. 29回(R3年)柔道整復師国家試験 解説【午前31~35】 - 国試オタク(柔道整復・鍼灸全問解説ブログ)
29回(R3年)柔道整復師国家試験 解説【午前31~35】 - 国試オタク(柔道整復・鍼灸全問解説ブログ)
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第29回(R3年)柔道整復師国家試験 解説【午前31~35】

アンカー(錨):はじめのアンカーは、テーピングを実施する範囲を規定する役割を持っています。最後のアンカーは、サポートとなるテープをしっかりと押さえるものです。 スターアップ:足首のみに使用され、踵の左右の動きを固定する目的で行います。縦方向にVの字や平行となるように、踵を経由して反対側の同じ高さまで巻きます。 ホースシュー:これも足首のみに使用され、足関節の横への動きを固定する目的で行います。足底と平行となるよう横方向にUの字に巻きます。(馬蹄形=ホースシュー) サーキュラー:リング状の巻き方をいいます。部位を一周一周切りながら、少しずらして貼っていきます。各部を圧迫する時や全体を最後に覆う時に使用します。(サーキュラーの連続版。続けて螺旋状に巻く方法をスパイラルといいます。) フィギュアエイト:8の字の形となるように巻く方法です。主に関節全体を固定する場合や伸展するのを防ぐ時に使用します。通常2回巻くようにします。 バスケットウェーブ:スターアップとホースシューを交互に行い編み込んで行くものです。 ヒールロック:踵を固定するために行うものです。内側・外側両方から脛に向かって貼っていきます。(左右のヒールロックを続けて巻く方法をアドバンスといいます) Xサポート:補強したい靭帯の上にXのテープの重なりの部分がくるように貼ります。Xサポートの数を増やすことで、固定力・サポート力を高めることができます。 縦方向のサポート:Xサポートと同様に靭帯の補強に使用されます。通常Xサポートと同時に使用され、補強したい靭帯の真上を通るように貼ります。 コンプレッション:膝の場合に使用し、膝頭をはずして、上下に迂回するように貼っていくものです。幅の広い伸縮テープを2本に切り分けて(スプリットテープ)、膝頭の上下から圧迫し固定します。

1.× 足関節の底背屈を制限するのは、「ヒールロック」ではなくホースシューである。 ヒールロックとは、踵を固定するために行うものである。内側・外側両方から脛に向かって貼っていく。ちなみに、左右のヒールロックを続けて巻く方法をアドバンスという。

2.〇 正しい。 スターアップは下腿内側からはじめ外側で終わる 。 スターアップとは、足首のみに使用され、踵の左右の動きを固定する目的で行う。縦方向にVの字や平行となるように、踵を経由して反対側の同じ高さまで巻く。

3.× フィギュアエイトは、「一定の圧」ではなく 不定の圧 で貼付する。 フィギュアエイトとは、足首の全体的なねじれの安定性を高めるテーピングであり、足首のコントロールタワーである距骨の前方へのズレを抑えることができる。8の字の形となるように巻く方法で、主に関節全体を固定する場合や伸展するのを防ぐ時に使用する。通常2回巻く。

4.× ホースシューは内返し・外返しを制限するのは、「ホースシュー」ではなく スターアップ である。 ホースシューとは、足首のみに使用され、足関節の横への動きを固定する目的で行う。足底と平行となるよう横方向にUの字に巻く。(馬蹄形=ホースシュー)

【足関節靭帯損傷の受傷原因】 足関節の内反や外反が強い外力でかかる捻挫が最も多い。 内反捻挫は、足関節外側靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯)が損傷される。 外反捻挫は、足関節内側靭帯(三角靭帯)が損傷される。

【頻度】 外反捻挫より内反捻挫が多い。 足関節外側靭帯(前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯)の中でも前距腓靭帯が多く損傷される。 なぜなら、足関節の可動域が、外反より内反の方が大きく、内反・底屈に過強制力がかかるため。

1.足尖まで 2.足MP関節手前まで 3.リスフラン関節手前まで 4.ショパール関節手前まで

答え. 2

下腿骨骨幹部骨折の介達外力

【固定】膝関節30~40度屈曲位で行う。ギプス固定は反張位に注意する。金属副子固定は腓骨頭周囲に綿花を当てる。固定は、大腿近位部から 足MP関節まで 行う。

1.× 足尖まで 足尖まで固定すると、必要以上の範囲が制限され、他の部位の機能低下を促す。

2.〇 正しい。 足MP関節手前まで が、下腿骨骨幹部骨折の固定範囲である。 固定は、大腿近位部から 足MP関節まで 行うことで、指の動きや換気を促せる。ちなみに、足MP関節とは、指の付け根(中足骨と趾骨間)の位置で屈曲する関節である。

3.× リスフラン関節手前まで リスフラン関節とは、足根中足関節ともいい、3つの楔状骨(内側・中間・外側楔状骨)—立方骨—中足骨で構成する関節のことである。

4.× ショパール関節手前まで ショパール関節とは、横足根関節ともいい、踵骨—距骨—舟状骨—立方骨の間の関節のことである。

1.うら・おもてがある。 2.両はしを尾という。 3.提肘のみに使用する。 4.結び目は頸部の正中を外す。

答え. 4

1.× うら・おもては、「ない」 三角巾は通常、均一な素材で作られているため。

2.× 両はしを「尾」ではなく 端や頂点 という(※画像参考)。

3.× 提肘のみに使用する わけではない 。 三角巾は、提肘(肘の固定)だけでなく、止血に必要な「圧迫」、創傷部を空気に触れないようにする 「被覆」、打撲や骨折箇所を安静に保つための「固定」に使われる。

4.〇 正しい。 結び目は頸部の正中を外す 。 なぜなら、結び目が頸部の正中にあると、長い時間の着用で痛みが出たり、不快感につながるため。

答え. 1

解説 1.〇 正しい。 亀甲帯 は、包帯の走行で8字を呈し交点がずれないように巻く。 8字帯(亀甲帯)ともいう。関節部を中心に8の字に交差させながら巻いていく方法。 屈曲・伸展がある程度可能なので、肘関節や膝関節、足関節などの被覆(保護)に用いる。

2.× 麦穂帯 麦穂帯(ばくすいたい)とは、手関節、足関節、股関節、肩といった屈曲する部位、下腿などの太さが一定でない部位に対して行われる方法である。8の字を描くように交差させながら巻く。関節部分をきれいに覆うことができるだけでなく、各関節の良肢位を保ったまま固定できる。

3.× 蛇行帯 蛇行帯(だこうたい)とは、骨折部位のギプスシャーレや副え木を固定するために用いられ、包帯を重ねず、等間隔を空けて巻く方法である。骨折や脱臼などの治療において一時的な固定を行う際に使用される。弾性包帯のような伸縮性のある包帯では、ギプスシャーレや副え木をしっかり固定することが難しいため、伸縮性が低い包帯が用いられる。

4.× 螺旋帯 螺旋帯(らせんたい)とは、包帯を1/2~1/3程度重ねながら、らせん状に巻く方法である。広範囲の保護・固定をする場合や、ガーゼの保護や副え木を固定する場合などに用いられる。

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