柿の手入れ、冬・春・夏・秋やるべきこと。剪定など
同じ葉の数の枝に4つの実をならせるより、1つの実をならせた方がより大きく、甘い果実になります。 最終的には1果実につき15枚の葉、目安としては枝1本に1果実が理想。 また、栽培暦にあるように、同じ果実の肥大でも、 前半(5~7月)は細胞分裂により細胞自体の数を決定し、 後半(8~11月)は決定した数の細胞を膨らませていきます。 つまり、摘果が早ければ早いほど、枝に残した実の細胞の数そのものが増えるので、より良い実を期待できますし、遅ければ遅いほど、その後いくら肥大してもそもそもの細胞の数が少ないために、肥大効果が薄いのです。
生理落果肥料が多すぎる・木が若すぎる: 植物全般の特性として、木が大きくなろうとする力が強いときは、花や実を落とす傾向があります。肥料が多すぎる場合や、若木のうちは、落果しやすくなります。 近くに畑や花壇はありませんか? その肥料を吸っているかもしれません。 日照不足・干ばつ: 梅雨時期の6~7月に生理落果(自然に落果すること)が多く見られませんか? 曇天続きで日照が不足すると、どうしても生理落果が起きやすくなります。 剪定をあまりしていなくて日陰だらけになっていれば、やはり同様の結果を招きます。 病害虫: 主にカキノヘタムシガ(通称ヘタムシ)とカメムシの食害によって落果します。 これらの害虫を防除するには、6月の農薬散布が最も効果的です。
夏肥(なつごえ)早期生理落果の危険性は、6月下旬にはぐっと下がります。間違っても夏肥の時期をこれより早めることはしないようにしましょう。7月上旬が適期です。 7月中旬~8月中旬の盛夏期の約ひと月に、柿は樹体内で来年の花芽を分化しています。この時期に実がたくさんついていたり、肥料や水が足りていなかったりすると、来年の花や実の数を極端に減らして樹勢回復につとめる「隔年結果」という現象につながります。 逆に実が全然ついていなかったり、葉ばかり茂って生理落果が多かったりする場合は、この時期の施肥は見送ってください。更に状況が悪化してしまいます。 施肥量は有機肥料8-8-8の場合で、およそ2キロ/1樹程度です。
夏終わり〜冬に入る前
8~11月の作業【果実肥大期~収穫】 病害虫防除この時期の主な仕事は病害虫防除になります。 特に近年爆発的な発生が見られるカメムシには非常に困らされます。 主な病気には落葉病や炭疽(たんそ)病があります。 最も重要な散布時期は6月。 次いで8月下旬になります。 ヘタムシやカメムシの飛来時期でもあり、病害虫が侵入しやすく雨の多い時期です。 この2回の薬剤散布だけは欠かさないようにすると、ぐっと収穫量が増加します。
秋肥(あきごえ)9月上旬頃の秋肥は、生理落果の心配はあまりありません。 この時期からは特にカリウムの補給をすることで玉の肥大がよくなります。 施肥量は、有機肥料8-8-8でおよそ2キロ/1樹となります。
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