劇団☆新感線『爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK』感想
『爆裂忠臣蔵』の前に、少し劇場の感想を。噂には聞いていたまつもと市民芸術館の評判の良さでしたが……評判通りとても良い劇場でした!これはちょっと気持ち悪めの感想ですが、良い劇場って良い匂いがするんですよ。私的に良い劇場だなと思った、博多座、阪急中ホールと同じタイプの劇場の匂いがしました。今回、1階の中央席というのもあって見やすさ抜群だったのもあるんですが、しっかり傾斜もあり基本的に前の人の頭が被ることが無いのが良かったです。椅子は、着ている服の材質によってはやや滑りやすいのが気になりましたが、お尻が痛くなることはなく座り心地も最適。音響も聞き取りにくいということは全くなかったです。また、劇場の入り口からロビーまでが一直線で、道幅も広いので、人ごみの不快感ゼロなのも良かったです。劇場全体の、曲線的なデザインもおしゃれで劇場空間も、特別な空気感もありました。
強きを挫き、弱きも挫く!さて『爆烈忠臣蔵』ですが、まぁ~~~これはすごかったですね。何がすごかったって、アラフィフとアラフォーが凄い体張って頑張ってる。すごいや、しかも年齢がなんだ!というポテンシャルの強さを感じる。どう見ても小娘のお破が小池栄子さんで、しかも「えっ?あの真ん中が小池さんで良いんだよね??」という化けようだったのも凄かったです。弾兵衛の「強きを挫き、弱きも挫く!」はこれから積極的に使っていきたい言葉なので、ここに残します。古田新太さんは「弾兵衛乱舞」の途中の歌詞が露骨に入ってなくてツボだったんですが、それを笑いとして成立させたり、登場時から出てくるだけでその場の空気が変わるオーラには驚かされました。すごいなあ、やはり歴戦の猛者たちを讃えなければならない。皆さん、長期公演&長めの上演時間になりますので、どうかお身体を大切になさってください。
戦国鍋とるひまが好きな人は見たほうがいい多分、新感線が打ち出したものが、戦国鍋やるひまに続いたと思うんだけど、あえてこの見出しを付ける。なぜなら、今年は年末のるひまが無いからね……!!るひまが無くて寂しい人たち、『爆裂忠臣蔵』を見よう。 もうとにかく、怒涛のパロディで腹を痛めました。桶狭間の怪人だったか、ちょっとパロディタイトルは忘れたんですが「小半時過ぎて桶狭間」を思いついた中島さんか、いのうえさんか、森さんは、ラッパーのセンスがある。橋本さとしさんがそんな『ラブ・ネバー・ダイ』をやっていたからってそんな!!右近健一さんが今川義元でクリスティーヌってそんなもうその通りじゃん!?意味わからなかったけど最高に面白かったな…… あとはもう二幕の「美少女博徒」ですかね。これには大歓喜。コスチュームアレンジがあまりにも良すぎませんか??普通にかわいかったんですが??そしてちょっと盛り上がりが落ち着いたタイミングで「バラ…!?」からの陣羽織仮面(早乙女太一)で意味わからないぐらい笑いました。 「弾兵衛乱舞」はカーテンコールでもう一回やったほうがいい。