部分は

                                                              固定ド視点C→B♭→C→B♭→G→B♭→G→F→G移動ド A♭メジャーキー視点ミ→レ→ミ→レ→シ→レ→シ→ラ→シ移動ド E♭メジャーキー視点ラ→ソ→ラ→ソ→ミ→ソ→ミ→レ→ミ

                                                              この曲は、このペンタトニックスケールの性質を利用して、冒頭(Key=A♭)のサビメロディと、属調(Key=E♭)に転調した後のサビメロディ“ 固定ドで見て同じ “にしているわけです。

                                                              まとめ

                                                              しかし、解釈は一通りではないので、紹介したものが全てではありません。

                                                              また、紹介した「 転調のやり方 」は、

                                                              特定の視点に着目して転調を紹介しているに過ぎず、 どれも完全に独立した発想・方法 ではありません。

                                                              Klang Ruler – タイミング 〜Timing〜 (Cover)

                                                              こちらの楽曲は、サビでCマイナーキー(♭×3)からD#マイナーキー(#×6)へ♭+3の転調をしています。

                                                              転調前に話し声っぽいものが挿入されているので、「⑧ブレイク、ノイズ、ドラムフィルなどを入れる手法」が用いられていると言えます。

                                                              しかし、その直前のコードは、G(Ⅲ(転調前のキーのドミナント))です。

                                                              このように、色々な手法を組み合わせて転調のアイデアを考えてみてください!

                                                              そして、引き出しを増やすには 転調している曲の分析 をオススメします。

                                                              その際には、 「転調の間隔」が簡単に調べられるウェブアプリ や、

                                                              転調の間隔・調の関係を調べる O-TO【音楽理論ウェブアプリ】 「転調の間隔」を調べられるアプリです。指定したキーがどんな関係性か簡単に分かります。旋法(モード)にも対応しています。 o-to.khufrudamonotes.com 転調が多い曲・転調しまくる曲 まとめ【10回以上転調する曲も!!】 1曲の中でいっぱい転調する曲をまとめました。転調する曲が好きな方は必見です! khufrudamonotes.com

                                                              自分用にちょくちょく更新している「転調している曲」のSpotifyYouTubeプレイリスト

                                                              みんなで使える「転調している曲データベース」など公開しているので、活用してみてください。

                                                              【おかげ様で300曲超え!】みんなで使える「転調している曲」のデータベースを作りました! 「転調している曲」の情報をみんなで共有できるデータベースを作りました。是非作曲やDTMに活用してください。また、知っている「転調している曲」の情報があればみんなで共有しましょう!(๑˃̵ᴗ˂̵)و khufrudamonotes.com

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