サニーデイ・サービスの名曲ベスト10【Artist’s Best Songs】
2016年8月3日にリリースされたアルバム「DANCE TO YOU」の収録曲である。シティ・ポップの再評価とそれに影響を受けた若手バンドやアーティストの台頭が、なんとなく可視化されてきた年であった。アルバムからの先行シングル「苺畑でつかまえて」のミュージックビデオには新潟を拠点として活動するアイドルグループ、NegiccoのKaedeが出演していた(その後、サニーデイ・サービスはNegiccoが主催するライブイベント「NEGi FES」に出演したり、曽我部恵一はKaedeに「カエデの遠距離恋愛」を提供したりする)。ジャケットアートワークには大滝詠一「A LONG VACATION」なども手がけ、シティ・ポップ的なイメージも強い永井博のイラストが使われている。「ベン・ワットを聴いていた」などという曲も収録されたこのアルバムにあって、「セツナ」は永遠と一瞬との間にある距離やそれらの関係性についてついて意識させてくれる曲でもある。
8. NOW (1997)
7. 白い恋人 (1997)
6. 桜 super love (2016)
「DANCE TO YOU」の収録曲で、翌年に岡崎京子のイラストが使われたジャケットでシングル・カットもされた曲である。「きみがいないことは きみがいることだなぁ」という歌詞にあらわれているように、耐えることが難しい喪失感をどのように乗り越えていくかということが、春に桜が舞い散る美しいイメージと共に表現されている。深刻に落ち込んでいる魂を本格的に救う力を持った楽曲だと思う。
5. あじさい (1996)
4. 青春狂走曲 (1995)
3. 恋におちたら (1995)
2. サマー・ソルジャー (1996)
「愛と笑いの夜」からの先行シングルとしてリリースされた、いわゆるサマーアンセムなのだが、発売されたのは夏はもう終わってしまった1996年10月25日であった。日常における覚醒のようなものがテーマになっていて、「それから先は Hey hey hey…」というフレーズがあらわしているように、これは希望であり全肯定である、とも語られている。「モーニング・グローリー」ぐらいの頃のオアシスから、影響を受けていたようにも思える楽曲である。千歳烏山にあるBS&Tスタジオでレコーディングされたようだ。